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NBA/Basketball

Doncicは今夜の全国放送でLakersデビューか

NBAのトレード期限はあと4時間ほど残っています。昨夜の時点でJimmy Butlerの行き先もGolden State Warriorsと決定した模様で、Kevin DurantのPhoenix Sunsからの移動がないのもほぼ確定のようです。

その前に決まっていたLuka Doncicの新所属先のLos AngelesとJimmy Butlerの行き先となるGolden State Warriorsの試合が今夜TNTで全国放送予定。Jimmyは間に合わないでしょうが、Lukaの方はこの日がLakersのユニフォームでのお披露目には最適かと推測されます。もったいぶって出ないかもしれませんが。

トレード期限前の大型トレードの総括も含めて今夜の放送は力が入った放送になりそうです。
LukaとLeBron Jamesのケミストリーはどうなのか。闘将Jimmy ButlerはWarriorsを浮上させられるのか。Anthony Davisを得たDallas Mavericksって勝てそうなのか。

どれも明確なイメージが沸かない中、San Antonio Spursに移籍したDe'Aaron FoxはSpursでのデビュー戦で24得点13アシスト。Spursでのデビュー戦で20得点以上10アシスト以上を記録したのはFoxが初なんだとか。元々SpursはVictor Wembanyamaを獲得した時点からPGが穴でした。Wembyの指南役として超ベテランのChris Paulを獲得してはいましたが契約は今季が最終年。年齢的にも1年限りの指南役であってWembyを中心とした優勝を狙えるチームの構築とは関係がないと考えて良い(ハマり具合によってはリング欲しさで安値でバックアップ役でもう1年というのがあるかどうか)。
そのポジションの明確な後継者としてDe'Aaron Foxはがっちりフィットするわけで他のトレード関連チームより明快な将来のビジョンが感じられます。

Chris Paulは来季からNBA放送がNBCに移るんで引退してTVでの仕事をゲットするにはタイミングは良いんですよね。

KDのWarriors再加入の可能性

NBAのトレード期限(2/6 4PM東部時間)から24時間を切ってます。すでにLuka DoncicとAnthony Davisのメガトレードが成立。さらにDe'Aaron FoxがSacramento KingsからSan Antonio Spursに移籍、それに伴ってZach LaVineがChicago BullsからKingsに移籍。

でもまだありそうなのです。Phoenix SunsがKevin DurantをGolden State Warriorsにトレードするという可能性が言われてます。Sunsが絡むということはトレード期限が近づく前からトレードの最大の焦点だったJimmy Butlerもこのディールに絡んでいるという意味なのかもしれません。Jimmyの意中の移籍先はSunsだというのはもっぱらの評判なのですが、Durantが出て行っちゃったSunsでもJimmyは行きたいのかどうかもうわからない。

Golden Stateで2連覇、2年連続Finals MVPを獲得したDurantのWarriors復帰となれば、それで優勝候補に浮上しなくても話題性は高い。Durantを擁しての2連覇は2017と2018のことですから7年前の話。Stephen CurryもDraymond Greenもまだ在籍。Durantを含めてキャリアピークとは言えないですがStephもDurantもまだ一流と称して恥ずかしくない選手たちです。その再集結。なかなか盛り上がる。Durantも年貢の納め時、引退はGolden Stateで優勝旗の横に自身の欠番バナーを上げる気になったか。

さらにはこのトレード話にはLeBronも合流するという妄想も付け加えられています。
Luka Doncicを獲得したLakersは入団会見で「Lukaを中心にチームを作る」と明言。LeBron Jamesはキャリアで初めて自身がチームづくりの中心ではない立場に変わっています。
脅威の40歳であっても40歳は40歳。25歳でやってきてここから長期契約を結ぼうというLukaを得てLakersの判断は至極妥当なのですが、それをああもはっきり公言しちゃうんだなあと感心しました。

それでLeBronはそれをどう思っているのかってことから憶測が始まるわけです。今季はLuka/LeBronのコンビで行くことになるのであろう。でもこのオフにLeBronは明確なLukaの脇役扱いでLakersに残るような人物だろうかということですね。それだったら思い切ってDurantとStephが集結したWarriorsにLeBronが移籍してパリ五輪の代表チームの再現でNBAの伝説3大ポケモン大集合みたいな花火をぶっ放すのではないかというのが憶測のもとです。五輪のときにこの3人、割と楽しそうに(Durantはあまり表情は変わりませんが)つるんでたんですよね。

