アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

NHL/Ice Hockey

19歳だった頃から見てるJordan Staalは37歳の今も堂々のスター

NHL Stanley Cup Final第4戦。Carolina HurricanesのJordan Staalが今日2ゴールを加え、Final全4試合でゴール。決勝ゴールとなったStaalのゴールは身体の動く方向に逆らって反転して空中のパックに飛びついて決めたもの。Staalは37歳。ホッケーでは高齢で生き残る選手が他のメジャースポーツに比較して多いとはいえそれでもベテランのStaalのこの時点での活躍はあっぱれでしょう。

これは私が2008年に書いた記事です。その中でこんなことを書いてます。
「チームキャプテンのSidney Crosbyが二十歳。チームの得点トップのMalkinが21歳。この日ゴールを決めたJordan Staalが19歳。プレーオフで完全にトップGKとして全国に売ることになったMarc-Andre Fleuryが23歳。やたらとチームが若いのです。」このときがJordan Staalの初めてのStanley Cup Final出場。あれから18年後が今です。

当時のStaalはPenguinsのサードラインのセンターで、万能型のCrosby、華麗なテクニシャンのMalkinほどには目立たない存在でしたけど2人とともにPenguinsにとっては将来も残って一緒にチームの中心選手として活躍する期待が持てる選手でした。サイズが2人より大きいので体重差で相手守備陣にもたれて圧力かけずらせてという上位シフトと違う攻撃パターンで攻め、ペナルティキルでも活躍していたものでした。
Crosbyは現役。Malkinは今季で契約切れですが本人は現役続行を希望。2人ともPenguinsであれからずっとプレーできて幸せな現役生活ですが。Penguinsの編成からははずれたけれど廻り廻って元3番手のJordan Staalが今Stanley Cup Finalでキャプテン&エースの活躍でチームを2勝2敗に戻す躍動。CrosbyもMalkinも羨ましいんでは。

2勝2敗になったのでまだ先はわかりませんが、この先に特別な選手が出てこない限り、流れはVGKが勝てばMitch Marnerが、Hurricanesが勝てばJordan StaalがプレーオフMVP=Conn Smythe Trophyです。

今日の第4戦もVegas Golden KnightsとHurricanesの点の取り合いとなりエンタメ度高い。ピリオドの時間切れスレスレで突き刺さったVGKのゴールはビデオ判定で無効。第3戦でもビデオ判定でひっくり返り無効になったゴールがVGKには2本もありましたから、ゴールシーンは多いんですよね。

歴史的な展開となったStanley Cup Final第3戦

NHL Stanley Cup Final第3戦は場所をLas Vegasに変えての試合。試合前に行われる手回しサイレンを場内に響かせる役に先月のNFLドラフトで全体1位でLas Vegas Raidersに指名されたQB Fernando Mendozaが来ていて、嬉しそうにガンガンハンドルを回していました。あれってけっこう重いもののはずで、また一旦慣性がついたら変な手の離し方をすると手を打ってしまうと危ないような気がするんですけど。まだRaidersのためにワンプレーもしていないMendozaにその役をやらせてちょっと怖いような気もしました。フランチャイズの将来がかかってるその手なのですから。

1勝1敗で迎えたこの試合。第1戦も第2戦も試合開始すぐにゴールが入る展開だったのが今日は最初のゴールが入るまでがまずドラマに。第1Pは両軍無得点。
第2P開始すぐに地元Vegas Golden KnightsがCarolina Hurricanesのシフトチェンジの隙を突いてゴール。しかしこれにHurricanes側からビデオ判定要求があり、結果はオフサイドとされてノーゴール、0-0に戻る。

さらにその数分後にまたもVGKのゴールが決まるも、これにもCarolinaからゴーリー妨害だとチャレンジ。NHLのビデオ判定要求はチャレンジが失敗すると試合遅延の反則となるので他の競技よりもチャレンジするかの判断は慎重になる必要があるんですが、果敢に連続チャレンジ。結果はこれもゴーリー妨害が認められてノーゴール、0-0に。
ゴールシーンは連発したのでゴール決定機がないままで試合が膠着してるわけじゃないので、見てる分には面白いのですけど。

