現時点では噂の域を出てないのですが、ありそうな話としてメキシコサッカー協会が北中米カリブ海サッカー連盟CONCACAFから離脱して、南米CONMEBOLに移籍したいとか。それをFIFAの会長のGianni Infantinoが自身の会長としての地位への支持と引き換えに後押しするつもりがあるのだとかなんとかいう話になってます。
なぜメキシコが移籍したいかという話はあとでしますが、もしその動きがあるとなれば米サッカー協会も追従せざるを得ないのではないか。メキシコとアメリカがCONCACAFを離脱すればCONCACAFは財政的に破綻必至ですから引き留めたいでしょうけれど、ことが大きい。この移籍の感じってアメスポファンにしかわからない比喩になりますが、TexasとOklahomaがSECに移籍したときのような感触があります。富めるものがさらに富める、貧するものはさらに貧す。
メキシコから見ても連盟移籍するならアメリカにも一緒に来てもらった方がお金の面で有利です。アメリカ国内で最もコンスタントに観客で大会場を埋められるのはメキシコ代表の試合です。それがもしメキシコとアメリカが別の連盟所属になるとアメリカ国内での興行が困難になる。連盟外での興行にはFIFAのルールで制約が付く。今はInfantinoが後ろ盾になってくれるのでルールはどうにでも捻じ曲げられるでしょうが、その後はわからない。アメリカと一緒にCONMEBOL移籍の方がいろいろ都合が良いはずです。
そもそもどこからメキシコの南米協会移籍の案が出てきたかというと今年の地元開催のW杯で16強戦で敗退したことから。ホームスタジアム、それも建設以来3度(だったかな)しか公式戦で敗戦したことのない絶対ホームのAzteca Stadiumで敗戦して勝ち進めなかったことで、このまま弱小の集うCONCACAFにとどまっていたら未来永劫メキシコ代表は強くなれない、優勝候補になれないのではないのかという悲観論がスタートです。だから強豪のいる南米に移籍しようというわけです。
そこにInfantinoからの囁きも聞こえてきてなら移籍するなら今だというわけですね。InfantinoもFIFA会長の地位が危なくなっていて相当焦ってるタイミングなのでこれで切り崩しかと。南米協会は既にInfantino支持を表明している協会なのでメキシコもそれに加わるのかという話です。
元々スペイン語圏で文化の共通性もあるし、南米の大会にゲスト参加は過去から常連ですのでその部分での違和感も少ないです。
それにしてもそれだけ議論と謀議が盛り上がるというのはメキシコのサッカー熱ゆえなんでしょうね。ではアメリカ側はどうかというと、そういう自発的な「これからアメリカサッカーが強くなるためには!?」的な議論がメキシコのように盛り上がってるとはとても思えない。サッカーファンはそういう話をしている向きもあるでしょうが、アメスポ全体の中では他のジャンルがシーズン中&オフシーズンの話題が豊富でサッカー代表の強化がスポーツの話題の中心にはなり得ない。
それでもメキシコが去ってしまうというのが本当にありうるなら我々も追従した方が良いのかもしれないという判断はあって良い。国民的関心事ではないので落ち着いてサッカー関係者が損得勘定をして追従となってもファンに反発される云々はまず考えなくても良いです。
その損得勘定で言えばメキシコ代表が米国内で試合をするごとに米サッカー協会にもお金が落ちる仕組みですからそれを維持するために同じ協会内にいることは米協会にとっては優先事項でしょう。ではメキシコをCONCACAFに引き止めるか。そこでメキシコ側の理屈と同じでこのまま小国ばかりのCONCACAFにとどまってもW杯で勝てるサッカー国に成長することにはムリがあるのではと思えるならメキシコと一緒にCONMEBOLに移籍するのはアリという判断はあって良い。
また表には出てないですがInfantinoがメキシコに囁いたのと同じことを米協会に言っていても不思議はないと言えます。
ただInfantinoの目線で言うとあまりすんなりメキシコ・アメリカを移籍させてCONCACAFを弱体化させるとCONCACAFの39票(現在41票)が自身の支持から離反する可能性があります。UEFAが強硬にInfantino降ろしに動いている中、建前上はCONCACAFもUEFAに同調しているとされますが、メキシコをひっくり返す素振りを見せ、アメリカもひっくり返す素振りを見せ、さあCONCACAFさんまだ私を支持しないんですかと切り崩されたらどうなるのか。Infantinoの多数派工作としてはかなり優秀な策に見えます。
順序がバラバラになりましたがもしメキシコなり米国なりが南米協会に移籍すると予選の強度が上がり現実的にW杯に出場できないサイクルが出てくるというのが移籍のデメリットではあります。じゃあCONCACAFとCONMEBOLを合併させればいいじゃないかというかもしれませんが、それだとCONMEBOLが嫌がるはず。CONMEBOLは10カ国しかなく、単純に合併だと41票を持つCONCACAFに多数決で一方的に蹂躙される可能性があるからです。なのでメキシコと米国を先に取り込んでから、あとで二級参加国として投票権を制限しての接収ならあってもいきなりの合併はないんでしょう。
