World Baseball Classicの日本開催のC組以外のアメリカの各組も今日から開始。米代表の初戦は対ブラジル戦。

同会場で先に行われたメキシコ x 英国戦も似たような展開で最終スコアは8-2でメキシコが順当勝ちの結果でしたが、7回終了時点までは1−1と英国の健闘でこちらもまずまず。一昔と比較して下位の国の底上げになっているとしたらWorld Baseball Classicという企画自体の効果かなとも思います。

米代表にとっての今日のハイライトは初回のAaron Judgeの先制2ランホームラン。その後はブラジル投手陣が大量の四球を出して自滅していっての米代表が一旦は圧勝モードへ。

ブラジル側のハイライトはまず2回。ブラジル側の2番手投手17歳の高校生 Joseph ContrerasがJudgeのバットを折ってダブルプレーに切って2回のピンチを切り抜けたところでしょう。この選手は元MLBのJosé Contreras(元Chicago White Soxなど)の息子。米代表監督のMike DeRosaの息子と同じ高校でチームメイトなんだそうです。今は高校のベースボールシーズンが始まったところで、Joseph Contrerasはこれで今季高校のチームでの投球回数よりもブラジル代表で投げた回数の方が多くなったとか。

前の打席で先制2ランを打っていた昨季のMVP Judge斬りは17歳の現役高校生には宝物のアウトでしょう。本人がWBCへの出場を楽しみにしていたという理由がおもしろくて、スタットキャストで自分の投球が記録されてみたかった、ドラフトされる前に知りたかったんだそうです。そのついでにJudgeのバット砕くという記録に残らないですけど、記憶には残るシーンも作った。大会が終わって高校に帰ったらチームメイトに大歓迎される姿が想像できます。

ブラジル代表にはManny Ramirezの息子Lucas Ramirez 20歳と、Dante Bichette Jr.と父親が有名どころが何人もいてFOXの解説も父親たちとの思い出話でけっこうもりあがってました。特に解説のA. J. PierzynskiはWhite Soxが本籍なのでContraresがWhite Soxで優勝した話や、MannyもWhite Soxでもプレーしたんだぜとかノリノリで話してました。

試合の後半に入ってブラジルが7回に3点を追加、これでは米代表はコールドゲームどころではなくて9イニングフルにプレーすることに。さらに8回にはMannyの息子がこの日2本目のホームランを叩き込んで8-5とブラジル追従。序盤のJoseph Contrerasに続いて有名どころの息子の活躍。

なんのかんのと弱いはずのブラジルに5失点もしてしまったので、もちろん他の試合結果にもよりますが、米代表は月曜日のグループ第3戦メキシコ戦で負けると米代表は1敗でもグループ敗退の可能性すら残ります。米代表が対イタリア戦で大量得点するか、グループ最終戦にメキシコがイタリアに勝って全勝抜けしてくれないと。
各組の優勝候補チームの初戦の結果では米代表の5失点が一番多いです。

追加ですがこの試合、8PM放送開始で試合終了は12に近いところまでかかりました。公式では3時間半となってます。ブラジル投手陣が17四球、押し出しも3度か4度か。イニング中の投手交代も多かったせいです。米代表が打ちまくって大量得点したわけでもないのでファンも応援するところが少なくて終盤は寝てるファンの姿が何度か抜かれてました。
日本のC組はここまでの4試合で最長が韓国 x チェコ戦の2時間39分となってますから東京ドームは全試合サクサクです。