アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

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イランがサッカーW杯不参加表明

3ヶ月後に迫った北米三国共催のW杯。アメリカがイランに攻撃をしかけて戦争が始まってしまったのをうけて、イラン側からW杯への不参加が表明されてます。ただまだ時間はあるし、今不参加を表明した政権がその時期まで体制を維持できない可能性もある。アメリカ側が望む新体制に入れ替わって参加という可能性はまだあるんでしょう。

アメリカの望んでいる体制というのは前国王パーレビの一族で後継をという話ですが、当時パーレビ政権が倒れたのは政権腐敗が国民に愛想尽かされたからとされていて、その一族が帰還してすぐにうまくいくのかどうかは存じません。が、それは当ブログのテーマではない。
もしアメリカ側が望む体制にスムーズに移行するならその景気づけでW杯でイランの選手団を受け入れる方向で話が進むのでしょう。

ただその場合も代表選手たちの心の中まではわからないですから実際に入国後や試合会場でなにが起こるかはわからないです。

イランはG組。試合予定は6月15日と6月21日にLos Angeles郊外SoFi Stadiumで連戦(ニュージーランド、ベルギー)。6月26日にNFL Seattle SeahawksのホームLumen Field、対エジプト戦。

今大会はグループリーグで敗退するチームより勝ち進むチームの方が多い仕組みなのでイランがノックアウトラウンドに進んだら?考えたくないのでできれば敗退して欲しいと主催者は思ってそうです。

D組のアメリカとイランが対戦する可能性はそれぞれグループを2位で通過した場合にAT&T Stadiumでノックアウトラウンド一回戦で出会うことになります。メンバーがしょぼ目のD組を米代表が1位通過できればイランに当たる可能性はない。


既に米国内では今回のイラン指導者の除去に対する反撃テロらしき銃撃事件もテキサス州で起こってますので米国内でのテロ活動も活発化する可能性は高いのでしょう。ことW杯の会場を厳戒態勢にするのはこの戦争があろうとなかろうとやるべきことだったのでそれは良いとして、他のもっと守りにくい場所の方が危ういでしょう。もう3月。World Baseball Classicがあって、March Madness、MLBの開幕も遠くない。NBA、NHL、NASCARはシーズン中。

どうでしょう、米代表チームが出場するWorld Baseball Classicは危ないのか危なくないのか。スケジュールを順調に消化できるようにWBCのほとんどの試合は屋内スタジアムなのでドローン攻撃には強いとは言えますが果たして。こんなタイミングでいきなりテロの可能性が高まっても守る方は既に準備している以上に警備をアップすることができるものか。

スタジアム厳戒とはこういうこと

メキシコが麻薬組織との武力闘争に入ってFIFA W杯の開催の不安材料となったということを書きました。こと試合会場をメキシコ国外に移すというのであればアメリカ側には多くのオフシーズンのNFLのスタジアムがありますからいくらでも引き受けられなくはない。

でもメキシコにとっては今年の機会を逃したらW杯の自国開催の機会なんて半世紀かかってもないかもしれないんで激しく抵抗するでしょう。ただFIFA側から見れば試合が直前に中止になるのは大損害なんでリスクが高まれば移動はありだろうし、少なくとも緊急避難プランは詳細に練られる段階に入ったと考えるべきでしょう。
殺害された首領の地元となるグアダラハラの試合はどうなるかわかったもんじゃないですが、メキシコとしては移動するにしても国内の移動にとどめたいはず。

ここで一つ思い出話をしますが、FIFA W杯の開幕戦の行われるEstadio Aztecaには行ったことがあります。試合が行われていたわけではないので内部は存じませんが周囲のことは実際に見てます。周辺には一般家屋がハイウェイの高架からも近く、メキシコシティの混雑したメインストリートからもすぐ。あれをどちらも交通規制することが可能かどうか。大規模な交通規制しないならテロの可能性は排除しきれないように思えます。
さらにスタジアム周辺には住宅が密集しており警備はしにくそうな立地でした。


