男子ラクロスの世界選手権が開催中。今ちょうどグループリーグが終了して決勝トーナメント部分が始まるところです。ラクロスは観戦スポーツとしてはマイナーではありますが一応米国内でプロリーグも形を変えつつ存続しておりTV放送枠も確保しているというまあまあの立ち位置。以前からときどき当ブログでも触れてきています。今大会の放映はESPN系列で米代表の主要試合はTV放送(ESPNU)、他の全試合がストリーミングのESPN+で見られるという形になっています。
この世界大会は毎回そうなのですが力量の差のばらつきが尋常でない30カ国以上(前回大会は46カ国)を一つの大会に組み込んで開催、その創意工夫と努力と熱意が感じられて私は好きです。
但し力の差が大きくて早々に大差になって勝負にならない試合が多いのもまた事実で実力拮抗カードを選んで見ないと初見で何だコレ状態にもなりえます。個人的には3大会前の英国開催の2010年大会から継続して見ているのでどのカードが好試合になりそうかの感覚はそれなりにあります。昨日A組の最後の試合でA組3位4位を争ったHaudenosaunee対オーストラリアが激戦となりこれは楽しめました。ラクロス観戦の能力が私にはないので技術的戦術的なことがなにも書けない良さを伝えられないのがもどかしいのですが。
今大会のグループリーグでは日本代表がB組で圧勝の連続で4戦全勝。決勝トーナメントでは一回戦のドイツ戦に勝てばA組3位のHaudenosauneeと二回戦=準々決勝で当たる山に入りました。日本代表の目標は4位以内、具体的にはHaudenosauneeまたはオーストラリアに準々決勝で勝つという意味です。健闘を期待します。
現在のラクロスの世界選手権の仕組みではA組に実力上位の5カ国が集うのですが、A組5カ国目のイングランドはA組でけちょんけちょんにされて大敗の連続のA組最下位となってます。
ルールは前回2018年大会とほぼ同じようです。五輪採用も念頭に試合の短縮化などを目指した時期もあったはずですがそちらへはルールは動かず。プロリーグで採用されているショットクロックも今大会も採用されず。よって大差の試合の最後は時間つぶしになってしまう傾向もあります。上位国の試合だけでもとか試合中の時間帯を限ってとかどういう形でかショットクロックがないとつらいかなという気はしました。
放映権を持つESPNですがESPN.comを見ると今大会の報道がまったくないようです。ジャンルとしては男子プロリーグであるPLLのページは存在するのですが世界選手権の報道はない。残念ながらスポーツ報道最大手のESPN.com視点では推すだけの魅力がないと見切られてしまった感じなのかもしれません。地味なのはそうなんでしょう。大会形式では常に意欲的に新しいものを試しているのにルールでは保守的っていうのも少し考えものかな、一考しないと外に向かってのアピールがきつくなる可能性を少々感じます。
この世界大会は毎回そうなのですが力量の差のばらつきが尋常でない30カ国以上(前回大会は46カ国)を一つの大会に組み込んで開催、その創意工夫と努力と熱意が感じられて私は好きです。
但し力の差が大きくて早々に大差になって勝負にならない試合が多いのもまた事実で実力拮抗カードを選んで見ないと初見で何だコレ状態にもなりえます。個人的には3大会前の英国開催の2010年大会から継続して見ているのでどのカードが好試合になりそうかの感覚はそれなりにあります。昨日A組の最後の試合でA組3位4位を争ったHaudenosaunee対オーストラリアが激戦となりこれは楽しめました。ラクロス観戦の能力が私にはないので技術的戦術的なことがなにも書けない良さを伝えられないのがもどかしいのですが。
今大会のグループリーグでは日本代表がB組で圧勝の連続で4戦全勝。決勝トーナメントでは一回戦のドイツ戦に勝てばA組3位のHaudenosauneeと二回戦=準々決勝で当たる山に入りました。日本代表の目標は4位以内、具体的にはHaudenosauneeまたはオーストラリアに準々決勝で勝つという意味です。健闘を期待します。
現在のラクロスの世界選手権の仕組みではA組に実力上位の5カ国が集うのですが、A組5カ国目のイングランドはA組でけちょんけちょんにされて大敗の連続のA組最下位となってます。
でこれがもし次回大会で日本とイングランドが入れ替わって日本がA組に行けるとやっぱり同じ目に遭いかねないんですよね。つまりは上位4チーム(米加豪Haudenosaunee)とその下の力の差が大きい。四強に迫れる次の国がもっと抵抗できるとおもしろくなるんですがなかなかそうはいっていなさそう。でそこの壁を破りたいというのが今回の日本代表の目標というわけです。なのでそれは日本代表にとっての躍進というだけでなくラクロスの世界レベルの底上げという意味で突破できれば時代が動くということになります。
四強にチャレンジしていくべき5位候補は日本イングランドに加えて新興のイスラエル(C組1位通過)とプエルトリコ(C組2位)あたりということになります。日本代表は2010年大会で4位に入ったのが最高成績ですがそのときはイロコイ(現Haudenosaunee)がパスポート問題で不参加だったためトップ4に食い込めたという事情でした。
最上位グループA組が今大会は5カ国構成で、前回大会では6カ国と大会の形式は常に揺れ動きながら各国の実力に合ったベストの大会形式模索しているという有機的な大会です。前回大会の最後5位決定戦での日本対イングランド戦で日本代表が7-0とリードしたところから大逆転負け(コメント欄)を喫したということがあって、当時は5位でも6位でも次回大会には関係ないのではと書いたのですが、今大会は最上位カテゴリが5カ国制となって前回大会の最後で日本は6位となったことでA組回避。それでB組に入って勝ちまくれたのですから士気には良いのでしょう。四強にチャレンジしていくべき5位候補は日本イングランドに加えて新興のイスラエル(C組1位通過)とプエルトリコ(C組2位)あたりということになります。日本代表は2010年大会で4位に入ったのが最高成績ですがそのときはイロコイ(現Haudenosaunee)がパスポート問題で不参加だったためトップ4に食い込めたという事情でした。
ルールは前回2018年大会とほぼ同じようです。五輪採用も念頭に試合の短縮化などを目指した時期もあったはずですがそちらへはルールは動かず。プロリーグで採用されているショットクロックも今大会も採用されず。よって大差の試合の最後は時間つぶしになってしまう傾向もあります。上位国の試合だけでもとか試合中の時間帯を限ってとかどういう形でかショットクロックがないとつらいかなという気はしました。
放映権を持つESPNですがESPN.comを見ると今大会の報道がまったくないようです。ジャンルとしては男子プロリーグであるPLLのページは存在するのですが世界選手権の報道はない。残念ながらスポーツ報道最大手のESPN.com視点では推すだけの魅力がないと見切られてしまった感じなのかもしれません。地味なのはそうなんでしょう。大会形式では常に意欲的に新しいものを試しているのにルールでは保守的っていうのも少し考えものかな、一考しないと外に向かってのアピールがきつくなる可能性を少々感じます。