試合時間のちょうど真ん中の第2P10分からVGKが2連続ゴールでビデオ判定で失った得点を取り返す展開。Carolinaが堂々6人選手がプレーに出てのToo many menの反則でのVGKのパワープレーは即座にゴールとなって先制。
さらに試合再開になって16秒でMitch Marnerが後ろ向きで放ったショットがCarolinaのディフェンダーのスティックに当たってオウンゴール。一気に2-0。試合時間で言うと第2Pの前半10分間で4ゴール(2つは取消)と地元ファンにとってはエンタメ性の密度の高い流れに。

その後もVGKの攻勢が続いてゴールを襲い続けて14分過ぎに3ゴール目。17分にはMarnerのこの日3ゴール目(+1アシスト)が決まって4-0。この時点でMarnerの今プレーオフでの計28ポイント=移籍初年度の選手で最多、1ピリオドで4ポイントは1919年以来の記録、107年ぶり。ハットトリックを試合時間で6分10秒でFinalで達成したのも最速と記録づくめのパフォーマンス。

Carolinaは第2Pが終わる前に1ゴール返して試合の命脈をつなぎたいところが次々と加点されるだけでなく、VGKに試合され続け。
圧勝でVGKが2勝1敗、創設9シーズン目で2度目のStanley Cup優勝まであと2勝としました。Stanley Cup Finalにたどり着けないチームも多く、カナダ所在の7チームは1993年から優勝がないのに、歴史が10年にもならないVegas Golden Knightsが3度目のStanley Cup Final到達(1度優勝)、2度目の優勝も見えてきた。

アメスポのメジャースポーツでこれほどスムーズに勝てるチームになってしまったのは例がなく、特にカナダのファンの僻みもあってアンチVGKネット世論みたいなのもあるんですけど、最初のシーズンからすべてうまく回ってますもんね。拡張ドラフトでの目利き、誰を長期契約で残すかどうかの選択、そして今回はサイン&トレード8年契約で勝負を賭けて獲得したMarnerが移籍初年度でこの活躍です。

とか書いてる間に第3PにCarolina Hurricanesが3連続ゴール。4−3に。39秒で3ゴール。Final最速だそうです。おいおい。
4-0だったし、第3PにMarnerにペナルティショットが与えられて5-0になりそうな場面すらあったのが、急転回。もう終わってるかなと思っていたのに。

最終盤になってVGKの試合遅延が出てCarolinaのパワープレー、選手が入り乱れる混乱の中同点ゴールが決まって4-4。圧勝モードから延長戦へ。普段はプレーオフの延長戦を見るかどうかでぐだぐだ書いてますけど今夜は歴史的な展開の試合を見られているんですから文句なく付き合います。

最後はダブルOTでVGKがCarolinaのオウンゴールで勝利。第3Pの始めから入ったCarolinaの控えゴーリーのBrandon Bussiは2か月試合に出ていなかった選手ですが、冴えに冴えて先発ゴーリーを上回る44分プレー。上述のMarnerのペナルティショットを止めたのを含めてCarolinaを救った活躍でしたが、最後は自軍の選手がゴール裏から出したパックがBussiのスケートかかと付近に直撃、跳ね返って決勝ゴール。ホッケーはこういう運に近いものはつきもの。Carolinaは健闘むなしく、VGKは歴史的な大逆転負けを回避という結果になりました。ホッケー堪能。

上級ホッケーは戦術に意図が見えるからより良い

NHL Stanley Cup Final第1戦。初戦から平日の延長戦かもという展開でしたが、Vegas Golden Knightsが終盤の5ゴール目を守りきってVGK 5 - 4 Carolina Hurricanes。

事前の予習通りでHurricanesの方はマンディフェンス、VGKの方はゾーンディフェンスが基本戦術。それぞれ相手の基本ディフェンス破りを成功させて序盤からチャンス&ゴールの多い試合になりました。
試合開始25秒でホームのHurricanesが先制。速攻でVegasの出鼻をくじいて、その後も早い展開からのシュートを連発してVegasにゾーンでの堅守を築かせず2-0とリード。

