March Madness男女とも8強戦が終了。次週末のFinal Fourを残すのみとなりました。この時期の月曜日の話題は賭けのトーナメント予想で全滅した人が続出して嘆くことと決まってます。今年は近年稀な本命のUConnがいたため全滅の人が例年より少ないことになってます。
よってその他の3校の予想に賭けの勝敗がかかってくるわけです。男子の全米準決勝はUConn x Alabama、NC State x Perdueとなってます。Perdueは前年までトーナメント序盤の敗退が続いていたので評価は割れていたんですが賭けている人は多めだったはずです。なので決勝戦がUConn x Perdueになると今年の賭けの勝敗は他の細かい勝敗で決着がつくことに。
個人的には私が賭けたブラケットでは今年はもう勝てないことが確定してしまっています。

UConnは女子の方もFinal Four進出に成功したので2004年以来20年ぶりでの男女同時制覇の可能性が残ってます。今年は男子が本命、女子はFinal Fourの最後の一枠をJuju WatkinsのUSCとの激戦を制して勝ち上がり。
20年前はUConn女子の全盛期でほぼ毎年のように圧倒的な優勝候補で成績もほぼ全勝に近いシーズンばかり。そこに男子がマッチして男女制覇になったんでしたが、時代は変わって今のUConn女子は昔のような最強チームではありません。しかし指揮するのは39年目の同じGeno Auriemma。御年70歳となってもちゃんと勝てるチームを作ったのは立派でしょう。Auriemmaが高齢なのもUConnのリクルート力が落ちたのと無関係ではないはずですが。

UConnは男女とも優良プログラムとして知られますが、もう一校NC Stateが男女ともFinal Fourへの進出に成功してます。男子の方はポストシーズンに行けなさそうなレギュラーシーズンの成績からACCカンファレンストーナメントで5日連続試合をして5連勝でACCチャンピオンとしてMarch Madnessに登場、そのままの勢いでFinal Four到達となりました。
女子の方のNC Stateの状況はまったく存じませんが女子のFinal Fourの4校の中では最も地味。女子の方の全米準決勝の組み合わせは無敗South Carolina x NC Stateと、Iowa x UConnとなってます。

UConnのダブル制覇はあるかもと思われて、NC Stateの方は男女とも4校中最弱とみなされてそれぞれのトーナメントの最強チームとの準決勝ってことになります。それでも可能性はあるんです。素晴らしい躍進ではないでしょうか。特に男子の方は州内のライバル校であり優勝候補だったNorth Carolinaが早く消えてしまったのの代わりにFinal Four進出で州内では普段から下に見られているNC Stateが鬱憤晴らしでトラッシュトークしまくっていそうです。