パリ五輪の男子バスケで準優勝となったフランス代表のGuerschon Yabuseleが1年契約でPhiladelphia 76ersに加入と発表になっています。米代表との決勝戦でも活躍してLeBron Jamesにポスターダンクもかまして目立っていたあの選手ですね。当時の記事でもNBAのルール的にはフリーエージェントなのではないかと書いたのですが、どうもそのとおりだったようで優勝への補強に余念のない76ersが獲得。あの米代表との試合では76ersのJoel Embiidが同じコート上でプレーをしていたわけでEmbiidが惚れてチームに推薦したとかあったのかも。

その契約が1年限りの契約で$2.1 millionでベテラン最低給にほど近い金額。ということは欧州でReal Madridにいるときのサラリーはその額よりもはっきり下の額だということなんでしょうからユーロリーグとNBAの経済格差は相当にあるということなんでしょう。

Guerschon Yabuseleは28歳。過去にBoston Celticsにドラフト指名されたのち放出。遅咲き型でNBAに再度挑戦ということになります。
決勝戦だけでなく五輪での活躍ぶりからして金額的にはもっと出しても良いと考えるチームもあったかもですが、時期が既にNBAの各チームのサラリー構成がほぼ定まった時期の加入なので良い金額を提示しようにもできないチームがほとんどであったでしょう。タイミングが悪い。なので金額はこんな程度と今季はYabusele側も諦めて、1年契約でNBAでの実戦オーディションで来オフでの良い契約を狙うといったところと見る方が正しいか。