一週間が早いです。
CONCACAF Nations Leagueの決勝が先週末にありました。米代表 x メキシコ代表戦がAT&T Stadiumで開催。同会場は8万人収容の大会場ですが公式発表は59,471人動員。メキシコ代表の試合がテキサス州で行われれば観客席はメキシコファンで埋め尽くされるのが常ですが、それが6万人に届かなかったんですね。映像で見ていた分にはそこまで席が空いているには見えませんでしたが、あの会場は上の方の席は確かにあまり映り込まないかも。
場内はざっと見で9割はメキシコファンでしょうか。その割合はいつもそんな感じです。ということは米代表の応援は1万人をかなり下回る感じですかね。
実は米代表は準決勝でジャマイカ相手に大苦戦。ロスタイムのラストプレーの5分の同点ゴールでなんとか同点、延長戦へ繋いで勝ち上がり。この準決勝はキツかったです。
それが決勝は米代表の2−0での快勝となってます。これで米代表はNations League3連覇。
2ゴール目が入ったときにはメキシコファンから水のボトルその他が米代表にがんがん投げつけられ、それが止まらず試合中断、観客の退場者を処理したりというぐだぐだで長引いた末に試合は終わりました。
放映はCBS系列のストリーミングParamount+で。スペイン語放送は別途どこかのチャンネルでやっていたのだと思います。きっとそちらは視聴者も多かったのでは。
Paramount+は割とサッカーに手厚いんですがいったいどれぐらいの人にこのNations Leagueって届いたのかなと少し心配になります。今日になっても視聴者数などの情報が出ない。ストリーミングなので外部からは測りにくく、良い数字なら放映側が喜んで数字を流す場合もありますが隠されたらわからない。
ところで以前にも何度か紹介したGallup社によるスポーツ人気調査で2023年分が追加されていました。野球とサッカーがそれぞれ前回調査(2017年)から2ポイント落してるのが目につきます。この調査はコンマ%以下が示されないので1ポイントの下落なら四捨五入近辺で微減しただけの可能性がありますが2ポイントダウンはそれはない。
野球の低下傾向はまあそんなもんかなという気はしますが、サッカーの方は急だなと思えます。2017年の7%から2023年の5%。何10%の規模の2%ダウンと7%からの2ポイントダウンはウェイトが違う。ほぼ1/4の自称サッカーファンが消滅したようにも見える。以前から論じてる通りサッカーファンは一神教的な傾向が強いかと思いますからこのダウンの人たちはどこへ行ったのかなという興味をそそります。
ここからは私の憶測ですがこのダウンってひょっとして例のサッカー女子代表へのトランプ支持者からの集中攻撃で剥がれた人たちの可能性があるのではないのか。あの攻撃でサッカー女子代表は政治的な存在化になってしまい大変だったようです。
ようです、というのは私はトランプ支持者御用達のSNSを見るわけではないのでそんなに頻繁に女子代表非難とかMegan Rapinoeバッシングを見たわけではないですが、そういう私でもちょくちょく見かけるのですからトランプ支持者の間ではものすごい量と熱量があった可能性があります。それでそれまでは政治的な理由は関係なく女子代表の試合を見ていた人がサッカーファンと回答しなくなったんじゃないかなと。
当たり前ですがあの騒ぎの以前の女子代表のファンだった人にはトランプ支持者もいればそうでない方もいたはず。世論調査でトランプ氏の好き嫌いを問うとほぼコンスタントに5:4ぐらいで否定的に出ます。ものすごく大雑把に言って半々。
つまりですね、2ポイント剥がれたのはサッカーファンだと回答していた人のうち女子代表を念頭においてサッカーと回答していた人のうちざっと4-5割がトランプ支持者で、それがこの下落分の2ポイントなのかもなと。それぐらいしかサッカーにマイナスの事情ってここ5年のうちで思いつきません。
とするとですね非トランプ支持者の自称サッカーファンで女子代表ファンもほぼ同数の2ポイントぐらいは残っているのかなと推定することは無理ではないでしょう。
そうなると下落して5%となった2023年分のサッカーをfavoriteとした人たちのうち2ポイントは主に女子代表に興味がある人たちだと仮定するのはそれほど無理ではない。つまり女子には興味がなく男子や海外サッカーを念頭にfavoriteとした人の数は数字の見かけよりかなり少ないのかもしれないなとも読めます。
