Eaglesの今季はいきなりRBがピッチに脚をとられて2nd & 15で自軍のゴールライン前からのシチュエーションに。
今季New York Giantsから移籍してきたRB Saquon BarkleyがPhiladelphia Eaglesの今季最初のオフェンスプレーでボールをバックトスで受けたのですがすぐに足を滑らせてダウン。5ヤードロス。当然のことながらブラジルでの試合なので会場はサッカー用。自然芝と人口芝のハイブリッドらしいんでその意味では多くのNFLスタジアムと似てるはずですがやはり勝手が違う。

いきなり苦しいスタートとなったEaglesは3rd & 15からINT。INTで好位置でボールをもらったGeen Bay PackersもQB Jordan Loveが投げるときに踏ん張った足が滑っていましたしこれは凡戦の予感か。選手も開幕戦からケガもしたくないでしょうし。選手もクリートを換えたりするでしょうが方向を急に変えるようなランやレシーバーのルートは避けてたと思います。第2Q序盤のBarkleyの1stダウンゲットのランもTDもまさにそれでしたよね、ひたすら直進。第2Q半ばのBarkleyのサイドライン際のキャッチも踏ん張れず外に飛び出してしまい本人も残念そうだけど仕方ないって顔に見えました。
試合のラストプレーとなったヘイルメリーにいこうとしたバックアップQBも足を滑らせていました。Jordan Loveが倒されて急に登場してのプレーで足場の違いを感じていなかったままでヘイルメリーを投げるのは難しい環境であったのでしょう。

Jason Kelceが抜けてメンバーが変わったtush pushもフィールドがゆるいせいなのかどうか昨年のようには押し込めない場面が何度か。試合最後のトドメを刺そうというtush pushはスナップをHurtsが取りこぼして失敗。まあ初戦ですし、イレギュラーなフィールドでのことですからその辺はまた落ち着いていくか。RBのBarkleyもQB Jalen Hurtsに劣らないパワーリフティングオタクなので後ろからのプッシュは昨年よりも強くなってるのかもしれませんし。

凡戦の予感とか言いましたが徐々に温まってきてなんのかんのと接戦で見れる試合となるのはNFLは立派だなと思いました。ただし普段見ていて楽しいのは観客が熱くて賑やかだからというのもあるなと再確認。形式上Eaglesがホームチーム扱いなので勝利が確定してEaglesの勝鬨のコールが鳴ってましたがそれを唱和するファンがいないのでは気の抜けたソーダです。

BarkleyのEaglesのメンバーとしてのデビュー戦で3TDはTerrell Owens以来とか。最後のGreen BayのドライブでJordan Loveが傷んだのは余計。去年の開幕戦で元Green BayのAaron Rodgersがあっという間にシーズン終了になったのを連想してしまいます。

ちなみにEaglesが黒基調のユニフォームでプレーしてましたが、この会場のホームチームであるサッカーCorinthiansのチームカラーが黒基調なのでそれに寄せて選んだという解説がされてました。