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アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

NBA/Basketball

NBAクリスマス決戦 Thunderは対Spurs3連敗を免れるか

NBAの恒例のクリスマス決戦は今年も5試合が放送。変わったのは全5試合を地上波のABC局で放送することです。昨年までは地上波ABCは2−3試合、あとはESPNというのが多かったですがそれでは今年はもたないと判断したんでしょう。

ESPNのみの試合も作ってケーブル局からストリーミングサービスに移行中のESPNストリーミングの加入促進につなげたい気持ちもあったでしょうができない。なぜか。NFLがクリスマスに侵攻してきたのが要素でしょう。今年はNFLがクリスマスに3試合をぶつけてきており、長年クリスマスを日長一日NBAの試合を流し続けるという状況をアメスポ最強NFLが潰しにきている。NFLはNetflixとPrime Videoでの放送。いずれも加入者数は多く、NBAが地上波のない試合を設定したらNFLに視聴者が流れる機会を与える。とてもそれはできず、よってNBAは全5試合が地上波放送ってことです。チャンネルを変えさせないままで次々とという形でNFL対策ですね。

NBAの方のカードは事前にはまあまあだなと思っていたんですが、この日の2試合目となるSan Antonio Spurs@Oklahoma City Thunder戦が俄然注目になってます。この2チームはつい1週間ほど前にNBA Cupの準決勝で対戦。Spursが競り勝っていました。その敗戦直後にOKCのエースのShai Gilgeous-Alexanderは「すぐに再戦するからそのときにカタをつける」と気合の入ったコメントを残していました。その試合に入る時点ではOKCは24勝1敗と抜群の成績で、Shai自身がNBAの史上最高成績更新を狙いたいと明言しているほどの好調だったのです。史上最高成績はGolden State Warriorsの絶頂期の73勝9敗。

それでその日はSpursに111−109と競り負けて24勝2敗に。それでもまだ勝率ペースではWarriorsの成績より勝率が高かったんですが、その後Dallas Mavericksに敗戦。そして2日前にカタをつけると言っていたSpursとの再戦で20点差の完敗となって25勝4敗まで後退。特に対Spurs戦連敗はショッキングで第4Qに入ってSpursの得点力が衰えず15点差前後のリードとなったところでOKCがタップアウト。先発メンバーを引っ込めて、2日後のクリスマス再戦に向けて主力メンバーにむりをさせませんでした。
2連敗したSpursを相手にクリスマス決戦での試合。1敗目は接戦でしたが一昨日は完敗となっての3度目の勝負なのでOKCはムキになる理由ができた。

Spursの長身ガードたち(Devin Vassell、Stephon Castle、De'Aaron Fox)でShaiやJalen Williamsへの手当がついてきているし、それらの選手たちはディフェンスだけでなくオフェンスの火力もある。OKCといえば2枚の機動力のあるC/PFで相手とのマッチアップを壊して昨季を制したんですけど、Spursの2枚目のC Luke Kornetが対OKCで有効で、若きエースのVictor Wembanyamaがケガあがりでプレータイムを絞っていてもOKCのフロントコートに好き放題させていないストッパーになってる。
まだプレーオフの時期には遠い今12月ですが、短期間にOKCがSpursに3連敗となったら5月にプレーオフで再会するときの大きな不安となる。今季まだホームで全勝のOKCにとっては1勝返さないと収まらない。一昨日早めにタップアウトしたOKCのメンバーの気合が炸裂するのは必定ですが、気合で勝てる相手なのかどうか、それともマッチアップとして考え直さなくてはいけない難敵なのかを見定めたくなる対戦と言えましょう。

Spursに3連敗で年越し前にシーズン5敗となったら、73勝9敗へ挑戦とかもう口に出せなくなるでしょう。そういう試合です。

HaliburtonがDodgersの始球式に登場予定が発表

来年2026年の8月の@Los Angeles Dodgersの公式戦の始球式にNBA Indiana PacersのエースTyrese Haliburtonが登場することが発表になってます。Haliburtonまだ根に持っていたんだ、と楽しい話題です。

