この夏はFOX系列がすでに開催中のUEFA European Championship(以下Euro 2024、またはEuroとするかも)そしてCopa Americaの拡大北米大会の放映権を獲得。それの宣伝で「午前中から午後も夜もサッカー」と宣伝してます。
2026年のFIFA W杯は北米3国の共同開催のためホスト国として出場の確定している米男子代表は予選がない。よってこの夏のCopa AmericaがW杯前の最大の真剣勝負となることもあってサッカー界としてはかなり力の入っている大会です。
Copa Americaの前段として米男子代表はブラジルとコロンビアとの親善試合を先週戦っています。その放映はTNT。TNTではブラジル戦をかなり前から宣伝していてNBAのプレーオフ放送の時期にもその番宣をずっと流していました。
あの番宣だけ見ているとブラジルとしか試合をしないかのごとく。
対ブラジル戦で米代表が勝ったのは20何年前のGold Cupでという話で、CONCACAFの大会にブラジルがゲスト参戦したときっていうことなんでしょう。それ以来の勝利を目指すと意気込んでいたのです。
ところがその前に行われた対コロンビア戦がなんともならない試合で5−1での大敗。中身も箸にも棒にもかからない試合。コロンビアにボールは支配されるわ球際でも負けの連続だわ。メンバーはCopaに主力で出る選手が皆出ていての惨敗で、これ大丈夫かという試合。コロンビアが見た目がCONCACAFでいつも戦っている中米のチームと変わらなくていつものCONCACAF内の試合の調子で入ったら、でもコロンビアの方が技量はずっと上でボロボロ。
その数日後となったブラジル戦は見違えるような好試合。序盤から果敢に強いボール打っていって攻勢をとる展開。ブラジル側が徐々にペースを掴んだあとの米代表の抵抗も良いし、防戦からのカウンターも意識的で飛び出していく選手たちの数もスペースも良い。GKもはっきりカウンターを意識していて球出しも早い。試合の最後まで両軍が攻め合う好試合で1−1。
本番前の試合なので特にブラジル側は勝ち負けにこだわる試合でもないのに最後まで両者の意地の張り合いでフルタイム大変楽しめる試合でした。この前のコロンビア戦はなんだったんだよという内容。給水タイムがとられる暑い中で両軍がこんなに奮戦してくれたのはなぜかと疑問に思うほどの好試合でした。
米代表の方には代表の放映権に良いお金を払ってくれているTNTへの恩義というものがあるので頑張るのはわかるにしても、ブラジル側はなんだったんでしょう。(あとから聞いた話では会場のOrlando地区は世界最大の国外のブラジル人居住区があるそうです。確かにスタジアムは真っ黄色でした。客席の大半が黄色だったのはコロンビア戦もですが)
そういう経緯で迎えるこの4年サイクルのうちの最大の山であるCopa Americaです。
米代表とメキシコはゆるいC組(ウルグアイ・パナマ・ボリビア)とB組(エクアドル・ジャマイカ・ベネズエラ)に配置されているところからして興行優先な香りは高いですが、実際お金儲けが理由でわざわざCopa Americaを米国で開催してるんですからまあそんなもんです。目くじらを立てるほどのことではない。メキシコはグループリーグ3試合とも屋根付きスタジアム(1試合は半野外のSoFi Stadium)、米代表は2試合がドームと暑いこの時期ですからそれも有利なとりはからいと言えましょう。
ノックアウトラウンドでMessiのアルゼンチンなりブラジルなりと真剣勝負できれば幸せな大会だったということになるはずです。前哨戦で戦ったコロンビアとブラジルはともにD組なのでノックアウトラウンドの一回戦で対戦する可能性が高い相手です。一回戦でまたコロンビアに負けて大会終了だと失敗。準決勝までいければ3位決定戦もある形式なのでフルにスケジュールを戦えることになり2026年へ向けての最大の強化の機会という意味では最悪4位になっても許せる範囲という感じか。
2026年のFIFA W杯は北米3国の共同開催のためホスト国として出場の確定している米男子代表は予選がない。よってこの夏のCopa AmericaがW杯前の最大の真剣勝負となることもあってサッカー界としてはかなり力の入っている大会です。
Copa Americaの前段として米男子代表はブラジルとコロンビアとの親善試合を先週戦っています。その放映はTNT。TNTではブラジル戦をかなり前から宣伝していてNBAのプレーオフ放送の時期にもその番宣をずっと流していました。
あの番宣だけ見ているとブラジルとしか試合をしないかのごとく。
対ブラジル戦で米代表が勝ったのは20何年前のGold Cupでという話で、CONCACAFの大会にブラジルがゲスト参戦したときっていうことなんでしょう。それ以来の勝利を目指すと意気込んでいたのです。
ところがその前に行われた対コロンビア戦がなんともならない試合で5−1での大敗。中身も箸にも棒にもかからない試合。コロンビアにボールは支配されるわ球際でも負けの連続だわ。メンバーはCopaに主力で出る選手が皆出ていての惨敗で、これ大丈夫かという試合。コロンビアが見た目がCONCACAFでいつも戦っている中米のチームと変わらなくていつものCONCACAF内の試合の調子で入ったら、でもコロンビアの方が技量はずっと上でボロボロ。
その数日後となったブラジル戦は見違えるような好試合。序盤から果敢に強いボール打っていって攻勢をとる展開。ブラジル側が徐々にペースを掴んだあとの米代表の抵抗も良いし、防戦からのカウンターも意識的で飛び出していく選手たちの数もスペースも良い。GKもはっきりカウンターを意識していて球出しも早い。試合の最後まで両軍が攻め合う好試合で1−1。
本番前の試合なので特にブラジル側は勝ち負けにこだわる試合でもないのに最後まで両者の意地の張り合いでフルタイム大変楽しめる試合でした。この前のコロンビア戦はなんだったんだよという内容。給水タイムがとられる暑い中で両軍がこんなに奮戦してくれたのはなぜかと疑問に思うほどの好試合でした。
米代表の方には代表の放映権に良いお金を払ってくれているTNTへの恩義というものがあるので頑張るのはわかるにしても、ブラジル側はなんだったんでしょう。(あとから聞いた話では会場のOrlando地区は世界最大の国外のブラジル人居住区があるそうです。確かにスタジアムは真っ黄色でした。客席の大半が黄色だったのはコロンビア戦もですが)
そういう経緯で迎えるこの4年サイクルのうちの最大の山であるCopa Americaです。
米代表とメキシコはゆるいC組(ウルグアイ・パナマ・ボリビア)とB組(エクアドル・ジャマイカ・ベネズエラ)に配置されているところからして興行優先な香りは高いですが、実際お金儲けが理由でわざわざCopa Americaを米国で開催してるんですからまあそんなもんです。目くじらを立てるほどのことではない。メキシコはグループリーグ3試合とも屋根付きスタジアム(1試合は半野外のSoFi Stadium)、米代表は2試合がドームと暑いこの時期ですからそれも有利なとりはからいと言えましょう。
ノックアウトラウンドでMessiのアルゼンチンなりブラジルなりと真剣勝負できれば幸せな大会だったということになるはずです。前哨戦で戦ったコロンビアとブラジルはともにD組なのでノックアウトラウンドの一回戦で対戦する可能性が高い相手です。一回戦でまたコロンビアに負けて大会終了だと失敗。準決勝までいければ3位決定戦もある形式なのでフルにスケジュールを戦えることになり2026年へ向けての最大の強化の機会という意味では最悪4位になっても許せる範囲という感じか。