サッカー米女子代表がパリ五輪で金メダルに返り咲き。2012年以来3大会ぶりの金メダルです。昨年の女子W杯ではノックアウトラウンド一回戦で敗退したばかり。あのときからメンバーも一新してその若い選手たちで早くも頂点に返り咲きというのは五輪前の苦戦予想を覆した快勝劇。
通称99ers(アメリカサッカーの興隆の端緒となった1999年の女子サッカーW杯米女子代表優勝メンバーがそう呼ばれています)が金メダル獲得後にオンライン祝勝会を公開していて大変盛り上がっていました。ここしばらく苦しい国際大会が続いていたので今回のトップへの返り咲きはよほど嬉しかったようです。
祝勝会の方はともかくいったい今回のいきなりの復活優勝の理由をどこに求めるかということなんですが、新監督の手柄ってことになるのでしょう。英国人のEmma Hayesが昨季のWomen's Super Leagueシーズンを終えてからChelseaから米代表監督に転任。Chelsea女子で5連覇という実績を引っ提げて米女子代表監督に就任後10試合で金メダル獲得です。
あまりにも早すぎるので監督の手腕と違うのではないのかというケチもつけようと思えばできます。選手はHayesが着任する前にもう揃っていた。でも例えば功労者のAlex Morganを代表から落選させたのは外様の監督だからできたことかもしれません。人的なつながりがあるアメリカ人監督だと落選させられなかったかもしれないし、選んでしまえば今大会ゴールを量産して活躍した3トップのSophia Smith, Trinity Rodman, Mallory Swansonの出場機会が削られていた可能性だってある。
他でも一時点で米女子代表の中心選手だったと言ってよいRose Lavelleのコンディションが悪いと見切るとあっさり先発も外しサブでも使わない。これもしがらみのなさからくる起用変更でしょう。
Chelseaで勝ち続けて試合中の戦術調整にも定評があるという話でそれも差になったのかもしれません。
これで女子の方は久々に世界のトップに返り咲いて、次のW杯は2027年と先のこと。しばらくはトップ気分に浸れるはずです。メンバーも年齢的に力が下がる選手は少ない。新監督のEmma Hayesの地位も(他から引き抜きがなければ)安泰でしょう。
さて男子のサッカー米代表監督は例のCopa Americaでの失敗で前任者を切って以来空席のまま。ネットでは次から次と良く知らない人の名前が上がっては消えるのを繰り返しています。たぶん現実的にはそれらの名前の上がるのは閲覧数稼ぎのために火のないところに煙を立たている状態の可能性が高いです。実際は動き無しで、また代表監督不在のまま時間が過ぎていきそう。
女子の方は外国人監督であっさり成功してまったので男子の方も次期代表監督に外国人監督でも良いのではないかという意見も当然のように浮上してくるんでしょうね。
通称99ers(アメリカサッカーの興隆の端緒となった1999年の女子サッカーW杯米女子代表優勝メンバーがそう呼ばれています)が金メダル獲得後にオンライン祝勝会を公開していて大変盛り上がっていました。ここしばらく苦しい国際大会が続いていたので今回のトップへの返り咲きはよほど嬉しかったようです。
祝勝会の方はともかくいったい今回のいきなりの復活優勝の理由をどこに求めるかということなんですが、新監督の手柄ってことになるのでしょう。英国人のEmma Hayesが昨季のWomen's Super Leagueシーズンを終えてからChelseaから米代表監督に転任。Chelsea女子で5連覇という実績を引っ提げて米女子代表監督に就任後10試合で金メダル獲得です。
あまりにも早すぎるので監督の手腕と違うのではないのかというケチもつけようと思えばできます。選手はHayesが着任する前にもう揃っていた。でも例えば功労者のAlex Morganを代表から落選させたのは外様の監督だからできたことかもしれません。人的なつながりがあるアメリカ人監督だと落選させられなかったかもしれないし、選んでしまえば今大会ゴールを量産して活躍した3トップのSophia Smith, Trinity Rodman, Mallory Swansonの出場機会が削られていた可能性だってある。
他でも一時点で米女子代表の中心選手だったと言ってよいRose Lavelleのコンディションが悪いと見切るとあっさり先発も外しサブでも使わない。これもしがらみのなさからくる起用変更でしょう。
Chelseaで勝ち続けて試合中の戦術調整にも定評があるという話でそれも差になったのかもしれません。
これで女子の方は久々に世界のトップに返り咲いて、次のW杯は2027年と先のこと。しばらくはトップ気分に浸れるはずです。メンバーも年齢的に力が下がる選手は少ない。新監督のEmma Hayesの地位も(他から引き抜きがなければ)安泰でしょう。
さて男子のサッカー米代表監督は例のCopa Americaでの失敗で前任者を切って以来空席のまま。ネットでは次から次と良く知らない人の名前が上がっては消えるのを繰り返しています。たぶん現実的にはそれらの名前の上がるのは閲覧数稼ぎのために火のないところに煙を立たている状態の可能性が高いです。実際は動き無しで、また代表監督不在のまま時間が過ぎていきそう。
女子の方は外国人監督であっさり成功してまったので男子の方も次期代表監督に外国人監督でも良いのではないかという意見も当然のように浮上してくるんでしょうね。
ドラフト制度と北米プロスポーツリーグはイコールの関係だと思ってたんですがここを崩す存在が表れてそして成功を収めるとなると一気に北米でドラフト制度が崩壊に向かう可能性はあるのでしょうか?
drbcs
が
しました