前項で書いたNFL Kansas City Chiefsの2勝3敗スタートが事件かのような報道がされている件。何かに似てるなあと思っていたのですが、思いつきました。その昔、私が日本に住んでいた頃のプロ野球報道に似てるのかと。日本でもアメリカでもそうですが野球シーズンは長い。4月や5月に5連敗ぐらいしても大勢には影響がある段階でもないのに「ドロ沼」とかなんとかおどろおどろしい表現で(紙の)新聞に書かれていたのに違和感があったのに似てるんだ、と。

当時日本はプロ野球がほぼ一強ジャンル。それに今のアメリカでのNFLへの一強化が似てきているのかもしれないなと。

少し前から私は昨今のNFLへの一強化の加速が異常ではないかという感想を当ブログで書いています。ただそれは私の感覚で、現実的にはNFL放送の視聴率や関連番組・関連報道は花盛りで加速が止まる様子はない。地上波全系列に加えて大手ストリーミングも含め大手の全てがNFL試合放送や関連報道をこぞってやってるわけで、NFLのあるところ宣伝効果あり、乗らないという手はないぐらいの勢いです。そういう流れの中でChiefsの2勝3敗スタートが最大のスポーツニュースみたいな扱いになっちゃうってことかなあと。

アメスポはそのジャンルの多彩さが魅力であるとして過去当ブログでは長年紹介してきていたのが、ここへ来てNFL一強になっちゃうのは個人的にはさみしいというかもったいないというか、すっきりしないのですが、現実は現実として受け入れなくてはいけないのかも。
どこかでスポーツファン全体でのNFL疲れみたいなのが出てくる将来もあるかもしれませんが今はそうではないということです。