NASCARのCup戦@Indianapolis Motor Speedwayが開催。ちょうどこのレースのスタート直前のタイミングで大統領が選挙戦から離脱という速報が入り放送がつぶされるのかな?と心配でしたがNASCAR放送はそのまま。他のチャンネルだと女子ゴルフを放映予定だったCBSは政治特番に差し替え。FOXも緊急特番ですね。NASCARは無事NBCで放映でした。そのまま全編放映できそうだったのですがレースの最後の3周の時点で多重クラッシュが続いてレースの終了時刻が伸びて午後6時を過ぎることになり、6時というのはアメリカ的にはニュースの時刻として定着しており、NASCAR放送の方は「今日起こったニュース報道のため6時からは(系列ケーブル局の)USA Networkに移動します」として地上波放送は打ち切りになりました。
NASCARファンは共和党支持者との重なりが大きいからでしょう、「今日起こったニュース報道」が民主党側の大統領候補の交代というのは放送内では一切言わずに。政治に関わる話をすると荒れるので言わないってことですね。
最初にNBCがNASCAR放送を強行したのは、次週から始まる五輪の独占放映権を持つ局で五輪のヘビーローテーションな放映態勢に入る直前。なのでNASCARは向こう3週間は脇に寄せられる。その直前週のレースである今日のレースの地上波放映はNASCARにとっては重要で急な事情では外しにくい契約になっていたかもなと。先週のトランプ銃撃事件ほどバイデンの離脱はセンセーショナルなニュースではないですし。
でも最後のUSAへの移行するときに「今日起こったニュース報道」として口が裂けてもバイデン絡みだとは言わないところを見て、あーこれはもしバイデンの大統領選挙からの撤退が理由でNASCARの放送をやめていたら大半の共和党支持者の視聴者ファンからバイデンごときで我々の楽しみを奪うのか的な総叩きに合う可能性があったからか、と考え直しました。とってもありそうです。
レースの方は最後の最後で上位のうち1位Brad Keselowskiがガス欠寸前、2位のRyan Blaneyもカツカツ。Keselowski陣営はギャンブルで給油せず勝利を目指していたんですが、終盤の立て続けの事故のイエローフラッグで周回が増えた(NASCARのルールで延長戦でレース再開後3周で決着)ためリスタートの時点で諦めてピットイン。リスタートの直前にピットに舵を切ったためKeselowskiの真後ろにいた第2列のKyle Larsonが最前列に移動。2位だったBlaneyはKeselowskiがいなくなった瞬間に1位に繰り上がったはずでリスタートを始動できる立場になったのですが、Keselowskiの離脱を予想できていなかったようでリスタートのダッシュに失敗。第1列に急遽繰り上がったLarsonが即トップに立ってそのまま逃げ切ってます。
道中も今季際どい競り合いが目立つLarsonとDenny Hamlinが終盤に直接抜き合いになったりなかなか楽しいレースでした。
NASCARファンは共和党支持者との重なりが大きいからでしょう、「今日起こったニュース報道」が民主党側の大統領候補の交代というのは放送内では一切言わずに。政治に関わる話をすると荒れるので言わないってことですね。
最初にNBCがNASCAR放送を強行したのは、次週から始まる五輪の独占放映権を持つ局で五輪のヘビーローテーションな放映態勢に入る直前。なのでNASCARは向こう3週間は脇に寄せられる。その直前週のレースである今日のレースの地上波放映はNASCARにとっては重要で急な事情では外しにくい契約になっていたかもなと。先週のトランプ銃撃事件ほどバイデンの離脱はセンセーショナルなニュースではないですし。
でも最後のUSAへの移行するときに「今日起こったニュース報道」として口が裂けてもバイデン絡みだとは言わないところを見て、あーこれはもしバイデンの大統領選挙からの撤退が理由でNASCARの放送をやめていたら大半の共和党支持者の視聴者ファンからバイデンごときで我々の楽しみを奪うのか的な総叩きに合う可能性があったからか、と考え直しました。とってもありそうです。
レースの方は最後の最後で上位のうち1位Brad Keselowskiがガス欠寸前、2位のRyan Blaneyもカツカツ。Keselowski陣営はギャンブルで給油せず勝利を目指していたんですが、終盤の立て続けの事故のイエローフラッグで周回が増えた(NASCARのルールで延長戦でレース再開後3周で決着)ためリスタートの時点で諦めてピットイン。リスタートの直前にピットに舵を切ったためKeselowskiの真後ろにいた第2列のKyle Larsonが最前列に移動。2位だったBlaneyはKeselowskiがいなくなった瞬間に1位に繰り上がったはずでリスタートを始動できる立場になったのですが、Keselowskiの離脱を予想できていなかったようでリスタートのダッシュに失敗。第1列に急遽繰り上がったLarsonが即トップに立ってそのまま逃げ切ってます。
道中も今季際どい競り合いが目立つLarsonとDenny Hamlinが終盤に直接抜き合いになったりなかなか楽しいレースでした。