その後はVGKのマンディフェンス攻略が冴えて逆転。5ゴールを決めたうち4本は一度Hurricanesゴールライン下までパックを押し込んでから折り返したのが4本。マンディフェンスっていうのは一度ゴール下にパックが下がってしまうと、自軍のゴーリーとゴールケージがマークマンをピックしてしまう羽目になってしまう場合が出る。それを意図的にVGKの方が狙って大量ゴールの結果なったのだとしたら次戦以降もHurricanesにとってはやっかいな攻めを編み出されたということになります。


今日の試合には元NFL New England Patiriots HC, 現カレッジでNorth Carolina TarheelsのHCで苦戦してるBill Belichickさんが観戦に来てました。コミッショナーのGary Bettmanとなにやら話し込んでました。ノース・カロライナ州にいるとメジャースポーツのビッグイベントというと、MLBはそもそも存在しないしNBA HornetsはとてもNBA Finalsに届くようなチームではない。本職のフットボールシーズンにかからずに近距離で行けるメジャーイベントってなるとこのStanley Cup Finalになったようです。
Belichickさんはカレッジで苦戦してます。このままカレッジで失敗してNFLには復帰できないままでキャリアを終えちゃったりするんでしょうか。いまちょうどカレッジフットボールはリクルートのシーズンのなんですけどNorth Carolinaからはあまり好選手が取れたとかいう話題は聞きません。

Memorial Day祝日の終わりにHarricanesが延長ゴールでシリーズリード

同時刻にやっていたNBA Knicks@Cavaliarsがあっさり30点差になったのでホッケー観戦に乗り換え。1勝1敗で迎えたNHL東カンファレンスCarolina Hurricanes@Montreal Canadiens第3戦。第3Pを迎えるところで2-2の同点。

大した意味はないのですが若干Canadiensを応援気味で観戦。バスケの方でNew York Knicksが1999年以来のFinals進出だ、その前は1994年だとか書きましたが、ホッケーを国技とするカナダのチームがStanley Cupを獲得したのは1993年のMontreal Canadiensの優勝が最後となってます。
7チームもカナダのチームがあるんでそのうち勝つだろうと思っていて毎年毎年過ぎてもう30年以上を過ぎてるんですよね。
2戦連続でCarolina Hurricanesが延長戦で2勝1敗へ。カナダの期待が後退。


ところで今日でMemorial Dayの連休が終わり。NBAとNHLのプレーオフの試合数が減ってくる時期で、モータースポーツの華Indy500も昨日ハナの差で史上最少差で終了。先週末は競馬のKentucky Darbyでしたしひとつアメスポカレンダーが前に進んだところ。

明日はFIFA 北米三カ国共催大会向けの米代表の選手の発表が予定されています。他のサッカー国は既にスクワッドを発表済みですが、米代表はここまで引っ張りました。混み合ったアメスポカレンダーと、米男子サッカー代表の選手たちの知名度を考えると他国ほど早く発表していても他のメニューが混み合っていて早めに発表しても即忘れられちゃうので本番の大会前の5/31の対セネガルとの親善試合直前まで代表メンバー発表を引っ張ったってことです。
これなら本番の初戦6月12日の対パラグアイ戦まで話題が持たせられるということでしょう。

連続7ゴールを食ってMontreal逆転敗戦、第7戦へ

NHL Stanley Cup Playoff二回戦、3勝2敗で一気に地元で突破を決めようかと鼻息の荒かったMontreal Canadiens。試合直後に地区1位Buffalo Sabresが先制したものの、その後3ショットが続けざまに決まってあっさり逆転、3-1とMontrealがリード。負ければ後がないBuffaloは早々にゴーリーを交代させて防戦へ。

今年のカナダのホッケーは五輪で男女及びパラリンピックで全て米国に敗戦して金メダルを逃し、NHLでも人気チームが次々と消えていき残ってるのはフランス語圏Montreal Canadiensだけとなってます。フランス語圏でもカナダはカナダ。それでも東カンファレンスまで勝ち上がればカナダのホッケーファンにも希望が残るこの試合だったのですが、しかしBuffaloのゴーリー変更後は一方的にBuffaloに試合の流れが変わってしまいました。

