大接戦でしたがNo. 2 Ohio Stateが逆転FGレンジまで到達しながらクロックマネジメントの失敗と痛恨の反則でタイムアウト1つを残したまま時間切れ敗戦となってます。最終スコアはNo. 3 Oregon 32-31 No. 2 Ohio State。
今季のBig Tenのテーマとなってきているのが旧来からのBig Ten強豪校が西海岸の新加入の学校へ遠征して苦戦を続けていること。先週No. 10(当時)Michiganがランク外@Washingtonで敗戦。今週も早い時刻にNo. 4 Penn Stateがランク外@USCで大苦戦、なんとか追いついて延長戦の末に全勝キープ。3時間の時差、飛行時間だけで5時間程度であろう遠征が若い選手たちに負担になっている様子が伺えます。
東部時間でプライムタイムの放送となったこのOhio State@Oregon戦もOregonのスペシャルチームのミスが目立ち決してホームチームが万全とも思えない展開でしたが、Ohio Stateも攻守に迫力不足の感。その辺に長距離移動の影響があったのか。最後は両軍とも決め手を欠きましたが、なんとか逆転FGをねじ込んだOregonが再逆転。
但し残り時間も1分半あったしOhio Stateはタイムアウト1個を残していた。FGで再逆転で勝利できるわけですから時間的には余裕があった。そして上述のように一度はFG圏内まで到達しながらオフェンス側のパスインタフェアランスが取られて15ヤード罰退でFG圏外へ。この反則は痛かったですが、まだ時間はあったしタイムアウトもあるんで10ヤード15ヤード進めば再び勝利のサヨナラFG圏内到達だったんですが、ここからクロックマネジメント失敗が連発。
まずオフェンス側のパス反則が起こったあとプレーが終わったのがインバウンドだったのでルール上はボールがセットされた時点でゲームクロックがスタートする。ところがOhio Stateの選手たちはたぶんそのルールを理解しておらずボールが置かれたあともクロックが止まってるような緩慢な動き。これで10秒程度余計に時間を消費してしまい残り時間が10秒になってしまってます。
残りのタイムアウトが1つしかないのでFGチームがフィールドに出るためにそのタイムアウトは保存、使えなかった。さらにインコンプリートパスで残り6秒、場所はOregon陣43ヤードライン。あと10ヤードはどうしても必要だし、できれば15ヤード欲しい。でも6秒しかない。パスに行きたかったOhio Stateですが、空いているレシーバーがすぐに見つからずQBのWill Howardはスクランブル。自分から倒れてタイムアウトを取るつもりだったのでしょうが、結果は12ヤードランで6秒を使いきってしまい時間切れでタイムアウトを取れず試合終了。結果から言えば10ヤードじゃたぶん足りないというQBの正しい認識が数ヤードの追加のランの距離を欲張らせて時間切れという結末になったということになります。
最後のプレーはHowardを責められないか。2秒早く倒れていたらたぶん50ヤード以上のFGで、NFLならともかくカレッジでは50ヤードは遠く確率は相当低い。その前の反則とそのあとの時間の無駄の方が敗因としたいです。
接戦でも勝ったOregonの評価は上がるんでしょうが、今季の他の遠距離遠征試合の様子を見ていてもビジターチームがかなり不利そうなのは確か。それも考慮したらOregonの方がOhio Stateより強いとは言い難そうです。
そういうことを言ってみたくなるのはシーズン序盤のOregonが苦戦したBoise State戦を見たからでもあります。その試合は最終スコアはOregon 37-34 Boise StateでのOregonの逆転勝ち。あの試合を観てしまっているし、、今日もOregonのミスが目立ったのもあって手放しにOregonが強そうだとは考えにくいというのが個人的な感想です。
Oregonは@Michiganの試合も残していて逆方向の長距離遠征で勝ちきれるのか。
Oregonに惜敗したBoise Stateはその後Washington Stateに快勝するなど勝ち続けているのでOregonを疑うよりもひょっとしたらBoise Stateが今季はかなり良いという評価になるのかもしれませんが。Boise StateのRB Ashton Jeantyは迫力のあるすごい選手でプロ行きの選手。なんでもこのオフにSECなど有力校からNILでかなりの額のカネをオファーされて転校をかなり勧誘されたんですがBoise State残留を選んだという選手です。先週までの段階の5試合で既にランで1000ヤードを超えてます。
中身や細かい話はともかくNo. 3 OregonがNo. 2 Ohio Stateに勝った事実は大きく、これでOregonは新ランキングではNo. 2に昇格するんでしょう。さすがに延長戦までもつれたNo. 4 Penn Stateには抜かれないはず。
ところでランクNo. 1のTexasは今日のRed River RiverlyでOklahomaに大勝してしまってるんですけど、この試合はTexasはかなりまずい。シーズン開幕時のQBで負傷欠場していたQuinn Ewersが復帰した試合だったんですが、Ewersのデキがひどかった。レシーバーから外れたところに投げ込むシーンが多数で大丈夫か?という試合。途中からはランオフェンス中心に切り替えて、Oklahomaオフェンスがまったく機能していなかったのでそれでも勝てましたし、最終スコアもTexas 34-3 Oklahomaと無風勝利のようなスコアになってますが、Ewersは大丈夫なのか、Ewersが欠場中に活躍したArch Manningに戻さなくて良いのかというぐらいの内容でした。