真夜中の大型トレード

スポーツ好きの友人からメッセージが来て知りました。それが東部時間だと夜半をちょうど回った時刻で、連絡を聞いてすぐに大手スポーツニュースサイトに行くもそういう記事はなく「それ、フェイクニュース?」とか言っていたら5分ぐらい後には各社のトップニュースとして出てきていました。
表題で真夜中と書きましたがLakersの地元だとまだ午後9時過ぎぐらいの情報だったのでわざとその辺にリーク時間を定めたのかも。

Dallas MavericksからLuka DoncicがLos Angeles Lakersへ。代わりにAnthony DavisがLakersからMavericksへ。サラリーバランスの調整などの意義があるので他の選手も細かく動かしてます。

こうなって見るとMavericksは激情型のLukaの処遇に困っていたのかもなという感想も出ます。補強を要求するLukaにKyrieもKlayも獲ったんですけど当のLukaの状態が上がっていかない今季。Anthony Davisとの交換でそのLukaを引き取ってくれるというのだからアリなんでしょう。来るオフにSuper Maxでの契約が可能だったLukaですが、Dallasは稼働率が下がったLukaとSuper Max契約したくないという、そういう意味なんでしょうね。

Anthony Davis放出という大きな賭けに出たLakersはこれぐらい思いきらないと意味のある駒は獲ってこれないチーム事情。トレード資産が慢性的に足りないLakers。このトレードが成功しようとしまいと、とりあえずLakersファンはLukaとLeBronの合体の話題でしばらく飯が食える感じでしょうか。

Caitlin Clarkが男子NBAの3ポイントコンテスト出場を断る

NBAのオールスターウィークエンドの呼び物のひとつである3ポイントコンテストにNBAが女子WNBAのスターCaitlin Clarkを出場者として招待したんだそうです。Clark本人から辞退の意向が伝えられて出場はないということになってます。

NBAのオールスター戦は余興度が高くなり過ぎたせいもあってか近年視聴率で最低レベルを低迷中。放映権の移行が今季後にあるため今年のオールスター戦はTNTでの最後の放送になる予定です。場所はGolden State WarriorsのホームChase Centerで。TNTにとってもフィナーレに近い最後のオールスター戦放送。WarriorsのスーパースターStephen Curryにとっても現役最後に近い時期でのホームでのオールスター戦。TNTはビジネスですが、Stephにとっては自らが建てたと言っても良いChase Centerでのオールスターでホスト役を務めるオールスターウィークエンドになる。なので3ポイントコンテストにも出場してくるはず。

昨季はStephはWNBAの3ポイントシューターのSabrina Ionescu(New York Liberty)とサシで3ポイントシュート対決をやってます。Ionescuが勝てば武勇談、Stephが勝ってもなんの自慢にもならない企画にあっさり出場してくれるのがStephの人の良いところです。結果はSteph快勝。負けたIonescuはとっても悔しそうでした。

あれから1年。WNBAの側の事情は大きく変わってルーキーだったCaitlin ClarkがWNBAの視聴率を3倍に跳ね上げ、会場への動員は50%増。Clarkの所属するIndiana Feverの試合はホームは常にソールドアウト。アウェイもソールドアウトにするだけでなく、通常の会場からFeverが来る試合だけ近隣の大会場に移動して開催して動員を増やすなど大騒ぎ。これは昨年の今頃にClarkがまだカレッジでプレーしていた時期からのことで、ホームは常に満席。アウェイでも各校の女子バスケの最高動員記録を塗り替えてプロになる前からスーパースター状態でした。
その後もパリ五輪の選考で落選したと言ってはニュースになり、つい最近もオフシーズンの新女子リーグに参加しないことがニュースになるなど、いてもいなくても話題になる人というそういう方です。

今週末にプロレスWWEの恒例のイベントRoyal RumbleがIndianapolisで開催されるんですけど、場所が場所だけにCaitlin ClarkおよびIndiana Feverのメンバーのサプライズ登場の可能性はかなり高いのではないかと想像できます。
IndianapolisはWWE解説者かつ元人気YouTuberかつESPN番組ホストで元NFL Indianapolis ColtsのパンターだったPat McAfeeがおいしい役で登場するのは確実です。

そういう方であるClarkを3ポイントコンテストに招待して視聴率が低空飛行で安定してしまったNBAオールスターウィークエンドの視聴率のテコ入れにしようという目論見だったんでしょうけど、断られてしまいました。