メキシコと米国はCopa Américaにゲストでしょっちゅう出場してるのでその面では変らず、あとはクラブ選手権などでメリットが出るってところか。
なぜメキシコが移籍したいかという話はあとでしますが、もしその動きがあるとなれば米サッカー協会も追従せざるを得ないのではないか。メキシコとアメリカがCONCACAFを離脱すればCONCACAFは財政的に破綻必至ですから引き留めたいでしょうけれど、ことが大きい。この移籍の感じってアメスポファンにしかわからない比喩になりますが、TexasとOklahomaがSECに移籍したときのような感触があります。富めるものがさらに富める、貧するものはさらに貧す。
メキシコから見ても連盟移籍するならアメリカにも一緒に来てもらった方がお金の面で有利です。アメリカ国内で最もコンスタントに観客で大会場を埋められるのはメキシコ代表の試合です。それがもしメキシコとアメリカが別の連盟所属になるとアメリカ国内での興行が困難になる。連盟外での興行にはFIFAのルールで制約が付く。今はInfantinoが後ろ盾になってくれるのでルールはどうにでも捻じ曲げられるでしょうが、その後はわからない。アメリカと一緒にCONMEBOL移籍の方がいろいろ都合が良いはずです。
そもそもどこからメキシコの南米協会移籍の案が出てきたかというと今年の地元開催のW杯で16強戦で敗退したことから。ホームスタジアム、それも建設以来3度(だったかな)しか公式戦で敗戦したことのない絶対ホームのAzteca Stadiumで敗戦して勝ち進めなかったことで、このまま弱小の集うCONCACAFにとどまっていたら未来永劫メキシコ代表は強くなれない、優勝候補になれないのではないのかという悲観論がスタートです。だから強豪のいる南米に移籍しようというわけです。
そこにInfantinoからの囁きも聞こえてきてなら移籍するなら今だというわけですね。InfantinoもFIFA会長の地位が危なくなっていて相当焦ってるタイミングなのでこれで切り崩しかと。南米協会は既にInfantino支持を表明している協会なのでメキシコもそれに加わるのかという話です。
元々スペイン語圏で文化の共通性もあるし、南米の大会にゲスト参加は過去から常連ですのでその部分での違和感も少ないです。
それにしてもそれだけ議論と謀議が盛り上がるというのはメキシコのサッカー熱ゆえなんでしょうね。ではアメリカ側はどうかというと、そういう自発的な「これからアメリカサッカーが強くなるためには!?」的な議論がメキシコのように盛り上がってるとはとても思えない。サッカーファンはそういう話をしている向きもあるでしょうが、アメスポ全体の中では他のジャンルがシーズン中&オフシーズンの話題が豊富でサッカー代表の強化がスポーツの話題の中心にはなり得ない。
それでもメキシコが去ってしまうというのが本当にありうるなら我々も追従した方が良いのかもしれないという判断はあって良い。国民的関心事ではないので落ち着いてサッカー関係者が損得勘定をして追従となってもファンに反発される云々はまず考えなくても良いです。
その損得勘定で言えばメキシコ代表が米国内で試合をするごとに米サッカー協会にもお金が落ちる仕組みですからそれを維持するために同じ協会内にいることは米協会にとっては優先事項でしょう。ではメキシコをCONCACAFに引き止めるか。そこでメキシコ側の理屈と同じでこのまま小国ばかりのCONCACAFにとどまってもW杯で勝てるサッカー国に成長することにはムリがあるのではと思えるならメキシコと一緒にCONMEBOLに移籍するのはアリという判断はあって良い。
また表には出てないですがInfantinoがメキシコに囁いたのと同じことを米協会に言っていても不思議はないと言えます。
ただInfantinoの目線で言うとあまりすんなりメキシコ・アメリカを移籍させてCONCACAFを弱体化させるとCONCACAFの39票(現在41票)が自身の支持から離反する可能性があります。UEFAが強硬にInfantino降ろしに動いている中、建前上はCONCACAFもUEFAに同調しているとされますが、メキシコをひっくり返す素振りを見せ、アメリカもひっくり返す素振りを見せ、さあCONCACAFさんまだ私を支持しないんですかと切り崩されたらどうなるのか。Infantinoの多数派工作としてはかなり優秀な策に見えます。
順序がバラバラになりましたがもしメキシコなり米国なりが南米協会に移籍すると予選の強度が上がり現実的にW杯に出場できないサイクルが出てくるというのが移籍のデメリットではあります。じゃあCONCACAFとCONMEBOLを合併させればいいじゃないかというかもしれませんが、それだとCONMEBOLが嫌がるはず。CONMEBOLは10カ国しかなく、単純に合併だと41票を持つCONCACAFに多数決で一方的に蹂躙される可能性があるからです。なのでメキシコと米国を先に取り込んでから、あとで二級参加国として投票権を制限しての接収ならあってもいきなりの合併はないんでしょう。
メキシコと米国はCopa Américaにゲストでしょっちゅう出場してるのでその面では変らず、あとはクラブ選手権などでメリットが出るってところか。
メキシコ含めて地元開催国は一応ベスト16には進んだはずでは
drbcs
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