意味がわからない方が多いと思うので説明します。Tyrese Haliburtonはウィスコンシン州出身、Milwaukeeの北1時間半ほどの街の出身。少年時代はMilwaukee Brewersファンだった。
NBA Indiana Pacersで頭角を現し、今年春のプレーオフでは東カンファレンスのトップシードのCleveland Cavaliersをアップセットで破ったり、New York Knicksを終盤の大逆転勝ちで伝説のReggie MillerのチョークポーズでKnicksを煽ったりでFinalsに到達と一気にこのプレーオフで男を挙げた選手です。
Finalsでは試合中にアキレス腱を断裂、離脱し、チームもFinals敗退となって初優勝は逃したんですがNBA史上に残る、記憶に残る最終盤のクラッチプレーの連続でHaliburtonの名は一気に上がりました。
アキレス腱断裂があったので今進行中の今季は全休です。

そのHaliburtonがなぜ地縁もなさそうな@Dodgersで始球式して、なぜそれが遺恨かというと、元々今季のMLB Milwaukee Brewersの試合に地元出身のスターとしてHaliburtonは始球式に呼ばれることになっていたのですが、それがキャンセルされた。キャンセルされた理由はHaliburtonのケガではなく、この春のNBAプレーオフ一回戦でHaliburtonのPacersがMilwaukee Bucksと対戦で勝っちゃったこと。
このシリーズの決着第5戦は延長戦となり、残り40秒残りの時点でMilwaukeeが7点リード。Milwaukee Bucksの勝利かと思われた展開でしたが、ここからPacersが8連続得点で大逆転してシリーズ勝利を確定した。それも最後のプレーはHaliburtonがペリメタでBucksのスーパースターGiannis Antetokounmpoをかわしてのレイアップで決勝点。Bucksにとってはショッキングな敗戦、シーズン敗退のシーンとなったのです。

で。BucksがHaliburtonにやられたのが原因で予定されていた夏場(MLBはシーズン中、NBAはオフシーズンの時期)のHaliburtonの始球式をキャンセルしてきたっていうんですね。ケガはしましたがHaliburtonは登場するのを楽しみにしていたという話が、Milwaukeeのスポーツファンからは地元出身者というよりBucksを葬った敵役Haliburtonになってしまうのでご遠慮いただきたいとキャンセルしてきたんだそうです。

それがHaliburtonは気に食わなかったらしい。とてもとても気に入らなかったらしい。逆に言うとよほど始球式を楽しみにしていたんでしょう。
それでどうなったかというとMLBがプレーオフをやっていた時期にHaliburtonは試合には私服(ケガ全休なので)で来てたんですけどまずChicago Cubsのジャージを着てきたと。当時MLB Milwaukee BrewersはプレーオフNLDSでChicago Cubsと対戦中。そうでなくても近隣チームでライバル意識のあるそのCubsのジャージをHaliburtonが着用。ウィスコンシン出身でBrewersファンで育ってるんだからウィスコンシン州民がCubs嫌いなのはHaliburtonもよく知っていての行動です。さらにBrewersが勝ち進み次ラウンドNLCSでDodgersとの対戦時期にはDodgersのジャージを着て来場。重ねてBrewersへの不満を表明してます。

そしてそれがさらに進んで来年2026年のNBAのオフシーズンの時期の@Dodgersの始球式に登場予定となったというそういうお話です。当日の対戦相手はもちろんMilwaukee Brewers。Haliburton、やってくれるなという感じですね。それをやらせるDodgersも商売高いなという。

Haliburtonはプロレス好きで過去にWWEのショーに登場してKnicksのエースJalen Brunsonと小競合いのスキットをやって盛り上げたり、他の大会でも最前列に陣取って観戦したりとプロレス好きを発揮してます。他にも女子バスケの地元Indiana FeverのCaitlin Clarkの試合に現地応援で会場にしょっちゅう来ていて、自分の仕事のオフの時期にMLB、WNBA、WWEとアメスポ多方位好きを発揮していて、多ジャンルを愛する私としてはHaliburtonの興味範囲の広さには共感は持ってました。

しかしながら@Dodgersの始球式登場でBrewersでの始球式キャンセルに越年で恨みを引っ張るとなると、本当に怒ってるというよりはHaliburtonのプロレス好きもあってわざとBrewersとの遺恨をプロレス風に構築しているのではないのか、という疑いが出てきました。
地味な地方チームのPacersのエースってことでこれぐらいやらないと全国区のニュースに載る機会が足りないという面もあってセルフプロデュースでわざと話題になるようにBrewersとの遺恨を演出ってことでは。どこかで伏線を回収してBrewersと和解という場面が未来にあるような気もしますが、とにかくそういう本筋と関係のないところでクスっとしてしまうDodgers始球式予定発表だったということです。