WNBAのオールスターを尊重したのだなどという解説をつける向きもありますが、どうですかね。例の3人制の新リーグUnrivaledには出場を断ったのにNBAのオールスターというところに出ちゃうとまた陰口も出そうでもあるし、お金はスポンサー料(Nikeからだけでも総額$20 million以上。他にCM出演多数)で十分あるしめんどくさいことは避ける方向が正しいと考えたかもしれません。
WWEに出演する場合はたぶんチームメイトも誘ってそちらにもWWEからお金が流れるようにするんじゃないかな。

Celticsがさっさとホワイトハウス訪問

昨季のNBAチャンピオンBoston Celticsがホワイトハウスを訪問しています。メジャースポーツのチャンピオンがホワイトハウスを訪れるのは恒例ですが、次期大統領がNBAとなにかとモメた歴史のあるトランプ大統領ということでその就任前にホワイトハウス訪問を済ませてしまおうということですね。

さあDodgersはどうするのか。

Giannisがトレードの可能性 Embiidは地元ファンとモメる

今年に関してはNBAが開幕を早めていたことがあまり効果を発揮していないと言えるようです。歴史的にはNBAはMLBのシーズンが終わった時期=11月にシーズンを開始するというスケジュールであったわけです。それがNBAとMLBの力の差が昔のようにはなくなっていってNBA側が攻勢をかける形で徐々に開幕を早めて今季は10月22日に開幕済み。MLBのプレーオフの真っ最中です。

今季はMLBの方が大都市圏の人気チームがプレーオフ深くまで残ったためNBAの早めの開幕はあまり効果的だったとは言えない。NBAのシーズン序盤の話題はLeBron Jamesと息子のBronnyの同時出場ぐらいだなあと思っていたら、なにやらネガティブな話が出てきてます。

Milwaukee Bucksの優勝時のエースでありMVPであったGiannis AntetokounmpoがBucksからトレード期限で放出されるという情報が出ています。Giannis本人がトレード志願するというのがもっぱらの噂。
その話が出る前にはGiannisはほぼ一生Bucksであろうと想像していたんですが、トレード、そしてその理由も聞くとなるほどありえないわけではないかとも思えます。

昨季Jrue Holidayを放出してDamian Lillardを獲得。Lillardは彼なりに貢献はしていてトレードが悪かったとは言えませんがGiannisとのシナジー効果があったとは言えないし、交換で出ていったJureがCelticsの優勝の過程で目に見える貢献をし続けたのもあってLillard獲得が成功とは言い難くなっている。その上Giannisはその後ケガがち(なのかKawhi Leonard化)してしまっている。

もしトレードとなった場合の行き先は近隣のChicago Bullsだとか、Cleveland Cavaliers、Detroit Pistons、Miami Heatだのという話。急に出た話でもあり憶測が錯綜していて全体像が掴めないですが欲しいチームはたくさんありそうだというのが序盤の観測です。

話が出てきたばかりですしトレード期限は2月。出すにしてもBucksとしては見返りを最大化したいでしょうから早急に話が進む話ではないかのようにも思えます。どこが十分なトレード資産を持っているかから精査しなければいけないし、時間もあるわけですから3チーム以上が関わるNBAの地勢図が変わってしまうようなメガディールになる可能性もあります。


一方Philadelphia 76ersのエースJoel Embiidは地元のファンと口論をしてムカついているようです。下手をするとEmbiidも出ていくとか言い出すところまで発展するかもなあという。Philadelphiaでファンと口論というとつい数週間前にNFL Philadelphia EaglesのHCのNick Sirianniが地元のスタンドのファンになにやら叫んだのが映像で撮られたのがバズったばかり。PhiladelphiaのファンはNew YorkやBostonのようなシニカルな悪意や嫌味とはちょっとニュアンスが違うんですが口は悪い。New YorkやBostonよりもブルーカラー色の強い街なので嫌味よりももっと直接的な罵倒らしいですね。

毎年なんのかんのと補強をしても成績が伸びていかない76ers。Embiidは米国籍は獲得して夏のパリ五輪にも米代表として元気に活躍していたのに、NBAシーズンになったら出場もしていない。それをなじられたのを不快として反論しているわけです。俺はこの街のためにずっとプレーしてきた云々。反応の仕方がズレてんなあという感じはします。

