一言で言ってNo. 3 Penn State、勝負弱い。No. 4 Ohio Stateをホームに迎えての今季のカレッジフットボールの行方を左右する一戦は最終スコアはOhio State 20-13 Penn Stateと点差こそつきませんでしたが、Penn Stateオフェンスのレッドゾーンでの勝負弱さが目立ち、得点差以上の完敗という試合になってます。週明けの火曜日のプレーオフ12校制になって初の公式ランクが発表になります。Penn Stateはこれが今季初黒星で負けた相手も上位のOhio Stateなのでそれほど下にはされないのかもしれませんが、中身はがっかりですね。

Ohio StateはHCがRyan Dayに代わって以来Penn Stateに全勝。毎年のようにビッグゲームだと喧伝されても毎度Ohio Stateの勝利に終わってます。
特に酷かったのはPenn Stateの試合最後のオフェンスプレー。Ohio State陣深く3ヤードラインで1stダウンゲットと迫りながら凡コールの連続。ランでノーゲイン、1ヤード前進、1ヤード前進と能のないプレーを続け、最後の1ヤードからの4thダウンプレーでパス。でもプレーデザインからして絶対おかしい。その上に投げた先のレシーバーはディフェンダー4人に囲まれているところに投げ込んでいる。どうなるとそうなるのか。あんなにディフェンダーが密集しているなら絶対に他は空いているに決まってるのになぜそこへ投げる。Penn State出身のRB Saquon Barkleyが見ていたら、くそ俺がいたらど真ん中突破してでも外へ行っても絶対TDなのにと歯噛みしてそう。
とは言えSaquon Barkleyのいたときの対Ohio Stateとのホーム決戦も負けたんですけどね。良く覚えてます。

今年のOhio Stateは@Oregonでの敗戦、先週のランク外Nebraskaに大苦戦と例年ほどの攻守での破壊力がない。今日の@Penn State戦にしても迫力不足。それをエンドゾーンでのアクロバティックなINTでしのいだり上述のラスト・スタンドでしのいでなんとか1敗堅持。

今日のBig Tenの試合はまだ残ってますが今の時点でNo. 1 Oregon（@Michigan）、No. 13 Indiana（@Michigan State）が全勝。Ohio StateはOregonに敗戦しているのでOregonが2敗しない限りBig Ten内のランクでは抜けませんが、Indianaとは直接対決を残しているので自力でBig Ten優勝戦にはたどり着けるという勘定になります。