NBA Cup決勝 Knicks快勝

Emirates NBA Cupの決勝。Amazonプライム・ビデオでの放送です。日本でも見られるんですかね。New York Knicks x San Antonio Spursのカード、終盤にKnicksがオフェンスの火力が弱まったSpursを突き放して快勝。遠いLas Vegasでの平日の開催で動員はどんなもんかと思いましたが公式発表は18,609人。まずまずではないでしょうか。
Knicksは昨季のプレーオフでもそうでしたが勝つときの勝ち方がなんとも力強くて良いです。試合途中脛を痛めたとかでKarl-Anthony Townsが引っ込んでしまって危ぶまれましたが、その後再出場したので大丈夫そう。

今日の試合もまずまずだったんですが、準決勝でSpursがOklahoma City Thunderに競り勝ったのも良かった。Thunderは準決勝の前の段階で24勝1敗勝率.960の好成績。あまりの好成績ハイペースでエースのShai Gilgeous-Alexanderは記者の質問に答えて「シーズン記録はもちろん塗り替えたい」と公言してます。
NBA記録は2015−16シーズンにGolden State Warriorsが記録した73勝9敗、勝率.890。あれだけ勝ちまくったあのシーズンでも勝率は9割には届いてないんですね。
ファンはご存知の通りあの全盛期の王朝Warriorsはその最多勝のシーズンは優勝を逃してます。もちろんSGAもそれは知っての上で発言しているでしょう。

そのThunderがSpursと激戦で敗戦、24勝2敗となってもまだ勝率は.923、ペースはWarriorsのNBA記録を上回ってます。敗戦後にSGAは「すぐに再戦するからそのときにカタをつける」と気合の入ったコメントを残してます。
Spursの方は長身ガードを揃えてきてチーム編成も良い具合になってきてるし、エースのVictor Wembanyamaも首や肩のあたりのラインもデビュー当時と比較すると逞しくなってきていていよいよNBAの顔に上がってこようとするところでしょうか。

ThunderとSpursは恒例のクリスマス決戦で対戦予定の他、その2日前12月23日にも対戦する2連戦の予定。NBAがどういうつもりでこのカードを2連戦で組んだのかはわかりませんが、楽しみ。予定外だったそのNBA Cupの準決勝を含めるとほぼ3連戦で擬似プレーオフみたいなもんです。

いま好調なのはThunderとSpursに加えて、Houston Rocketsが良い感じでテキサス・オクラホマのトライアングルゾーンがNBA最強を争う気配です。チームとしてはまだ出遅れてますがDallas Mavericksではドラ1 Cooper Flaggが42得点をつい最近叩き出したばかり。Flaggは昨年Dukeに入学する前に高校を飛び級しているので、昨季カレッジでトッププレーヤーでしたが本来ならこれが高校生だった。で今は42点をNBAで叩き出して、本来ならカレッジの1年生のはずの18歳。来週やっと19歳になります。18歳でのNBA最多得点記録はLeBron Jamesの37得点だったのを更新したことに。最年少での40点超えでもあります。

NBAのMVPって最後にアメリカ人選手が獲ったのはJames Hardenです。HardenのMVPっていったいいつの話だというぐらい外国人選手に獲られ続けているんですけど、今年はともかく次のアメリカ人MVPはやはりCooper Flaggでしょうか。昨季のSGAは喋りその他ではアメリカ人との差異はわかりにくいでしょうがカナダ人なので外国人ですね。

Ja Morant、引き取り手はあるのか

この記事、書き始めたのは数日前で考えれば考えるほどどうも自分で納得の行く結論がでないので出しそびれていました。

NBA Memphis GrizzliesのJa Morantがチームとの不和から放出される可能性があります。昨年からのMemphisの戦術変更にJaは不満だという話もあります。なにか内部的にやって出場停止も受けています。チームとの和解の可能性は日に日に低くなっているようにも見えます。
ただ稼働率も低く背も低くサラリーも高い。今のNBAはガードの選手の背が低いとスイッチで戦術的な狙い撃ちにされるので需要が低い。それに加えて俺様型のメンタルとされ地方都市のMamphisから本人は出ていきたくても引き取り手が限られそうです。

