NBAプレーオフ一回戦は6カードが終了。東は二回戦の組み合わせは上位シード4チームで確定、西で2カードが残ってます。
西第3シードだったLos Angeles Lakersは1勝4敗でMinnesota Timberwolvesに敗退。スモールチームに行くしかない陣容なのをWolvesに突かれ、Wolvesの方もたいがいに酷いオフェンスの内容でしたが勝ち切り。Lakersのホームで決着をつけてます。
試合翌日になってLeBron Jamesが膝靭帯をひねったという診断が発表されており、よしんば第5戦を勝っていても次戦や二回戦には出場不可能であったことになります。そういう意味ではホームで試合を完走しての今季終戦はLeBronにとっては悪いものではなかったかも。

LeBronの契約は来季分が選手側のオプションとなってます。40歳であっても頑強スピードもあり一流選手として恥ずかしくないプレーをした今季でしたが、この日のプレーが現役最後である可能性は残ります。ただそれは昨季の今頃、さらに言えば一昨年もまったく同じことだったんですよね。翌シーズンへの含みを残しLakersや個人サポートチーム、スポンサーと相談。表向きは家族と相談とか自分がプレー意欲が残るかどうか、という比較的きれいな理由を言いますけど、それは総合的な判断になります。

昨オフではFAで契約更新を前にLakersに効果的な補強ができるなら自分のサラリーは安く抑えてもかまわないと通知。結局はLakersはオフのトレード市場では効果的な補強はできずLeBronは高額サラリーの1年契約+1年選手オプションで収まった。
その後シーズンに入ってからのメガディールでAnthony Davisを放出 & Luka Doncicの加入と大きくメンバーは変わりました。

ただ敗退となった対Timberwolves第5戦はRudy Gobertにボコボコにされてスモールチームしか編成できない現行のLakersのメンバーではここにはっきり限界があるとNBA全体に示してしまった。ガードでもオフェンスモンスターのLukaがディフェンスではぶち抜かれること多数。これでは現代のNBAでは通用しないと落第点がつきそうな仕業になってました。

Dallasにいたときはディフェンスが悪いとは言われてもこんなにまでぶち抜かれの連続ってことはなかった。なぜLakersではこうなってしまったかと言えば、Dallasでは後ろに長身選手が2人もいたので相手オフェンス側にLukaを1対1で抜いてもその先の展望が開けなかった。今のセンターがLeBronになっているLakersのスモールの陣容ではLukaを抜いてそのままリムに一直線というプレーが頻発してしまうから、相手がLukaを餌食にしようとはっきり意識しているってことなんでしょう。

このシリーズではLakersが第3Q第4Qを一切交代なしの5人で戦いきった試合もあって、Lakersの監督1年目のJJ Redickの采配に疑問が投げかけられた時点もありました。表向き選手たちからは不満の声はあがっていなかったので直接的にその後のチーム崩壊などはありませんでしたが、Redickも切羽詰まってるのかという采配であったのは否定できません。
これでLakersはバブルでの優勝以降、5シーズン中4シーズンで一回戦敗退以下(プレーオフ進出失敗1度)です。イメージではもっと勝ってるイメージではないかと思いますが結果をあとから眺めればこんな具合。

LeBronが来季もLakersに戻って来るなら、昨オフと同じように補強ができるのであれば現行の選手オプションである$52.6 millionのサラリーを破棄するという話になりそうです。このシリーズでの惨状を見ればLeBronは最低1枚できれば2枚ビッグがいないとプレーオフを勝ち抜けないのは強く理解したはず。

Lakersの補強話になるとトレードで誰を出せるんだという話になります。ざっとの話LeBron、Luka (あとは外からの需要のないBronny)だけは出されないけれどあとは全員駒であるとされます。が、自称インサイダーに言わせるとLeBronのAustin Reavesへの信頼は厚いのでReavesも含めて3人だけ、あとは全部放出まったなし。

ただそれでもRui Hachimuraは契約1年残り、Dorian Finney-Smithは来季の選手オプションが残ってるだけ。相手方から見た戦力補強の魅力は限定的です。それほどお買い得なサラリーでもない。Gabe Vincentも1年残りですね。他では今シリーズで先発も務めたJaxson Hayesは契約切れ。やっぱりReavesも駒じゃないと足りないか。Reavesも1年残りですがパフォーマンスと比較してお買い得なサラリーとなってます。

さすがにないと思いたいですが今オフにはGiannis Antetokounmpoがトレード市場に出てくるんで、もしLeBronがものすごく安く再契約するならGiannisのLakers行きの可能性はゼロじゃないんですよね。Lakersの需要やファン刺激策としてはアリかも。

Giannisのトレード問題は要はBucksではDamian Lillardの巨大契約と負傷長期欠場があってBucksには近い将来に陣容を整えられる可能性がないことが理由です。1年だけのGiannis-Luka-LeBronのスーパーチーム編成があるのか、という妄想だけで飯が食える話題性と言えましょう。

ケガおよび敗退でさっさとオフシーズンの話題に行けるLeBronはある意味幸せとも言える。
さらに言えばLeBronがそれほどまでの安いサラリーで良いと思うのなら例のGolden State Warriors行きの可能性も残るのかもしれません。Jimmy Butlerを加えて強いのかと思われたWarriorsは昨夜で連敗、3勝3敗で若いHoustron Rocketsを相手に大いに苦戦してます。そちらも37歳のStephern Curry頼み。