昨日に続いてお昼時に五輪室内バレーをやってました。女子の米代表 x ブラジル戦。僅差で追い続けたんですが惜しくも第4セットを落として最終第5セットへ。そこで最後のパワーが炸裂して最後は快勝モードで準決勝突破。日曜日の決勝戦に進出、前回の東京五輪からの連覇の可能性を残しました。相手はトルコ x イタリアの勝者。米東部時間で7AMの試合開始。

昨日のお昼時の男子の準決勝の放送もそうでしたがそれ以前は室内バレーの放送ってたぶんストリーミングのPeacockでしか放送していなかったのが、準決勝まで残ればTVで放送するよみたいな感じなんですかね。私は五輪以外でもときどきは米代表のバレーボールを見てるんでそれなりに顔を知ったメンバーもいるのでおなじみなんですが、米国人一般にはこの準決勝が初見ということも十分ありそう。もし準決勝以前に敗退していると見かけないまま五輪が終わっちゃったのかもしれません。


実は今年女子の6人制バレーのプロリーグが発足しています。Pro Volleyball Federation(PVF)。女子のみ。発足当初は10チームでのスタートを画策。実際は8チームで集まり、その後1チームが離脱したので7チームで初年度を戦っています。この辺のドタバタはアメスポのマイナースポーツの発足時にはよくあること。私の感想ではよくシーズンを完走できた、それだけでも立派かなと。
来季2025年にはDallasにもチームができるそうで、一応来年もやれるだけのお金と意欲はあるんだなあという現状です。

初年度優勝したのはOmaha Supernovas。Omahaというのはネブラスカ州の中都市。アメリカのバレーボールで最強の動員力と人気を誇るNebraska Cornhuskersのホームからも遠くない。NCAAトーナメントがOmahaで開催になるとNebraska大の実質ホーム会場となって大変な盛り上がりになる場所です。そこのチームが新プロリーグの初代チャンピオンになった。この試合は生で見てました。

Omaha Supernovasの初年度のホームの動員は1万人超の試合を6試合含んでレギュラーシーズン平均が9,656人とバレーボールとしては相当入っている。Nebraska大の女子バレー部がほぼ常時満席で8,000人ほど。そちらは会場のキャパ的にそれ以上入れないわけですが、そのタガが外れて大きめの会場のOmahaでは1万人超えの動員もできてしまう。PVFの初の優勝戦もOmaha開催で1万人超だった模様です。Nebraskaの女子バレーボール熱は異常です。

PVFを2024年に発足してみようとしたのはもちろん今やっているパリ五輪での活躍を来季に落とし込みたいからでしょう。アメリカ国内では何度となく6人制バレーボールのプロ組織の企画はあっても一度も長続きしたことがない。ビーチバレーの組織はしばらく続いていましたが倒産してます。