最終スコアはBuffalo 8-3 Canadiens。エンプティネットなどもあるんで最後の点差の大きさは良いとして、第1P終盤から第2Pまでで4連続ゴールを食って5-3と逆転されてもCanadiensは先発ゴーリーのJakub Dobesを交代させず。替えたのは第3P半ばに6-3と決定的になってから。早めのゴーリーの交代で完全に流れを変えたBuffaloと対称的な交代タイミングになっちゃいました。
Buffalo側は勝負どころの時間帯で反則も犯してましたがペナルティキルもがっちり。

これで第7戦は月曜日に@Buffaloで。もしBuffaloが勝てばNHLの各地区の1位が揃ってカンファレンス決勝に進むことに。一旦プレーオフに入ってしまえばレギュラーシーズンの成績はほとんどものを言わない傾向の強いNHLのプレーオフとしては珍しい展開と言えます。

個人的な勝手なことを言わせてもらうと月曜日はNBAの方で今季のプレーオフの最大の山場カードとも言えるSan Antonio Spurs@Oklahoma City Thunderの第1戦が始まるので、あまり重なって欲しくなく今日Montrealに勝ちきって欲しいなと見てたんですが、そう都合よくはいかず。二画面で観戦になりそうです。

18勝1敗は偶然ではない

NHL Stanley Cupプレーオフ。NHLのレギュラーシーズンとプレーオフはルールが異なり、プレーオフはサドンデスゴールが決まるまで無限に延長戦が続く仕組み。第3P終了時に製氷タイムも入るので決着が着く時刻が遅くなることがあります。20分の延長戦で決まらないとまた製氷タイムで、過去には1AM頃決着なんていう試合も何度か観戦したことがあります。

それで贔屓のチームとかシリーズ決着戦とかなにか特別な引きがないときは個人的な決め事で延長戦に入るところで観戦をやめちゃうことは多いです。まだ今二回戦だし、特に遅番の西海岸の試合は最初から見ないってこともしばしば。

昨夜のAnaheim Ducks@Vegas Golden Knights第5戦は遅番だし2勝2敗でシリーズ決着戦でもないし、通常のマイルールだと最初から見ないに該当しそうな試合でした。ただひとつ理由があって見ようかどうか迷いました。最終的には延長戦になってしまい観戦は途中放棄したのですが、ちょっとした興味の沸く試合でした。
同日開催だったNBAプレーオフのSpursの第5戦が完勝で観戦エネルギーに余裕があったのもありますが。

その理由というのはこうです。
Anaheim DucksのHCはJoel Quennevilleで、彼はChicago Blackhawks時代の3度のStanley Cup優勝の実績のあるHCです。
その彼の実績のひとつにプレーオフで2勝2敗となった後のそのシリーズを勝ち抜いた過去実績が18勝1敗という圧倒的であること。つまりシリーズの第5戦以降にやたら強い。同じ相手との連戦での途中で戦術変更に長けていると言って良いのだと思います。多少の勝ち越しではない。18勝1敗というのは偶然で出る数字ではなく、他のプレーオフに出てくるようなまともなチームのHCと相対してもはっきり戦術変更・調整に強いのだと。

そして昨夜の試合は2勝2敗で迎えた第5戦だったのでQuennevilleの手腕を見物しようかなという食指が動いて見始めたわけです。途中で離脱、延長戦の末Vegasが3-2で勝利してるのを朝になってから確認。
ホッケーは延長戦になったらあとはもう運の部分も多いんで紙一重だったんだなということで良いと思います。

これでQuennevilleは18勝2敗となる瀬戸際となりました。18勝2敗でもまだ勝率9割なんで凄いんですけど、第6戦以降にもう一粘りできるか。

史上最少SOGでMontreal勝ち上がり

NHLプレーオフ一回戦、7戦まで全ての試合が1点差で決着、そのうち4試合が延長戦となる激戦となったTampa Bay Lightning x Montreal Canadiensは、Canadiensが敵地での第7戦を2-1でとって二回戦への進出を決めてます。

Montrealが第1Pに先制。しかしその後は追うホームのTampa Bay Lightningが圧倒。Montrealは第2PはSOGゼロ。試合を通じてMontrealのSOGは9。長いNHLのプレーオフ史上、勝者のSOG9は史上最少でした。しかしLightningの攻めもあまり形にならず、押してるというほどの試合でもなかったです。