では会場をアメリカに移せばそれで安全かというと、そう単純な話でもない。
今月行われたLevi's StadiumでのNFL Super Bowl LXの前の地元の警備は相当にものものしかったです。地元警察を大量動員して事前のパトロールを大きく強化していたのもそうでしたが、その警備の徹底ぶりをカードが決まったころ(2週間前)から延々とニュースで報道していました。警備が厳重なのと、厳重であることを最大限に広報していた。
一般市民によるドローンの飛行の禁止の告知、違反者は容赦なく検挙する旨広報していたし、警備側のヘリもドローンも飛ばす。地上部隊の24時間態勢の警備もアピールするなど。これだけ厳重なんだからテロもイタズラも不成功に終わるから諦めろ、やるなよ絶対にやるなよ、というメッセージだったかと思います。
テレビでは言ってなかったかと思いますがたぶん顔認証システムも導入されているんではないかと推測します。(顔認証は市民の反発が出やすい)

警備センターには多画面のモニタが設置されていてWar Room風の様子などもよくニュース番組で紹介されていて、考えようによってはSuper Bowlが開催されるからという名目で近隣地域の監視設備・態勢を大幅に近代化アップグレードする口実になってるのかもなとも思いました。またはW杯の行われる11会場がすべてこのレベルの設備を整えているのか。

Levi's Stadiumについて言えばすぐ敷地脇まで低速路面電車が来てる。乗った感じでは新しいのでスタジアム開発(2014年開場)をしたときに一緒に整備したものかなと推測してます。私が実際に同スタジアムを訪れたときはウキウキでセキュリティカメラの位置を確認したりはしなかったのですけど。

そういうことならW杯の開催地となっている11スタジアムでも似たようなセキュリティの再整備が事前に行われていて、急にメキシコから振替と言われても、他の空いてるNFLスタジアムじゃダメでその使用予定の11スタジアムへの追加でしか対応しづらいのかもしれません。

逆方向の話として、一時期トランプ大統領が共和党票が入らないのが確実なエリアであるこのLevi's StadiumやシアトルのLumen FieldからW杯開催権を取り上げろ、他に移転させろとか無茶振りをしていた時期がありました。その後は黙ってしまったので両会場で予定通り開催のはずです。移転させるにもセキュリティの準備があるのでもう3ヶ月となった今からでは開催予定のないNFLスタジアムではつらい、実現不可能という意味かなと思います。

メキシコはW杯をホスト可能か

メキシコで現役の最大の麻薬組織のトップがメキシコの当局に暗殺されてます。米政権が直接米軍を使って手を下すことをずっと検討していたのを、メキシコ当局が領土主権を理由に拒否していた経緯があるので、たぶんメキシコ軍がやらなければ米軍がメキシコ領内で軍事活動をするのが極間近だったのだろうと想像できます。

その報復としてメキシコ国内ではギャング組織によると見られる市街地での破壊・暴動活動が現在活発化。既にメキシコ国内では物流会社が危険を避けるためにトラックなどを止めているとされ、メキシコから来る物資(卑近なところでいえばアボカドとか?)の供給が止まると想像できます。

そんなことは良いんですが、凶暴化したギャング組織が報復の機会として数カ月後に迫ったW杯の会場を狙う可能性が否定できなくなったのがスポーツ面から見れば一番の問題です。その組織の勢力圏からするとグアダラハラの会場が一番マズいという解説をつける向きもありますが、日本代表がグループで利用するグアダルーペ=現実的にはMonterreyも厳戒での開催にならざるを得ないでしょう。

グアダラハラはA組でホストのメキシコや韓国が試合をする予定。韓国は2試合やるみたいですね。選手はセキュリティを上げて固めればともかく、海外からのサポーターは行かない方が絶対良い。誘拐殺害上等ですしスタジアムから離れたところで同時多発したらスタジアム周辺を固めるので精一杯で事件があっても実質スルーされてしまう可能性があると思います。