オフシーズンならともかく既にシーズンは開幕しているわけで、現行のNBAのサラリーキャップとエプロン制ではJaと同程度のサラリーの選手を引き受けないと相手方がキャップ超過やエプロン超過になる場合がほとんどで、そこまでしてJaを欲しがる、Jaを加えることで優勝に近づく(だからリスクがあってもJaをとる)というような事情のチームがほぼないのではないか、というように見えます。

マスコミはいろんなことを言っていてPhoenix Suns、Miami Heat、Atlanta Hawks、Sacramento Kingsとかトレード先候補の名前はあがってますが、そこの誰とJaを入れ替えてもこれらのチームがコンテンダーになれるようには私には見えません。HawksはエースのTrae Youngが膝の怪我で最低1ヶ月ほど欠場という短期の事情がありますけど。

Ja Morantと過去の選手でかぶるのはAllen IversonなのはIversonの時代を知ってる方なら誰もが思うことではないでしょうか。サイズ面でもキャラ的にも。IversonはPhiladelphia 76ersをFinalsまで連れて行ったし、とにかく個の力でチームを勝たせてきた。どんなに当たっていない日でも自らを奮い立たせるように打ちまくって最後には得点で帳尻を合わせていたのがIversonでした。Jaにはそれができていない。Grizzliesがプレーオフで健闘したシーズンもJaが欠場していてもGrizzliesの勝率は下がらなかった。

見た目や言動は派手で特定層にウケるスター性はあって、つい先日新しいシグネチャーシューズも出たばかり。そのJa 3のキャッチフレーズが「Let Me Be Ja」というもの。いまのチームとの不和というか見ようによってはわがままっぷりのJaのGrizzliesでのJaの立場とそのキャッチフレーズが同方向なのは意図的なマーケティングなのか、とまで疑うのはさすがに穿ちすぎとは思いますが、とにかくそんな状況です。

サラリー額がマッチする数少ないトレードの可能性としてCleveland CavaliersのG Darius Garlandという意見を出しているマスコミもあって、それならアリなのかなあと、この辺が私個人では他のトレード候補よりは現実性はあるのかもと思えます。ただCavsはDonvan Mitchellのチームで、JaがMemphisで組織内で特別扱いされたような扱いはされなくなる。それでもJaはMemphis脱出できるのなら良いのか。Mitchellは受け入れられるのか。Cavsはそれで強化になるのか。微妙なんですよね。強化にはなったとしてもそれでコンテンダーになるほどの強化なのかっていうところが。

Cavsは昨季東カンファレンスで最高成績を残して東のトップシードでプレーオフに進出も、二回戦でIndiana Pacersにアップセットを食って敗退。PacersはFinalsまで到達する過程で何度も紙一重の勝負を勝ってTyrese Haliburtonのクラッチぶりが一躍Haliburtonをスターにしました。
FinalsではHaliburtonがアキレス腱断裂で最後まで闘いきれませんでしたがNBAファンには記憶に残るプレーオフランになったと思います。

その犠牲になったのがCavsで、今年こそはとMitchellも心に期するものがあるはずですが、オフシーズンの強化ははかばかしくなかった。地方都市なので、LeBron Jamesのように地縁のあった選手ならともかく、そうでないとFAでネームバリューのある選手が集まる可能性は高くない。だからJaがフィットするかどうかは度外視してこの機会に獲得に走ってみるというのはあるのかなあという。

Jordanにお小言を言ってもらおうというNBCの企画

NBAが開幕して、今季から地上波NBCが放映を開始。解説陣などは放映権を失ったTNTなどから獲得したおなじみの面々が多いので違和感は少ないです。それとともに目立つのがMichael Jordanが今のNBAに物申す企画。Jordanが現役の頃はNBCがNBAの放映権を持っていたので、当時を知るファンだとNBCのNBA放送のテーマソングとJordanのスーパープレーは密接に記憶でつながっている。放映権がNBCに復活したこのタイミングでJordanを特別コメンテーターに起用したのはそこそこセンスは良いのでしょう。思い出話も込みでオールドファンにも楽しめる部分がありますから。