前戦の第6戦はLightningが敵地で延長戦を1-0で制したのですが、第6戦は点数が入らないものの両軍ともにチャンスが多くエンタメ性は高かった。その第6戦の0-0での延長戦がMontreal側の頭にあったのか1-0のリードを守り切ろうという意識になっちゃったんですかね。ホッケーでは40分以上も1ゴールを守り切るというのは戦術としてはありえないと思うんですけど。

先制ゴールは今シリーズゴールのなかったNick Suzukiのもの。相手ディフェンダーのスケートに当てて跳ね返ってのゴール。Lightningが1-1で追いついたのもラッキーバウンスで、試合としては第6戦の0-0の方がずっとおもしろい試合で、最終第7戦だから見てられたけど、という試合。消耗戦になったのでしかたないのか。

他のカードは既に二回戦も始まっており勝ち抜いたMontrealですが、地区トップシードのBuffalo Sabresは先に勝ち上がりを決めており、一回戦の疲れが気になるところです。カナダ勢ではMontrealだけが二回戦に進出。

Lightningの方は2連覇を含む3年連続Stanley Cup Final出場以降、4年連続一回戦敗退となりました。ただ昨年、一昨年は結果的に優勝したFlorida Panthersとの州内ライバル対決での一回戦敗戦だったので早めの敗退も許されるというところがありました。その前も当時期待の高かったToronto Maple Leafsに敗戦しての一回戦敗退、とLightningが極端に弱体化したという風には感じてなかったのですが、4年連続一回戦敗退となると、いろいろ言い訳を並べても一時代を築いたLightningも並のチームになっちゃったかなと認識した方が良いのでしょう。

Edmonton敗退 、Penguinsのトリオは見納めか

NHL Stanley Cup Playoffは一回戦が大詰め。西ではEdmonton Oilersが一回戦で敗退。NHLの現在のトップ選手であるConnor McDavidが早々とプレーオフから姿を消すことになりました。
昨季・その前年と2年連続でStanley Cup Finalに到達しながら優勝を逃したOilers & Connor McDavid。それが一転、今季は一回戦で敗退。

McDavidはまだ29歳。NHLはトッププレーヤーたちは30代の後半までトップクラスで戦える場合も多いのでMcDavidの優勝のチャンスが潰えたというわけではないでしょうが、他の長寿選手と異なりMcDavidの強みはスケーティングで他の選手を凌駕しているという部分が大きいので年齢を重ねることでの能力の低下は大きめになるかもしれない。

あと今年に関して言えばMcDavidは冬季五輪でカナダ代表として米代表に敗れて金メダルを逃したのもカナダ国内ファンから評判も悪く、そこにプレーオフで一回戦敗退が重なるとMcDavidは勝てない選手だ、的な批判が集まってしまいそう。スーパースター選手と言えどもホッケーという競技のゲーム性から言って1個人にチームの敗戦を帰すのは酷なんですけど、逆にもし勝ったらその栄誉と注目はMcDavidに集まるわけですから仕方ないか。


一方東カンファレンスではPittsburgh Penguinsが州内対決の一回戦で力尽きて敗戦してます。今季のプレーオフは始まる前から大都市圏のチーム・人気チームがプレーオフ進出に失敗していることは何度か書いています。それにさらにPenguinsもOilersもいなくなると二回戦以降がさらに地味になりそうです。

Penguinsは0勝3敗から盛り返して2勝4敗での敗退。健闘はしたということになりそうです。PenguinsのエースSidney Crosbyは五輪の最中にケガで途中欠場となり準決勝・決勝と出場できず銀メダル。NHLのシーズンに復帰も危ぶまれましたが、たぶんケガをおして出場して完走での敗退です。
PenguinsはそのCrosbyとEvgeni Malkin、Kris Letangの3名がPenguinsのチームメイトとして20年目のシーズンを完了。Crosby38歳、MalkinとLetangが39歳。契約ではMalkinが昨夜の敗退をもって契約満了。Letangがあと2年、Crosbyが1年残ってる。Malkinは今季後もプレーの意欲を持っていてトリオの継続の可能性は残りますが、あと1年延長契約したところで展望があるかどうか。

