来季からMLBにAutomated Ball/Strike System (ABS)が導入されます。ロボ審判と今回は呼んでおきます。技術としてはテニスのホークアイと同じもの。
既にテニスでは選手によるチャレンジ制を経て、人間の線審を廃して全てのボールを機械判定へと進んでます。テニスでは完全に信頼を得て定着しています。
MLBのロボ審判ってでも使えるのか?というのが今回のテーマです。初年度のルールでは各チームに2度のチャレンジ権が与えられるというのが基本制度。
2度?なぜそんなに少ないのかというところに問題を感じます。そこまで少ないと試合の序盤では使いづらく怪しい主審の判定が大いに残りそうです。相当に怪しい判定でもチャンスでの三振か四球かでもないと使えないのではないか。
テニスであればそこに厳然たる物理的な線が存在するのでホークアイがなくてもTV画像でもわかるようなあまりにもひどい誤審は起きづらい。しかし野球にはそんなものはありません。長年、選手もファンも「今日の主審は外角とってくれる」云々で慣らされてます。ロボ審判が導入されてもいきなり序盤にチーム側がその主審の傾向をたった2つのチャレンジ権を失うリスクを犯して咎めるわけにはいかないんじゃないのか。そうなるとロボ審判は導入されても過去と変わらず「今日は広めで投手有利の日」みたいなことが結局続くのではないのか。
勝負どころで信じがたい酷いストライク判定でファン激怒といった場面が多少減るかもしれませんが、そうならない場面の方が多く残るままとなる可能性の方が高いでしょう。
MLB審判労組との絡み(将来の審判の待遇・身分保障)があるのでいきなり全球ロボット判定にはできないという技術以外の部分があるのは想像がつきますから段階を踏まねばならないのは理解できますが、それでも1試合で2度はいくらなんでも使えなさすぎないか。
今日のALDSやNLDSの試合を見ていてそれボールかよと思うケースは何度かあっても、いやぁでもこの場面ではチャレンジ権があっても使えないだろうなあって思いました。
既にテニスでは選手によるチャレンジ制を経て、人間の線審を廃して全てのボールを機械判定へと進んでます。テニスでは完全に信頼を得て定着しています。
MLBのロボ審判ってでも使えるのか?というのが今回のテーマです。初年度のルールでは各チームに2度のチャレンジ権が与えられるというのが基本制度。
2度?なぜそんなに少ないのかというところに問題を感じます。そこまで少ないと試合の序盤では使いづらく怪しい主審の判定が大いに残りそうです。相当に怪しい判定でもチャンスでの三振か四球かでもないと使えないのではないか。
テニスであればそこに厳然たる物理的な線が存在するのでホークアイがなくてもTV画像でもわかるようなあまりにもひどい誤審は起きづらい。しかし野球にはそんなものはありません。長年、選手もファンも「今日の主審は外角とってくれる」云々で慣らされてます。ロボ審判が導入されてもいきなり序盤にチーム側がその主審の傾向をたった2つのチャレンジ権を失うリスクを犯して咎めるわけにはいかないんじゃないのか。そうなるとロボ審判は導入されても過去と変わらず「今日は広めで投手有利の日」みたいなことが結局続くのではないのか。
勝負どころで信じがたい酷いストライク判定でファン激怒といった場面が多少減るかもしれませんが、そうならない場面の方が多く残るままとなる可能性の方が高いでしょう。
MLB審判労組との絡み(将来の審判の待遇・身分保障)があるのでいきなり全球ロボット判定にはできないという技術以外の部分があるのは想像がつきますから段階を踏まねばならないのは理解できますが、それでも1試合で2度はいくらなんでも使えなさすぎないか。
今日のALDSやNLDSの試合を見ていてそれボールかよと思うケースは何度かあっても、いやぁでもこの場面ではチャレンジ権があっても使えないだろうなあって思いました。
選手のチャレンジ要求から数十秒足らずで判定結果がでるから試合時間も大して延びない、観客や視聴者にも分かりやすいCGグラフィックで示されるがまた良い。
なんならチャレンジの間は手拍子がなるシーンもある。
MLBだとどんなテンポや見せ方になるのか興味深いです。
チャレンジ制のテニスだと1セット辺り3回のチャレンジ権、グランドスラムの5セット制フルセットで15回。
MLBの2回は確かに少ない印象です。
ベンチ目線からストライクボールの真偽なんて判断つかないでしょうから、基本的にチャレンジは打者主導になると思います。まぁルーキーなんかはおっかなくてチャレンジ要求できないでしょう。
盗塁のグリーンライトみたく、事前ミーティングの時点で自己判断でチャレンジしてよい打者が決められるかもしれませんね。
drbcs
が
しました