C Kristaps PorzingisがNBA Fianlsから復帰するのが勝敗に影響するかもという論評は確かに戦前にありました。がここまでインパクトのある復帰になるとは。NBA Finals第1戦 Dallas Mavericks@Boston Celtics戦。3ポインターが当たりまくりPorzingisはあっという間に3ブロックも記録してMavericksの強力オフェンスを粉砕。第1Qの終わり部分で23-5ラン。Celticsが最大29点差かな、までつけてMavericksを圧倒。第1Q終了時点での17点差はFinals史上最大とか。

Porzingisといえばケガというそういう選手なんですが、たっぷりケガで休養した上で満を持して登場したFinals第1戦に大爆発。前半13分出場で18得点。Mavericksからすれば想定外の戦力が出てきた感じです。ブロックを次々とかまされてMavericks側のショット選択が明らかに変わってしまった。ケガで休んでいたのが最高のタイミングで復帰してしまったということに。

第3QにMavericksがしぶとく追いすがって最少8点差まで詰めよりましたが、Luka Doncicのショットは入れどもダブルエースのもうひとりKyrie Irvingの数字が伸びていかない。Kyrieの着火がないままで8点差まで詰めよった辺りでは、ここからKyrieに火が付けばMavericksの大逆転も‥と期待しましたが、Bostonが第3Qが終わる前に巻き返しに成功。
結果的には序盤につけた大量得点差がモノを言ってCelticsの大勝という結果となってます。Celticsの試合はこういう20点差を付けた圧勝が多く、かといってじゃあ毎試合強いかというとそうでもないので第2戦はどうなるか。

Mavericksの方はPorzingis対策と言ってもケガをしていない状態のPorzingisの才能は疑いがないので、こうなってくるとシリーズが終わる前に壊れて貰わないときついのか。守ってはLively IIがファールトラブルになったのはまあ仕方ないところですかね。