3人のチームメイトが同じチームでプレーした記録としては、アメスポではMLB New York YankeesのDerek Jeter、 Mariano Rivera、Jorge Posadaが17年間一緒にプレーしたのが最長でCrosby/Malkin/Letangは既にその記録は数年前に超えています。

CrosbyがNext Oneと呼ばれNHLの次世代のスーパースター候補としてNHLに入ってきた同時期にシャープシューターのMalkinとのダブルエースを組み、当時最強だったDetroit Red Wingsと激闘をしていた時期からもう20年。初期はこの3人に加えてゴーリーのMarc-André Fleuryを含めてコア4で魅力のあるチームだった。FleuryはVegas Golden Knightsの創設時に拡張ドラフトでプロテクトせず放出して解散になったんですけど、残りの3人はよくここまで潰れずに残りました。

Malkinが今季限りで引退か、移籍かで2人になると、Penguinsも来季はいよいよCrosbyのファイナル・シーズンモード、引退ツアーっぽくなりそうです。


NHLの二回戦の出場チームは決まったところでColorado Avalanche x Minnesota Wild、Anaheim Ducks、Philladelphia Flyers x Carolina Hurricanes。あとは東はBuffalo SabresとMontreal Canadiensがあと1勝で勝ち上がり。近年稀に見る地味な二回戦のラインナップになりそうです。NHLコミッショナーのGary Bettman、視聴率の数字を見るのが怖いのではないでしょうか。

Lightningが逆転勝ちで2勝2敗のタイへ

NHLプレーオフ一回戦の好カードTampa Bay Lightning@Montreal Canadiensの第4戦。試合前の時点で3試合とも延長戦になってのMotrealの2勝1敗。

第2Pに入ってMontrealが3分ほどの間に2連続ゴールで2-0とリード。3勝1敗になってしまうとリードした方の勝ち抜きがほぼ9割というのが近年のNHLの実績。その上今季のプレーオフでは2点差をつけられたチームが逆転勝ちしたのがたったの1試合しかない(Buffalo x Boston第1戦)一旦リードしたチームが勝ちを手放さない。Lightningとしては追い詰められた状況でした。


その苦しい状況の第2P中盤。アイス中央で強烈なボディチェックが決まってLightningの選手がMontrealの選手をぶっ倒した辺りから試合の風向きが変わって行きました。これは正面からぶっ倒したので反則にならず。その一発だけで試合の流れが変わったとは言いませんが、Lightning側の士気の高さは示した一発ではありました。

そこからは両軍の反則がかさみパワープレーの時間帯が増える。特に第3PにMontrealが反則を重ねて5人対3人の1分半となった場面がシリーズの分かれ目になりそうな展開へ。しかしここをMontrealが凌ぎきって地元ファンが喝采。

しかしパワープレーを耐えた1分強後にLightningのNikita KucherovのラインでBrandon Hagelのこの試合2ゴール目が決まってLightningが逆転に成功。

Montrealが最後に追い上げに賭ける時間帯になってKucherovの反則がとられて、Montrealの6人対4人の最後の勝負どころ。この最後の機会もそうですし、その一つ前にMontrealのパワープレーもそうですが、きれいなコンビネーションゴールを狙い過ぎなのかMontrealの選手たちがほとんどシュートを打てず。パック回しで時間がどんどん減って決定機を作れないままで敗戦。2勝2敗のタイ。Lightningが息を吹き返して次戦の第5戦はLightningのホームで。

最後のMontrealのあれは消極的と呼ぶべきなのかどうか。左に展開した今季100ポイントを達成した得点源のNick Suzukiにパックは何度も回るもたぶん一度も打てず、というか打たず。チームとして狙いはきっとあったのでしょうが、それにしてもあれだけの時間があってパックもあれだけ回ってきて一度も打たずは負けてしまうと、印象としては不甲斐ないとも見えてしまいます。

2勝2敗なのでアウェイの第5戦がどうなってももう一度ここホームアリーナに戻ってこれますが、Lightningに3連ゴール & 逆転勝ちを許してシリーズの趨勢は大きく変わったのは否定できない。Montrealの第5戦での覇気を感じる試合を期待します。
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