CONCACAF Nations Leagueの決勝が先週末にありました。米代表 x メキシコ代表戦がAT&T Stadiumで開催。同会場は8万人収容の大会場ですが公式発表は59,471人動員。メキシコ代表の試合がテキサス州で行われれば観客席はメキシコファンで埋め尽くされるのが常ですが、それが6万人に届かなかったんですね。映像で見ていた分にはそこまで席が空いているには見えませんでしたが、あの会場は上の方の席は確かにあまり映り込まないかも。
場内はざっと見で9割はメキシコファンでしょうか。その割合はいつもそんな感じです。ということは米代表の応援は1万人をかなり下回る感じですかね。
実は米代表は準決勝でジャマイカ相手に大苦戦。ロスタイムのラストプレーの5分の同点ゴールでなんとか同点、延長戦へ繋いで勝ち上がり。この準決勝はキツかったです。
それが決勝は米代表の2−0での快勝となってます。これで米代表はNations League3連覇。
2ゴール目が入ったときにはメキシコファンから水のボトルその他が米代表にがんがん投げつけられ、それが止まらず試合中断、観客の退場者を処理したりというぐだぐだで長引いた末に試合は終わりました。
放映はCBS系列のストリーミングParamount+で。スペイン語放送は別途どこかのチャンネルでやっていたのだと思います。きっとそちらは視聴者も多かったのでは。
Paramount+は割とサッカーに手厚いんですがいったいどれぐらいの人にこのNations Leagueって届いたのかなと少し心配になります。今日になっても視聴者数などの情報が出ない。ストリーミングなので外部からは測りにくく、良い数字なら放映側が喜んで数字を流す場合もありますが隠されたらわからない。
ところで以前にも何度か紹介したGallup社によるスポーツ人気調査で2023年分が追加されていました。野球とサッカーがそれぞれ前回調査(2017年)から2ポイント落してるのが目につきます。この調査はコンマ%以下が示されないので1ポイントの下落なら四捨五入近辺で微減しただけの可能性がありますが2ポイントダウンはそれはない。
野球の低下傾向はまあそんなもんかなという気はしますが、サッカーの方は急だなと思えます。2017年の7%から2023年の5%。何10%の規模の2%ダウンと7%からの2ポイントダウンはウェイトが違う。ほぼ1/4の自称サッカーファンが消滅したようにも見える。以前から論じてる通りサッカーファンは一神教的な傾向が強いかと思いますからこのダウンの人たちはどこへ行ったのかなという興味をそそります。
ここからは私の憶測ですがこのダウンってひょっとして例のサッカー女子代表へのトランプ支持者からの集中攻撃で剥がれた人たちの可能性があるのではないのか。あの攻撃でサッカー女子代表は政治的な存在化になってしまい大変だったようです。
ようです、というのは私はトランプ支持者御用達のSNSを見るわけではないのでそんなに頻繁に女子代表非難とかMegan Rapinoeバッシングを見たわけではないですが、そういう私でもちょくちょく見かけるのですからトランプ支持者の間ではものすごい量と熱量があった可能性があります。それでそれまでは政治的な理由は関係なく女子代表の試合を見ていた人がサッカーファンと回答しなくなったんじゃないかなと。
当たり前ですがあの騒ぎの以前の女子代表のファンだった人にはトランプ支持者もいればそうでない方もいたはず。世論調査でトランプ氏の好き嫌いを問うとほぼコンスタントに5:4ぐらいで否定的に出ます。ものすごく大雑把に言って半々。
つまりですね、2ポイント剥がれたのはサッカーファンだと回答していた人のうち女子代表を念頭においてサッカーと回答していた人のうちざっと4-5割がトランプ支持者で、それがこの下落分の2ポイントなのかもなと。それぐらいしかサッカーにマイナスの事情ってここ5年のうちで思いつきません。
とするとですね非トランプ支持者の自称サッカーファンで女子代表ファンもほぼ同数の2ポイントぐらいは残っているのかなと推定することは無理ではないでしょう。
そうなると下落して5%となった2023年分のサッカーをfavoriteとした人たちのうち2ポイントは主に女子代表に興味がある人たちだと仮定するのはそれほど無理ではない。つまり女子には興味がなく男子や海外サッカーを念頭にfavoriteとした人の数は数字の見かけよりかなり少ないのかもしれないなとも読めます。
グラフと2枚目のFull trend for top-ranking sportsが正で、1枚目のRecent trendは誤植だと思います。(2017と2023の数字がバスケと野球で逆)
drbcs
が
しました