NHL Stanley Cup Final第5戦。地元Florida Panthersの3勝1敗で迎えたこの試合ですが、Edmonton Oilersが第4戦に続いてショートハンドで先制ゴールを決めてスタート。ラッキーなバウンドが横板から返ってきたのを持ち込んで先制。

第2ピリオドは今季のFinalのベストのエキサイティングなピリオドとなりました。第1ピリオド最後からの持ち越しのPPの終わるところで追加点が入って2−0 Oilers。その後もOilersがConnor McDavidの浅い角度からのゴールで3−0となった時点では地元はお通夜状態に。3連勝のあとの2連敗、それもこのペースだと2戦連続で大敗モードになりかねず、ホームでの初優勝を祝う機会と詰めかけたファンが頭を抱える。
この時点だと第3戦の第3ピリオド以来Oilersが13−1とオフェンスに着火した状態。

普段のスタイルから変えて追わなくてはいけなくなったPanthers、特にMatthew Tkachukのファイト溢れるプレーもあったりで その後は両軍の激しい攻防となって次々とゴールが決まり、スピードの乗ったゴールチャンスが到来。第2ピリオド終了時点ではOilersが4−2とリード。Panthersの攻撃もやっと勢いがついてきたんですが、ただこういう攻め合いの試合はOilersペースの試合と言えるんですよね。

なんでもPanthersは今季3ゴール差をひっくり返して勝った試合がレギュラーシーズン・プレーオフを通じて1試合しかないとか。
第3ピリオドはOilersは守備的モードに転換。たぶん最後のエンプティネットゴールも含めてSOGは4本にとどまったはずですが、Panthersの逆襲を1点に抑えて最終スコアはEdmonton Oilers 5-3 Florida Panthers。

第6戦は金曜日ですから3日後。Edmontonのファンは第6戦までの数日間をウキウキと過ごせて幸せなことでしょう。
Stanley Cup Finalの歴史上、3連敗スタートから2連勝を返して第6戦を強要できたのは過去4チーム目。この中2日の休みでPanthersは元の1点差が遠い堅いディフェンスを立て直すことができるのか。2試合で8ポイントとゴール量産態勢に入ったConnor McDavid(Final史上最多)のトップラインが@Edmontonで再び火を吹くか。
今日の第5戦がStanley Cup Finalベストの試合となり、第6戦がどっちに転んでもNBA Finalsが早く終わってしまったのもあって待ち遠しいです。金曜日は見られないかもしれない個人的事情がちょっとありますが。