初回放送分ではなぜJordanがNBA放送に戻ってくる決意をしたかとかなんとかのサワリでした。家族との時間を大切にしていたとか綺麗事を言ってました。事実はCharlotte Hornetsのオーナーである間はNBA放送には関わりづらかったというのが第一のはず。オーナーとしてはCharlotteを一度も浮上させることができずに失敗。売却して自由の身になったので喋るのが自由になったということでしょう。
あまり表立っては言われませんが暴君で誰も諫言を言うものもなくHornetsは失敗フランチャイズとして存在してるのかしてないのかすらわからない。NBA放送は満遍なく各チームを放映するなんてことはしませんから弱いしスターもいないHornetsの全国放送の機会なんてほとんどなかった。

あともう一つ、当ブログでは何度か紹介してますがJordanはNASCARに参戦して23XIというチームを運営。ちょくちょくレース場にも顔を出している。私はNASCAR放送は割とよく見るのでHornetsのシーズン中でもレースの方に来ていたのを知ってます。家族の時間云々はただの言い訳だろというのはそっちを見ても事実に思えます。

初回放送分はそんな程度だったんですが、二週目の放映分で今のNBAの選手がやたらと欠場することについて大いに不満だと述べていました。NBCもこれをJordanの口で言わせたくて特別枠で毎週喋らせるっていう意図があったのかもなと納得した次第。

今だと昨日のLos Angeles Lakers@Minnesota Timberwolves戦に、LeBron JamesもLuka DoncicもAnthony Edwardsも出場してません。LeBronなんか一昨日MLB World Series@Dodger Stadiumに観戦に来てニコニコしてましたが近い将来に試合に復帰する様子はない。LakersはAustin Reavesが試合平均35点ほど取って1stオプションになってしのいでますけど、いやーAustin Reavesを見たくてチャンネル合わせます?

シーズンが始まって間もないのにケガだ、疲労管理だ、なんだと出ない選手が多過ぎるのが昨今のNBA。レギュラーシーズンはどんなにカードが良さげでも実際にそのチームの主力が出場するのかどうかなんてその日になってみないとわからなくて、見る気が大いに削がれるが当たり前になってしまってます。NBA本体や、放映権を高い金を出して買うTV局側からすればなんとかスター選手の稼働率を高めたいのですが良策がない。

それで迂遠ながら82試合全試合出場するのが当たり前だったMichael Jordan様にお小言を全国放送で喋ってもらおうというのが眼目だったかなと。Michael Jordan様に言って貰ってなんとかそういう世論形勢に役立てたいみたいな。
逆に言えばそれぐらいしかもう打つ手がないぐらいNBAのレギュラーシーズンはコンテンツとしての魅力が乏しくなってきているってことじゃないかとも思えます。そして改善の兆しはないと。

ちなみに暴君であるMichael Jordanは生で喋らせるわけにいかないのか今までのところ全て事前に収録されたインタビュー形式での語りが放送されてます。

Jordanは現役当時一番嫌いだったと言っていた選手はReggie Millerでした。Reggieは軽量でJordanがReggie相手に軽微な接触でファールを取られていたのがすごく嫌だったらしい。今回のNBAのNBC放送への復帰ではReggieはTNT時代から継続で試合現場の解説で採用。Jordanは別枠録画で小言を言う役で、同時にNBC放送に雇われてますが実際に顔をあわせる機会はほとんどなさそうなのもNBCの気遣いを感じます。

Billupsを含む30名以上がNBAの賭博違法関与で逮捕

スポーツ賭博が合法化するときから選手や審判が関与することは十分ありうること、ということは当ブログでは書いてきたことですが、一発ガツンと大きな事件として発生してます。Portland Trailblazersのコーチを務めているChauncey Billupsが一番のビッグネームですが、その他現役選手など30名以上がFBIに摘発・逮捕されています。

Billupsは現役選手時代にはスター不在でNBA制覇を成し遂げたDetroit Pistonsで活躍、Finals MVPの栄誉も得た古くからのファンにはおなじみの名前だけに、ちょっとしたショックです。他には現在Miami Heat所属のTerry Rozierも逮捕。BillupsもRozierも現時点ではNBAから「leave」離脱指示が出ている状態となってます。処罰ではない、過渡的な措置です。