日本のサポーターの方もアメリカ側での2試合だけの遠征にした方が良いかと思います。命を賭けて行くようなところではありません。

グリーンランド編入問題

日本でも報道されているでしょうアメリカによるベネズエラの大統領逮捕作戦をうけて、デンマークがグリーンランドに米国が同様の行動をとる可能性に鑑みコメントを出しています。氷に閉ざされた場所なんで冬は作戦行動に向かないでしょうが、来夏以降は有り得る話なのでしょう。

この件をなぜカテゴリ分けで「サッカー」のジャンルにしたかというと、実はグリーンランドのサッカー協会がCONCACAFに加盟を申請したという事実があるからです。CONCACAFは北中米カリブ(一部南米も)の連盟であり、サッカーの世界では地理的に隣の連盟に移籍するというのはしばしばあることなのはスポーツファンならご承知のこと。グリーンランドはデンマーク領なのでそのつながりならUEFA所属なんですが、FIFAやUEFAはグリーンランドを独立扱いで加入させることを拒否。それでCONCACAFに編入を考えたそうです。

グリーンランドの旗の下でプレーしたいという欲求がグリーンランドの住民にはあり、それで拒否を続けるUEFAへの対抗もあってCONCACAFへの参加を求めたと。CONCACAFにはこの夏のW杯初出場となるキュラソーのような国ではない欧州の海外領(オランダ領)が加盟。他にもフランス領のグアドループやマルティニーク、英領モントセラトなどが加盟しているので前例もあると言える。

さらに想像してみるとCONCACAFにはカリブの日本の方は聞いたこともないような島国小国がいくつもあり、人口56,000人のグリーンランドのような小国でも人口規模で勝負になる相手がいくつも存在しそうなので地味に国別サッカーをやるにはCONCACAFは良いと判断したのかもしれません。

しかしながらその申請をCONCACAFは2025年6月の総会で全会一致で却下。アメリカの意向が強く働いて却下に至ったのだという話になってます。

当ブログでは以前にグリーンランドがハンドボールでアメリカ大陸側の連盟に加入してそこそこ勝ってるという話を書いてます。ハンドボールが極マイナーなアメリカにも勝ってる。最新の2024年のNorth American Championship大会ではグリーンランド3位、米国が4位。3位決定戦で直接米代表に勝ったようです。ちなみに優勝はキューバ。
極マイナーなスポーツなんで報道もないのでアメリカ人の意識に上がることはない話ですが、とにかく別の競技では既にグリーンランドが米州側の連盟に加入してプレーしている実績は既にあるのです。なのでサッカーでCONCACAFに加盟というのはそれ自体はそれほど突飛な話ではありません。グリーンランドの旗の下で戦うというのは彼らにとっては大事な命題なようです。

ただタイミングはハンドボールとは意味がまったく異なる。ハンドボールが米州側の大会に加入していたのはトランプ政権より遥かに以前の話で、アメリカによるグリーンランドの編入という政治アジェンダはなかった時代の話です。
2025年1月に始まった第二次トランプ政権は正式就任以前から声高にグリーンランドのアメリカ合衆国への編入の必要性を明言しています。ところが昨年2025年の段階でサッカーでのCONCACAF加入審査となるとグリーンランド全体のアメリカ編入問題と無関係とは言えない話ということになります。
そしてさらにそれをアメリカの意向で却下したというのもよく動機がわからない。もっと言うとアメリカサッカー協会が米政権の意向を受けて全会一致の却下に動いたのかどうかもよくわからない。

私の見るところ順序からすると来年の夏以降にグリーンランド編入は実現しそうに見えます。ベネズエラや、ついでにカリブ海に空母がいるうちにパナマ運河の再接収はこの冬のうちに片付けて、その後がグリーンランドかなあと。パナマ運河は若干優先度が低いから後回しかもしれませんが。ベネズエラのように悪役を設定できないのでノーベル平和賞狙いの大統領の得点にならないし。

