サッカーUEFA Champions League決勝の放送を見ていたらプレショーにNBAのDaymond GreenとJoel Embiidが出演してました。場所は英国London Wembley Stadium。
これは米国向け専用のプレショーなのでゲストはそういう人選なのだと思います。サッカー選手をゲストで呼んでも一般スポーツファンじゃわからないから。が、Daymond Greenはつい先日までTNTでのNBAプレーオフ西カンファレンスの放送にずっと出演していたのに今日は大西洋の向こう側に来てるのかあとちょっと感心しました。Embiidはいまは米国籍も取得してますがナイジェリア出身、フランス国籍も持ってるので平均的なアメリカ人よりはサッカーへの親和性は高いのは納得ですが、Daymond Greenは意外。

Draymond本人が説明したところによれば同番組のレギュラー解説のThierry Henryとは旧知なんだそうです。Golden State Warriorsが欧州遠征をしたときに個人的に世話になって云々。Draymondは息子連れでBig Earsに触らせて貰って喜んでいました。HenryはMLSのNew York Red Bullsに在籍したことがあります。

Draymondって今季放映になっているKIA(SUV)のコマーシャルには娘と一緒に出演していたり子供をTVに出演させるのに熱心なんですね。それもそうだし自身のポッドキャストも活発だそう(聞いたことがない)。喋るのが好きなのもそうだし、現役引退後にいまのCharles Barkleyのポジションの後釜を狙ってるって感じですかね。キャラ的には近い。Chuckはもうかなり認知がまずくなってきていますから。喋ってる内容も中身がないのに喋りたがるし司会者が制御するのも大変な状態。

TNTが積極的にBarkleyをクビにするというのはなくても、来季を最後に切れる現行のTNTの放映権契約をNBCが自系列のストリーミングサービスのPeacockのテコ入れのためにTNTから強奪する可能性が語られています。そうなればその時点で現行のTNTのBarkley/Kenny Smith/Shaqのチームは解体。Chuckはもうどこも要らないということになるんでは。(NBA放送がなくなってもTNTはMarch MadnessではCBSの協力局として残るのか?)
DaymondのWarriorsとの契約は2025-26シーズンまであるのでNBCが新規にスタジオ解説陣を揃えるのとはタイミングは合わないですが。

UCL決勝の方はBorussia Dortmundの前半の惜しいチャンスが続いて楽しめました。70分過ぎ辺りはもうDortmundが攻め疲れのような流れ。こうなるとアレだなぁと思っていたらそのとおりの決勝点だったです。Toni Kroos、Luka Modricの交代といった古株の顔見せもあって結局はMadridショー。平和だなあという。


関係がないですけどここへついでに書いてしまいます。ちょうどCL決勝が始まる前にの時間帯に女子バスケWNBAの試合をESPNでやっていました。Chicago Sky@Indiana Feverというカードでカレッジ時代のライバルだったCaitlin ClarkとAngel Reeseがプロ入りして初めて顔を合わせるというそういう売り物のカードです。
この試合、会場にはPat McAfee(元NFL Indianapolis Coltsのパンター)やNBAプレーオフで敗退したばかりのTyrese Haliburton(Indiana Pacers)も来ていてなにやらビッグマッチ感を出していました。いまどきはこういう観戦に来る(というかそしてTVに映る)ところまで込みでわざわざ選んで来てる感じですね。現役のHaliburtonはともかくMcAfeeなんてColtsをやめて以来インディアナに住んでるわけでもなんでもないでしょうに。
試合はFeverが今季地元での初勝利の試合となってます。