この大量逮捕の前からちょろちょろと賭博関与で処分されている選手は発生していましたが、今回は人数が大きく組織的だという点と、Billupsのようなよく知られた名前が含まれているので事件が大きくなりそうです。BlazersとHeatの他にもCharlotte Hornets、Orlando Magic、Los Angeles Lakers、Toronto Raptorsが関与していたというのが現時点での発表です。

他の不人気チームはともかくLakersも関与というのはこれから誰の名前が出てくるのか興味が湧きます。

今回の細かい手口はまだわかりませんが、過去に摘発された例では特定の選手が何分出場するかとか何点以上取るかを賭けるもので、その選手が出場後にすぐにケガをしたと申告して退場するというのが常套の手口でした。主力選手ではなくベンチ選手がに対しての賭け。その選手が試合に出場しない場合には賭け自体が不成立となって賭け金が元に戻されるだけですが、その選手が出場してすぐにケガで下がった場合では賭けは成立する。そしてその出場時間でも得点でも賭けレベルに到達しない方に賭けていれば勝ちってことになる、というものでした。
今回の大量摘発でもケガを装ったということは明らかにされているので似たような手口なのかもしれません。

別口で違法なポーカーテーブル(X線で伏せたカードが丸見え)を使った詐欺というのもあったようです。(だとすると全然関係のない犯罪を1度に発表したことになりますが)


スポーツ賭博が全面合法化される前に書いた記事のコメント欄で当時書いたのですが「カレッジの試合は参加選手たちがカネを持っていないだけに簡単に外部からの低額の賄賂になびいてしまいそうなところが怖いですね。」ということを書いてありました。

当時はNIL施行前なのでカレッジの選手たちはスター選手も含めて(表向き)カネを持ってない時代。それが実際にスポーツ賭博が合法になったらプロの選手でも各ジャンルで摘発されている。MLBでも高額のサラリーをふいにしてでも手を染めているのが明らかになってます。

そして今回はNBAで大量逮捕。発表がこの時期になったのはNBAの開幕時期にわざと合わせたというFBI側の意図があるんでしょう。トランプ政権はNBAとは相性が極悪いという過去のいざこざがある。第1次政権のときにNBAのチャンピオンチーム(Golden State Warriors)がホワイトハウス訪問をにべもなく拒否してそれに続いて他のアメスポジャンルの優勝チームがホワイトハウス訪問の拒否雪崩につながりました。
当時の恨みもこのタイミングでの摘発発表と無関係じゃないかも。

Thunderの優勝旗掲揚を眺めるハメになったDurant

NBAの開幕日です。放映は地上波NBC。その昔、Michael Jordanの時代の頃の放映局だったNBCの例のテーマ曲にのって。

昨季の優勝チームであるOklahoma City ThunderがHouston Rocketsを迎えた一戦と、遅番の試合はGolden State Warriors@Los Angeles Lakers戦。OKCの方は優勝リング贈呈と優勝旗の掲揚付き。その部分も全部地上波放送になってました。昨季の優勝メンバーのほとんどが残っているのでムードも良い。

試合は大きく離れることはなかったもののHoustonが優勢で推移。OKCが終盤に追い込んでMVP Shai Gilgeous-Alexanderの最後のジャンパーが決まって同点、開幕戦からダブル延長戦となる好試合に。近年のNBAはシーズン中は選手がすぐに休養だとか言って休むので両軍がフルメンバーでないことが多くて問題なのですが、開幕戦では休養は関係ないのでほぼ全員出場。OKCの方は手首の手術から回復途中のJalen Williamsが欠場ですが、またサボってるチームを見るのかとシーズン中にうんざりするようなそんなムードではありませんでした。


表題は今季からHoustonに加入となったKevin Durantが、若い頃に心血を注いだThunderの初優勝の優勝旗掲揚を敵側として現場で見るハメになったことです。ロッカーに引っ込んでいたとは思いますが耳は塞げない。
Durant、James Harden、Russell Westbrookの将来のMVP3名を擁し、Finalsにも到達しながら勝ちきれなかったThunderでのDurantの若き日々。
その後高級ジャーニーマン化してThunderの初優勝のセレモニーに立ち会うめぐり合わせに。試合前の選手紹介ではDurantへはブーイングが飛んでいて、あれだけ若い頃に貢献したのにOB扱いですらなく初優勝祝勝の蚊帳の外、その上ブーイングかあ。そりゃあThunderをFAで去ったのはDurantの意思でしたからファンからすると裏切り者の範疇なのかもしれないけど、こんな日ぐらいもうちょっと‥とかはいきませんね。