今季のBig Tenのテーマとなってきているのが旧来からのBig Ten強豪校が西海岸の新加入の学校へ遠征して苦戦を続けていること。先週No. 10(当時)Michiganがランク外@Washingtonで敗戦。今週も早い時刻にNo. 4 Penn Stateがランク外@USCで大苦戦、なんとか追いついて延長戦の末に全勝キープ。3時間の時差、飛行時間だけで5時間程度であろう遠征が若い選手たちに負担になっている様子が伺えます。
東部時間でプライムタイムの放送となったこのOhio State@Oregon戦もOregonのスペシャルチームのミスが目立ち決してホームチームが万全とも思えない展開でしたが、Ohio Stateも攻守に迫力不足の感。その辺に長距離移動の影響があったのか。最後は両軍とも決め手を欠きましたが、なんとか逆転FGをねじ込んだOregonが再逆転。
但し残り時間も1分半あったしOhio Stateはタイムアウト1個を残していた。FGで再逆転で勝利できるわけですから時間的には余裕があった。そして上述のように一度はFG圏内まで到達しながらオフェンス側のパスインタフェアランスが取られて15ヤード罰退でFG圏外へ。この反則は痛かったですが、まだ時間はあったしタイムアウトもあるんで10ヤード15ヤード進めば再び勝利のサヨナラFG圏内到達だったんですが、ここからクロックマネジメント失敗が連発。
まずオフェンス側のパス反則が起こったあとプレーが終わったのがインバウンドだったのでルール上はボールがセットされた時点でゲームクロックがスタートする。ところがOhio Stateの選手たちはたぶんそのルールを理解しておらずボールが置かれたあともクロックが止まってるような緩慢な動き。これで10秒程度余計に時間を消費してしまい残り時間が10秒になってしまってます。
残りのタイムアウトが1つしかないのでFGチームがフィールドに出るためにそのタイムアウトは保存、使えなかった。さらにインコンプリートパスで残り6秒、場所はOregon陣43ヤードライン。あと10ヤードはどうしても必要だし、できれば15ヤード欲しい。でも6秒しかない。パスに行きたかったOhio Stateですが、空いているレシーバーがすぐに見つからずQBのWill Howardはスクランブル。自分から倒れてタイムアウトを取るつもりだったのでしょうが、結果は12ヤードランで6秒を使いきってしまい時間切れでタイムアウトを取れず試合終了。結果から言えば10ヤードじゃたぶん足りないというQBの正しい認識が数ヤードの追加のランの距離を欲張らせて時間切れという結末になったということになります。
最後のプレーはHowardを責められないか。2秒早く倒れていたらたぶん50ヤード以上のFGで、NFLならともかくカレッジでは50ヤードは遠く確率は相当低い。その前の反則とそのあとの時間の無駄の方が敗因としたいです。
接戦でも勝ったOregonの評価は上がるんでしょうが、今季の他の遠距離遠征試合の様子を見ていてもビジターチームがかなり不利そうなのは確か。それも考慮したらOregonの方がOhio Stateより強いとは言い難そうです。
そういうことを言ってみたくなるのはシーズン序盤のOregonが苦戦したBoise State戦を見たからでもあります。その試合は最終スコアはOregon 37-34 Boise StateでのOregonの逆転勝ち。あの試合を観てしまっているし、、今日もOregonのミスが目立ったのもあって手放しにOregonが強そうだとは考えにくいというのが個人的な感想です。
Oregonは@Michiganの試合も残していて逆方向の長距離遠征で勝ちきれるのか。
Oregonに惜敗したBoise Stateはその後Washington Stateに快勝するなど勝ち続けているのでOregonを疑うよりもひょっとしたらBoise Stateが今季はかなり良いという評価になるのかもしれませんが。Boise StateのRB Ashton Jeantyは迫力のあるすごい選手でプロ行きの選手。なんでもこのオフにSECなど有力校からNILでかなりの額のカネをオファーされて転校をかなり勧誘されたんですがBoise State残留を選んだという選手です。先週までの段階の5試合で既にランで1000ヤードを超えてます。
中身や細かい話はともかくNo. 3 OregonがNo. 2 Ohio Stateに勝った事実は大きく、これでOregonは新ランキングではNo. 2に昇格するんでしょう。さすがに延長戦までもつれたNo. 4 Penn Stateには抜かれないはず。
ところでランクNo. 1のTexasは今日のRed River RiverlyでOklahomaに大勝してしまってるんですけど、この試合はTexasはかなりまずい。シーズン開幕時のQBで負傷欠場していたQuinn Ewersが復帰した試合だったんですが、Ewersのデキがひどかった。レシーバーから外れたところに投げ込むシーンが多数で大丈夫か?という試合。途中からはランオフェンス中心に切り替えて、Oklahomaオフェンスがまったく機能していなかったのでそれでも勝てましたし、最終スコアもTexas 34-3 Oklahomaと無風勝利のようなスコアになってますが、Ewersは大丈夫なのか、Ewersが欠場中に活躍したArch Manningに戻さなくて良いのかというぐらいの内容でした。
大勝したのでEwersで押し通せましたけど、もっと接戦だったらManningへの切り替えが本気で検討されて来週以降の先発QBの見通しが不透明になりそうでした。来週はNo. 7 Georgiaとの大一番が予定されているんですがそれを前に先発QBをどうするかの迷いが発生しそうでした。
TexasのQB Quinn Ewersの1QのINTはかなり残念なパスでした。
プレッシャーがかかっていたわけでもないのにオーバースロー。
Oklahomaの返しのオフェンスがFG失敗に終わったので事なきを得ましたが、あれでTDを取られていたらチームの士気も下がったことでしょう。
OklahomaはRiley HCがUSCに行って以降、オフェンスに当時の破壊力がないような。
drbcs
がしました