グリーンランドについてはなにせ人口が56,000人だというのですから、例えばですけど全住民に$1 millionをあげるよとやる方法だってあるかもしれません。その条件で編入の可否を決める住民投票をやらせたらけっこう通るような気がします。4人家族でなにもせずに$4 million貰って、グリーンランドに残るもよし、そのお金でデンマークなりEU内のどっかに移住するもよし、気が変わればアメリカ本土に移住したって良いのです。総額560億ドル程度で無血編入ですよね。アメリカにはアラスカを購入した歴史と実績があるんで歴史的には割とあっさり米国民には受け入れられるのかも。
まあそんなまだるっこしいことをせずに国際的批判を無視して上陸、既に存在している米軍基地を拡充とか事実上の支配を加速させそれと並行して住民のカネでの懐柔とかの方が有りうるかもしれませんが、まあそんなこんなです。

でその時期までグリーンランドのCONCACAF加盟問題は引っ張っておいてそれもなにかの形で編入時に合わせて条件闘争とかなんとかそんな深謀遠慮があるのかもしれません。あなたがたの旗は維持してサッカーでも歓迎しますよみたいな。

アメリカにはプエルトリコのような州じゃないけど自治連邦区で、かつ五輪にもアメリカ本土とは別に代表を送り込んでいる例もあるので、グリーンランドはアメリカに編入しつつも自治領で自らの旗で国際大会に出場できる可能性は想定可能なわけですよね。それはIOCの意向もからむので一本道ではないですが、米政権はそれを後押しすると約束するぐらいはできるし、プエルトリコの前例もあるので説得力はあるかなとも思えます。
その辺のグリーンランド住民の自分たちの今の旗を維持した上でのアメリカ編入が可能だというところを住民に理解させて、さらにカネもばら撒いて懐柔とか、意外とうまくいきそうな気がします。欧州全体でのトランプ大統領個人の不人気は決定的なレベルでしょうけど、トランプ嫌いを除けばそれほど条件は悪くないかもなんですよね。
グリーンランドのサッカー協会のCONCACAF加盟問題はその文脈の中で再度クローズアップされていくタイミングがあるように想像してます。

イラン代表がW杯入国拒否対象になった場合

英国メディアで報道されているのがアメリカでもそのまま引用されてますが、イランのサッカー代表のストライカーが、アメリカがテロ組織と認定しているイラン革命防衛隊に配属されていたことがあり、その経歴ゆえに米国が入国ビザを発行しない可能性があるという報道があります。ありえそうな話です。その選手はイランチームの大エースストライカーだそうで出場不可となると戦力に大きく響くそうです。

今週前半の話ですが米軍がベネズエラ沖で大型タンカーを拿捕。ホワイトハウスの発表では禁輸措置違反とか。おもしろかったのはこの事案が起こってから日本語ではニュースで報道されるまで2日以上かかったことでした。なぜ日本では報道がされないんだろうと興味深かったです。
拿捕を発表後、トランプ大統領本人が「次はコロンビアだ」と明言もしてました。

ベネズエラはロックオンされた状態で反撃の余地もほとんどないですが、とりあえずW杯出場国ではないのでスポーツには関係ない。でもコロンビアやイランはW杯出場ができなくなるピンチです。

イランは今日になってノーベル賞平和賞受賞者の女性を拘束したとかなんかよくわからない報道が出ていて、イラン的にはその方を人質にしてエースストライカーの入国ビザを引き出そうとしてるのかもと推測もできますが、トランプ政権はその手の脅しに屈するような性質ではなくイランチーム全体の出場を危険にさらす逆効果じゃないかなあという感想を持ちました。

W杯なんで試合自体がなくなるとFIFAの収入に響くんで、内々では既にイランやコロンビアの代替出場国の検討に入ってるんじゃないかなと考えた方が良い。
同じ連盟からにこだわるなら南米は国際プレーオフに残ってるボリビアが敗退した場合でも出場させるという手がありそうです。アジアはイラクが国際プレーオフに残ってますけどイラクもアメリカから見ると敵性国家なんでその次、UAEでしょうか。UAEは予選でも最終盤まで残りFIFA Arab Cupでも健闘中。親米傾向も強く、代打でのW杯出場にはちょうど良いかも。