Durantは引退後文句無しに殿堂入りするでしょうが、どこのユニフォームを選ぶんですかね。シーズンMVPを獲ったときはOKC所属。Finals MVPを獲ったのはWarriorsで。優勝したのはWarriorsでだけ。どっちもわだかまりが残りそうです。

Thunderがあっさりトップ3人全員と大型契約延長完了

優勝したNBA Oklahoma City ThunderがあっさりとChet Holmgrenとも契約延長を確定させてます。その前にはJalen Williamsともルーキーとしての最高額での契約延長、そのさらに前にはShai Gilgeous-AlexanderともSuper maxで契約延長を完了させており、トップ3人との契約を今現在できる最高額で今後6シーズンにわたって維持することを確定。
先日優勝してしまったので今後がどうなろうとThunderというチームにとってはこの3人の核を維持することはレガシーとして残るという勘定なのでしょう。

ただ含みも持たせず3人ともに最高額を与えたことで残りの優勝チームの面々にはThunderでの高額契約での未来はないという意味でもあります。秋に開幕する2025-26シーズンで連覇しようがどれほど活躍しようがThunderとのMaxでの更新はないという理解で良いはずです。
例えばツインタワーのもう一方のIsaiah Hartensteinは来季以降どれだけ活躍してもHolmgrenとのコンビが冴え渡ってもThunderでの高額での契約更新はもうない。Hartensteinの契約は来季とその翌年がチーム側のオプション。向こう2年間はThunderでの先がないとチームも本人も知りつつプレーし続けることになります。
Chetの方がカレッジ時代からも知名度があるし、Chetはまだ進化するかもしれないという期待感はよりある選手なのでChetよりHartensteinを優先するというのはないにしても、Chetの契約はまだ残ってたのでHartensteinにも含みを残すのかなとドラフトの頃には書いてたんですが、大外れあっさりChetを最高額で厚遇、Hartensteinはあと2年は現行の契約で頑張ってねという言外のメッセージを送ることになりました。

サラリーキャップという現実がある限り優勝チームの解体はどこかの時点で不可避になるわけですから、今の時点ではっきりさせたという政策が間違ってるとは言いませんが、ここまではっきり3人とあとの残り扱いがはっきりしてチームのシナジーは維持できるものなのかなというのは気になります。

TurnerがPacersからBucksへ Lillardは退団

やってくれますね。NBAのFA市場がどんどん動いてます。つい先日までIndiana Pacersのセンターとして活躍してPacersを25年ぶりのFinals到達させた主力メンバーだったMyles TurnerがMilwaukee Bucksと4年契約だそうです。総額$107 Milliion。そのキャップスペースを空けるためにBucksはDamian Lillardをウェイブ、退団となってます。

判断としてわかると言えばわかる。ただPacersファンは意気消沈でしょう。
TurnerをPacersが残留させようとすると贅沢税の領域になる。それを嫌って放流ということです。地方都市のIndiana Pacersとしては贅沢税は重いし、来季は先日アキレス腱をやったばかりのTyrese Haliburtonは全休見込みです。Haliburton欠場、Turner放流ってことはFinals第7戦まで行ってあと1勝まで迫ったNBA制覇の幻は来季ではなく来年にスタートする2026-27シーズンに1から積み直し。Finalsからわずか10日ほどで来季は早くもタップアウトってことに見えてしまうでしょう。

Damian Lillardもアキレス腱をやってしまっている。こちらは外様だしベテランだし先はないとドライに損切り。なんでもGiannis AntetokounmpoがTunerの獲得を望んだという話になってます。それでTurnerを獲ったのだからGiannisはBucks残留の方向だろうという。

Giannisが移籍しないとなれば市場環境も大きく変わります。Giannisの移籍先としていろいろ言われていたチームは即座に方向転換する必要がある。補強が急務のLos Angeles Lakersは即刻Deandre Ayton獲得で手を打つべきだとファンや地元マスコミは騒いでます。まあLakersの補強話は大体が煽りなのですが、これはたぶん本当に聞こえますね。
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