これは予想外の展開です。NFLドラフト全体2位の指名権をJacksonville Jaguarsがトレードアップで獲得、WR/CB Travis Hunterを指名になってます。その指名権を持っていたCleveland Brownsは全体5位の指名権に加えて今季2巡目指名権+来季のJaguarsの1巡目指名権も獲得(その他下位指名権交換あり)。そこまでしてTravis Hunterは獲りたい選手とJaguarsの目には映ったことになります。

こうなってみると、ああ確かにJaguarsはカレッジフットボールファンみたいなところが指名傾向にあるなという感想も出ます。Jaguarsのスター選手であるQBのTrevor LawrenceもRBのTravis Etienne Jr.もカレッジでのスター選手。Clemsonの全盛期の選手たちです。選手の選び方がオーナーの好みに強く引っ張られている可能性があります。Travis Hunterは良い選手ではあるでしょうがトレードアップ、それも今季の2巡目と来季の1巡目は相当高い対価でしょう。

Clevelandの方はDeshaun Watsonの歴史的失敗トレードの後始末の次期QBの獲得を翌年に繰り延べることに成功。前項でも書きましたが2025年はQBも不作だし他のポジションもとても豊作とは言えないドラフトですから、Jaguarsが好条件を出してきたので喜んで今季はトレードダウンというところでしょう。

ただ来季にカレッジから出てくるQBに今の時点から見込める強力な下級生がいるわけでもないです。有名どころではManning家の甥っ子Arch Manning(Texas)とかLSUのGarrett Nussmeierぐらい。でも今はっきり不作とわかってる2025年ドラフトで無理に指名するよりは今ノーマークでも来季のカレッジシーズンで一気に伸ばしてくる選手がいるかもしれない2026年に指名を先延ばしできるのはBrownsにとっては悪い話ではないです。来季が不作となっても不作確定の今年より事情が悪化するわけではないでしょう。