イランの反米体制は長年のことなのでさほど驚きませんが、コロンビアの場合はベネズエラからのとばっちりに近い。コロンビア国内の麻薬組織は事実上隣国ベネズエラからの移民が仕切ってるという話もあるからです。

イランの入っているG組は他が欧州・オセアニア・アフリカからの国なので、近場のCONCACAFのジャマイカかスリナムが代替で入っても連盟の重複にはなりませんね。

コロンビアのK組はちょっと複雑で、欧州・アジアと国際プレーオフ1の勝者。国際プレーオフ1はニューカレドニア(オセアニア)・ジャマイカ(北中米)・コンゴ(アフリカ)なのでどこが上がってくるかによって連盟バランスを取りながらの代替国の選考がやりにくい。国際プレーオフ2の方でボリビアが敗戦していてコロンビアの代替になれる状態だと一番すんなりですが、ボリビアがプレーオフを勝って出場を決めると悩みが増えるのでしょう。

平和にスポーツだけやれれば良いんですけど、今の国際情勢の流れではそうはいかないんだろうなあと思います。それにコロンビアはともかくイラン系の在米住民が大人しくしているものかどうか。

それ以前にトランプ大統領は「国内の敵」対策としてサンフランシスコ郊外Levi's Stadiumやシアトルでの試合を阻止する可能性を過去に表明しているし、テロ対策と称してこの2都市には州兵の投入はありうる。それに加えて入国拒否された国の出身者のテロもありうるとなったらいろいろ騒ぎでしょうね。もしなにもなく大会を終われたらそれ自体が快挙かもです。

W杯でCMタイム導入

サッカーのピュアリストからは不評でしょうが、真夏のサッカーは過酷ですし、そのついでにお金もがっつり稼げるのだからこれで良いのではないでしょうか。来年のFIFA W杯で前半後半それぞれのほぼ真ん中に3分のクーリングタイムが設けられると発表になってます。近年は審判の指示で給水タイムが取られることは行われていましたが今回は制度化する。はっきり3分というのですから前後半で6分。
今大会は史上最多の48カ国が出場。12グループ x 6試合、ノックアウトラウンドは三位決定戦も含めて32試合ですから総試合数は104試合かな。104試合 x 6分のCM収入、大きな収入になりそうです。

日本代表のようにグループで2試合もインドアという恵まれたチームもあれば、全試合野外で日照りの午後だったら90分立ってるだけでドロドロに溶けちゃいそうなチームもある。お金の面のメリットもそうですがクーリングタイムは妥当な措置とは思います。事実上のクォーター制化は真夏の大会には広がっていくと思った方が良いのでしょう。

野外で3分の休憩と言っても日陰に入れる場所のあるスタジアムとそうでないところもあるでしょう。NFL Kansas City ChiefsのホームのArrowhead Stadiumはほぼ確実にまともな日陰がないと思います。後付で屋根を付けたHard Rock Stadiumは日陰はありそうです。あそこは改装を繰り返してるのでTV画面ではそうは見えないでしょうがスタジアム自体は古く、構造は風通しははっきりと悪い。そもそもが亜熱帯のマイアミで夏にサッカーとか根本的にまともじゃないです。

暑い時期の(アメリカン)フットボールではベンチエリアに大型の冷却ファンが設置されますけど、サッカーではよしんばそういうのを設置しても出場している選手は風に当たれる場所に来れるわけでもないですから意味ないかも。

米代表がグループで2試合を行う南カリフォルニアのSoFi Stadiumは屋根付きですが、室内ではなくピッチには空調は効かない(VIPエリアとかは空調あり)。建設当時のコンセプトでは海風が吹き抜けて自然の涼がとれるように設計とかって話でしたが、ネット上の話を読んでると真夏のSoFiとかサウナだ、グリーンハウスだというコメントも見られます。半透過の屋根があるので直射日光ギラギラというのは避けられるけど、屋根があるから夜のうちに放射冷却も起こりにくい。ホスト国なのにそんな会場で試合をするんですね。