Tyrese Maxeyが新しい76ersのスターとして地位を確立してきているのもあってそんなつまんないことを口外しているようではEmbiidも放出という方向になっていくかも。問題はGiannisなら欲しいというチームはいくつも想像できますが、Embiidを欲しいというチームはGiannisほど多くはないのではないかというところでしょう。

バスケと関係ない部分でEmbiidはサッカーやらNFLの試合を見に来ているときが多くてマルチスポーツファンという意味では私は無意味に好感を持っていたりもするんですが、米国籍を取ったのに英語がうまくならないし、英語以前の部分で発言が不用意なことを言ってしまうことが多くて考えが浅いところが目立ちます。マスコミに乗る部分ですらあの様子ではロッカールームでも余計なことを言ってあまりチームメイトと親密な関係を築けていない可能性もあるだろうなあとも思えます。

NBAの東の2人の大物ビッグマンがシーズン中に移動となったら戦況は大きく変わりえます。出す方も受け入れる方も調整で手間取るでしょう。そうした中メンバーが安定しているCelticsに有利になる可能性は高いです。

LeBron満願成就、息子との同時出場を果たす

NBAの新シーズンが開幕。これで4大プロスポーツが全てシーズン中に。

初日は2試合が行われ、第1試合では昨季優勝のBoston Celticsが優勝セレモニーを展開後に快勝発進。第2試合はMinnesota Timberwolves@Los Angeles Lakers戦。
試合開始早々のRui Hatchimuraの3ポインター→ポスターダンク→ブロックという流れ。カレッジからずっと長年おっとりした性格でその時々のHCやチームメイトからもっと積極的になれと言われ続けてきたHachimuraの今季スタートがこれだったのは光明になるのか。それとも1本目が入ったからこうなったのであって入ってなかったらこうはならなかったのか。

例によって遅番の試合はどうせ最後まで見られないからという個人的な理由で観戦は途中離脱してしまいましたが、LeBron Jamesが念願だった息子Bronny Jamesとの親子同時出場を果たしてます。NBA史上初。MLBだとKen Griffey Sr.とJr.の同時出場が有名ですね。

LeBronはその願望を数年前に表明。LakersがBronnyを2巡目でドラフト指名したことでLeBronの意向にLakersが阿るんだなあというところは了解していましたが、ハーフタイム前にBronnyを出場させてさっさとその課題を処理してます。新HCのJJ RedickはLeBronのYouTubeチャンネルの司会者進行役を務めてきたLeBronにとっては気心の知れた相手。YouTubeでもLeBronがRedickを雇っていたわけで、自身が雇用していた人物をHCにして、息子をドラフトさせて初戦から起用。縁故私物化という批判が出てもおかしくないところですが、Lakersは粛々とそれをこなしてみせました。

LakersっていうチームはそのレジェンドOBが外から来た割合が高いという歴史を持ちます。Kareem Abdul-JabbarにせよShaquille O'NealにせよイメージはLakersですが外から来て、ほぼその前はなかったことぐらいのイメージになってます。LeBronについても同じ形でLakersのレジェンド化は長い目で見ておいしいということなんでしょう。

Bronnyの出場はガーベージタイムがあればそこで出てくるのかなという事前予想を覆してハーフタイム前にあっさり投入して課題クリアを優先。ガーベージタイムのない試合展開になって課題クリアが先延ばしになるよりもLakersの組織としてさっさと非ガーベージタイムででもということだったのだろうと想像しておきます。

試合前の観客がMLB Dodgersの「LA」の指サインをしてるのが何度も映されていてLos AngelesのスポーツファンがDodgersのWorld Series進出で浮かれているのが見て取れます。

KATがKnicksへトレード 勝算は

ニューヨークのスポーツ事情という特殊環境を考えるとわざとこのタイミングを狙った面もあるのかなと思いますが金曜日の夜になってNBA New York KnicksがKarl-Anthony Townsを獲得、対価としてJulius RandleとDonte DiVincenzoをMinnesota Timberwolvesへ送るとか。少々バランスが取れてない気もするので正式決定時には他の選手やドラフト権も移動するかもしれません。

NBAのキャンプ開始2日前、MLBのポストシーズン関連の報道の狭間となるタイミングでという印象を受けます。Knicksとしては東カンファレンスで本命Boston Celticsに挑戦するための最後の補強ということになるんでしょう。昨季の後半ケガで貢献できなかったJulius Randleと、逆にポストシーズンで額面以上の価値を発揮したDonte DiVincenzo。特にDiVincenzoの方はもったいない気もしますがなんらかの付加価値を付けないとMinnesotaの方が納得しないので仕方ない。

