個人的にもいろいろありまして更新ができておらず失礼してます。今日は久々に興奮の場面を観戦できたので短めにさっさと書いてみようかと。

NASCARシーズンの今季の第2戦となったAtlantaでのレースが最後に3台が真横に並んでゴールラインをつっきる緊迫のフィニッシュとなり、外のラインを走ったメキシコ人ドライバーのDaniel Suárezがハナの差、公式発表で0.003秒差での勝利。この差はNASCAR史上3番目の僅差だそうで、その上今回の場合は横一線の3着もミリ秒差、ライブの目視では誰が勝ったのかまったくわからず。解説陣も「こんなのは初めて見た!」と興奮していた極僅差で良いものを見たなというフィニッシュになってます。3台横一線はさすがに珍しいです。

このレースはクラッシュが多く無傷の車体がレースの経過とともにどんどん減っていくサバイバルの様子の強いレース。
先週の開幕戦のDaytona 500。Daytonaはいつもそんなものでクラッシュに巻き込まれないことがDaytona 500に勝つ最大の要素でかなりの部分が運次第。Daytona 500というレースのネームバリューがあるから多くの人が見ますがレースとしてはあまりおもしろいレースにならないことが多いというのが私の感想です。今年も終盤の多重クラッシュで上位のドライバーが大量に脱落してのイマイチのフィニッシュとなってます。

そういう先週の消化不良を吹き飛ばす好レースとなった今週のAtlanta。先週よりもイエローフラッグは多かった。レースに残っているもののレース途中でダメージを受けた車体が粘って最終盤まで熱い展開となり昨季以来やっと久しぶりにちゃんとしたNASCARのレースを見た気分になりました。


ついでなので書いてしまいます。これはアメスポとなんら関係がないので毎年ほとんど触れないのですがアメリカでフットボールシーズンが終わるのとほぼ入れ替わりで始まるのが欧州の6 Nationsラグビーです。
今日は6 Nations最弱イタリアが敵地でフランス相手に健闘。最後の時間切れ間際にフランス代表の反則を引き出して、ペナルティキックを決めれば歴史的勝利という展開。それがキックする直前にTVではよく見えなかったんですが何か邪魔が入ったかなにかで焦ってキック。これがゴールポストに当たって失敗。30年ぶりだかのイタリアの@フランス勝利を逃して13-13の引分となってます。

この試合はフランス側にハーフタイム直前にレッドカード退場者が出て後半をフランスが14人で戦うハンディキャップ戦。それでも崩れなかったフランスの方が上なのは見ていて確かだしイタリア側には稚拙なプレー判断が何度もあってやきもきする試合ではありましたが、このカードにしては大いに楽しめたという試合になってます。

私はアメリカ在住者としては極々少数派であろう6 Nationsを見て喜んでいる人間ですが、今頃他のフットボールファンは虚脱しているんですかね。サッカーのEPLは好カードがけっこうあってそれを見る気のある層はそちらでしょうし、またバスケに移行している人がたぶん一番多いのではあろうかと思いますが、NBAはまだシーズン半ば。

これもちょっと書きかけてアップしそこなった話ですが、先週末にNBAのオールスター戦があったわけです。そしてオールスターの周りにはNBAは一週間試合がありませんでした。その時分というのはアメリカの3大プロスポーツが不在ってことになったわけです。カレッジバスケとプロだとNHLしかないという空き状態になっていました。NFLロスが強調されるような状態とも言えます。
NBAは労使協定での取り決めで近年はオールスター周りの休暇となっているわけですけど、NFLが終わってすぐ次の週末にNBAのオールスター休みがすぐ入ってしまうのでNHLだけになっちゃうんですよね。