試合開始時刻は太平洋時間帯の6PMと7PM。6月のその時刻では暑いのは確実です。本当に設計思想通りに風が抜けてくれればいいですが、たぶんそうはならない。もう1試合は西海岸北端SeattleのLumen Fieldで正午キックオフ。シアトルは夏でも涼しいので正午でも良いでしょう。

FIFA W杯抽選会は時間のムダ

ひどいプレゼンに付き合わされたもんです。アメスポ4大スポーツからNFL Tom Braday、NBA Shaquille O'Neal、MLB Aaron Judge、NHL Wayne Gretzkyが抽選ボールを割る役目に起用されてました。番組開始がアメリカ東部時間の正午からでしたが実際の抽選は1時より1時半に近かったのでは。Tom Bradyがボールをうまく割れなくてぶつくさ言ってました。サッカーの国の人にとってはBradyが誰かわかんないし、アメスポの人たちにとっては「サッカーのレジェンド」とか言う人達を誰も知らないし、ミスマッチがひどい感じでした。

肝心の抽選の方は米代表はつい3週間前に勝ったパラグアイ、10月に勝ったばかりのオーストラリア、欧州プレーオフの残り(トルコ・ルーマニア・コソボ・スロバキア)という組。そもそもがグループリーグで敗退する国の方が通過する国より全然少ない大会方式の上に、こんな楽な組。1位通過した場合にノックアウトラウンドの二回戦がベルギーになりそうですが、そこまではきれいに勝って当たり前ぐらいの抽選となってます。

んでまたベルギーとは来年3月にフレンドリーマッチの米国内開催が発表済み。ということでW杯本番でここ半年ぐらいの間に戦った相手とばっかりとの試合になりそうで、未知の相手との云々みたいなわくわく感はない本番になりそうです。もちろんベルギーも本番で当たりそうだなとこの抽選で決まったからには3月のフレンドリーでは米代表に手の内を明かさないということもあるでしょうが。

抽選の前の段階でサッカーマスコミが言っていたのは米代表のグループリーグの第2戦と第3戦はチケットが良く売れていて、開幕戦は売れが悪いという話でした。その開幕戦はパラグアイとということに。場所はLos Angeles郊外SoFi Stadium。

先日書いたアメリカにとっての敵性国家ではイランが2試合または3試合とも米国内での開催見込み。コロンビアはK組で会場未定部分がありますが1試合は米国内の試合になる見込みです。2試合はメキシコで試合できそう。国際プレーオフに回っているイラクは2試合は米国内が確定、もう1試合も米国内かまたはカナダかもというポジションですね。

サッカーW杯北米三国大会 グループ分け抽選前段階

イランの代表団はボイコットで訪米しないという報道が先にあったFIFA W杯の抽選会が今週です。なんでも米国がイラクの代表団に訪米のビザを発給しなかったからということになってます。
ただ報道によればイランの監督にはビザは出していて、正体不明の団長だのそのお付きの人員にはビザを出さなかったということのようなので、よしんばイランが米国内での試合になってもチームを入国させないという意図を明確に表しているのではない模様です。いまのところ、ですが。

他ではアフリカ・ナイジェリアに対してトランプ政権は先月ぐらいからナイジェリア政府が国内のキリスト教徒への迫害殺害を容認しているという発言を繰り返していた。ナイジェリアはプレーオフで敗退して今大会には来ないことになったので問題なしとなりましたが、もし突破していたらそちらも入国で大いにもめたであろうと想像できます。

他にアメリカと政治的にモメてる国としては南米ベネズエラとコロンビアですが、ベネズエラは落選で問題なし。但し以前にも書きましたがベネズエラは野球のWorld Baseball Classicでは代表チームが出場します。その記事でも書きましたがたぶんWBCのベネズエラ代表選手はほぼ全員がMLBやMiLB所属で、たぶんオフシーズンも米国内にとどまっていることが想定され「入国」問題はないはずです。