Knicksは陣容は充実するもケガがちの選手が多く力が出しきれなかったがポテンシャルはあるように見えた昨季。そこへKnicks HC Tom ThibodeauがWolves時代に指導もしたTownsを獲得する。お互い知ってる同士なので合う合わないという面では初顔合わせよりは良いでしょう。またThibodeauがWolvesでHCをしていた時期からはTownsは完全に一皮むけてオールスタークラスの選手にはなっているし、昨季Wolvesで西カンファレンス決勝進出という階段を一つあがったところ。それを新たにニューヨークという大マーケットで発揮してもらおうということなんでしょう。
Townsはボール占有率は高くなくその意味でKnicksのエースのJalen Brunsonの稼働率を下げないという想像も容易です。

Minnesotaの方は長く続いた(そして成功が遠かった)Towns時代を終わらせてAnthony Edwardsの時代へ移行という意味なんでしょう。Townsの巨額契約を放出でチャラにしてEdwardsによりフィットしたチームづくりを目指す。Townsの契約を持ったままでは補強がままならなかったところからの自由の獲得という意味ではありますが、昨季のカンファレンス決勝進出からさらに上を目指すトレードかと問われたら、そうは言えないような。その辺がチーム編成の一投足がメディアに監視あげつらわれるニューヨークメディアとは違って余裕はあるとは言えそうです。今年勝てなくても昨年の躍進でとりあえず来季分のチケットはさばけた後でのTowns放出ですよね。

Anthony Edwardsについては昨季の活躍からパリ五輪でも米代表のエース格のようなすごい活躍して全国区に顔を売るんじゃないかと期待したのですが、そうならず。ガツガツしたところがもっと欲しいような。それでもそのEdwardsで行くしかないとWolvesの経営陣は腹をくくったということではあるんでしょう。

Steve Kerrのネタがまったくウケない場

現在アメリカ大統領選の民主党側の候補を正式指名するための党大会が4日間に渡って開催中です。初日にNBA Golden State WarriorsのHCであり、つい先日パリ五輪で男子代表を率いて金メダルを獲得してきたばかりのSteve Kerrが応援演説をしていたのをYouTubeで見ました。
いろいろ滑っていておもしろかったです。

Steve Kerrはいまとなっては名将みたいな立場になってしまいましたが、現役時代はChicago Bullsでの後期3連覇のときの3ポイントスペシャリストとして活躍した選手でもありました。この民主党党大会はシカゴのUnited Centerで開催されています。つまりSteve Kerrの現役時代のホームアリーナでもあるわけです。

スポーツファン的にはおおUnited Centerに帰還したのだから歓迎されるのかと思ったら全然観客がKerrを誰だかわかっていないようで反応が薄い。
確かにアメリカっていう国はそれぞれの個人の好みの守備範囲が大きく異なります。スポーツを知らないひとはとことん知らない。こういう政治集会に来てしまうような層はスポーツファンとは大きくズレているからか反応が薄いんだなと感じられます。
自分からBullsのメンバーだったことやパリ五輪の優勝監督であることを言ってもなお反応が薄くてちょっと気の毒になるぐらいです。

Kerrのチームの大エースStepen Curryが相手チームにとどめを刺したときのキメのポーズである'Night, Night'ポーズ、おやすみポーズというのがあるわけですが、それをKerrが持ち出してスピーチの最後に「選挙に勝ってトランプにnight nightを届けよう」と〆めたんですけど、全然ウケない。政治オタクの集会ではStephのあのポーズも効果なし。場違いなところでスピーチするっていうのはなかなか難しいものです。

巷の予想では明日の第3日か明後日の最終日にTaylor Swiftが登場するんじゃないか、Beyoncéも出るんじゃないかとか言われます。Taylor Swiftぐらいになると政治オタクの集会でも名が通っていて盛り上がるのではないかと想像しますが、Steve Kerrぐらいでは足りなかったようです。Beyoncéは民主党陣営の公式キャンペーンソングにFreedomという曲が採用されていますからそれの生歌唱がありそうとか言われているようです。

ちなみに先月あった共和党の方の大会には元WWE Hulk Hoganが出演して昔からのキメのTシャツ破りをして盛り上げてました。
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