コロンビアはどうなるか。コロンビアの麻薬組織の実態はコロンビア国内にあるが、指揮権を持ってるのは在コロンビアのベネズエラ移民だという話もあるんで微妙です。コロンビアのような国の国民にとってW杯に出場できるできないは国をあげての大問題でしょうから、これから来夏までにアメリカ側から難題をふっかけられても言う事聞くしかないような。コロンビア国内の麻薬拠点を米軍に急襲させることを容認するとかあっても驚きません。

他だと国際最終プレーオフにイラクが残ってますね。これらの国がマジックのようにメキシコ開催の組に振り分けられちゃうのか。FIFAのくじ引きマジックは楽しみです。

ただメキシコやカナダの組に行くだけでは米国入国問題は完全に解決しません。メキシコやカナダは全3試合を自国内で消化しますが、組内の他国は国内で完結せず米国内での試合もあるためです。例えばメキシコのA組はメキシコとA3枠のチームは全試合メキシコ国内で完結しますが、A2対A4の試合は米国アトランタで試合があるという具合。アメリカと問題のある国が奇跡のようにA3を引き当てるとかあるのか。

Inter MiamiがMLS Cup優勝戦に到達

MLS的にはこれ以上ないシーズンのフィナーレを迎えることになりました。昨夜のMLSのプレーオフ=MLS Cup準決勝でInter Miamiが5−1で勝って次週の決勝戦に進出。場所もMiamiのホームでの開催と決定。相手はVancouver Whitecaps FCとなります。

5-1というと圧勝スコアですが、途中までは相手のNew York City FCも悪くなく接戦の好試合でした。2−1の65分にNYCFCの鋭いシュートが飛んで同点になるかと思われた場面があってこれを23歳のローンで来てるアルゼンチン人GKがファインセーブ。そのすぐあとのInter Miamiに3点目が入って3−1、そこからはInter Miamiの快勝へと流れていって地元のファンや観戦に来ていたテニスのCarlos Alcarazは歓喜のフィニッシュとなって行ったんですけど、試合はとても良かったです。見て良かったという内容。
惜しむらくは例によって試合はAppleTVでしか見られないので一般のスポーツファンにはこの好試合も届かないこと。
次週の決勝は地上波FOXでの放送があります。

Inter Miamiはロースター表で確認してきましたが10人もアルゼンチン人選手がいるんですね。あの伝説のMessiと同じチームでプレーできるよとか勧誘してるのか。ローンその他でかき集めてるので確かに各ポジションの選手の質が良いのは見ていても明らか。ハットトリックを達成したTadeo Allendeも26歳のアルゼンチン人選手。MLSの試合を見ているんじゃないようなシュートを打ってくれます。先週の準々決勝での@Cincinnati FC戦でも難敵と思われたCincinnatiを4−0で粉砕。
こりゃあMLSのDodgersみたいな状況だななんて思いながら見てました。勝ち進んでるだけではなくエンタメ度が高い。

次週の決勝戦もInter Miamiのホームでの試合となった。ベテランのMessiの名パートナーSergio BusquetsとJordi Albaが今季限りでの引退を表明しているので決勝戦が彼らの現役最終戦でもある。それをホームでとか出来過ぎだろという決勝戦。
Inter MiamiはMessiが現役のうちにと急ピッチで新スタジアムを建設中で来年4月に開場予定。そこにいきなりドーンとMLS初優勝のプレートなり優勝バナーなりを掲げることができるか。すべて出来過ぎに見えます。

こうなると相手のVancouverは影が薄い。ドイツ代表Thomas Müllerがスター選手なんですが、Inter Miamiのスターパワーにはとてもかなわない。そしてWhitecapsのGKは日本のYohei Takaokaという方が務めてるんですね。履歴を見たらずっとJリーグでプレーしていてMLSに移籍した方の模様。この方が次週、Messiとそのハイスコアチームを止める役になるようです。
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