フットボールシーズンが終わったことを示すアメスポイベントNASCARのDaytona 500の日だった日曜日。日曜午後のスタート予定で時刻的にもNFLの代替です。残念ながら雨天で早々に月曜4PMのスタートに順延となってます。
アメスポメジャーで天候で試合順延が頻繁に起こるのはほぼMLB。それに続いてモータースポーツでしょう。ボールが滑ったら打者の安全が、タイヤが滑ったらドライバーの安全が大きく損なわれるのでそれぞれ致し方ない。
フットボールシーズンが終わった代わりというこの週末にはNBAのオールスターもありましたが、NASCARのDaytona 500ほどNFLシーズン終了の翌週という日取りが長年固定定着していないせいもありDaytona 500ほど季節感はないです。
昔ながらの東西カンファレンスに分かれてのチーム分けで開催された今年のNBAオールスターは東軍が200点超えで圧勝しています。チーム分けはこれぐらい流動的な方が飽きがこなくて良いような。
NBAオールスターウィークエンドは毎度ながらナイスな小イベントが多く他のジャンルより楽しめる面があると思います。
同週末に行われたNBAコミッショナーAdam Silverの記者会見でおもしろい話題が出ていました。ファームリーグであるG-Leagueに参加していたTeam Igniteの存在についてNBAが再検討をすると明言しています。理由はNIL。
Team Igniteというのは2020年に始まったNBAのチームにまだ所属していない選手を集めたチーム。それがG-Leagueで各チームと契約を結んでいる若手選手たちと対戦しています。Igniteは高校を出たもののカレッジバスケに進まなかった選手を集めていて、プロとして一定の金額支払ってプレーしてます。
発足当時の思惑としては、それまでいわゆる1-and-doneと呼ばれる1シーズンだけカレッジに所属した後にドラフト入りする早熟型の才能たちがカネを稼げる形で1年NBAがお世話をするという意味合いもありました。
ざっとの話、NBAのドラフトには高校生が直接入れるルールの時期とそうでなく高校卒業後1シーズン後からドラフトエントリーできる時代とがあります。LeBron Jamesは高校から直接入っている。LeBronは高校当時から特殊才能とみなされていたので直接のプロ入りでも良かったのですが、そうでもないのにいきなりプロ側が才能を推測で判別して不安な多額の投資を毎年行うことを問題視する部分もあったし、カレッジバスケットボールというジャンルは人気も実力レベルも定評があってドラフト前のルーキーたちが既にカレッジバスケで知名度や実力や経験値を蓄えてくるのは決して悪いものではなかったこともあり、1-and-doneで1年だけカレッジに育てて貰っていた面もありました。
ただしプロ志向で1年だけカレッジに行くための学業成績で苦戦してしまう選手もいたり、カレッジで1年過ごすぐらいなら海外のプロチームに1年だけ行ってカネを稼ぎながらNBAドラフトを待つ選手が出たりといろいろ。そういう選手を拾うためにNBA側が設けた受け皿がG League Igniteだったという理解で良いと思います。
しかしながらIgniteが発足して間もなくカレッジ側ではNILが導入。今季が2シーズン目でカレッジ選手たちはカレッジに通いながらカネも公明正大に稼げるようになっています。選手によってはIgniteが保証しているサラリー以上に稼ぐ。カレッジバスケはG Leagueよりずっと人気がありますし、March Madnessという夢舞台もある。G Leagueでドラフトまで1年間腕を磨くのも良いですが知名度は上がらない。
などなどつまりはIgniteが2020年に発足したときと状況が変わった。だからNBAとしてもTean Igniteの制度自体を再検討するということをコミッショナーが言ったという話です。
カレッジ側のNILはバスケに限定された制度ではないのでIgniteの制度を狙い撃ちしたということはありませんが現実的にはタイミングはIgniteができて間もなくNILでカレッジ側が優良高校生選手をカレッジ側に呼び戻したという流れとも表現できます。
前項で女子バスケの方でNILでカレッジにいたほうが稼げる選手がかなり発生しそうだということを書きました。現象としてはそれと似たことが男子の方でも起こってるということでもあります。
NILというのは金額に決まった上限がないだけにこれからもお金の流入が増えて儲かる選手の数が増えたり、上位の選手の収入総額がもっと増える可能性もあります。WNBAのルーキー契約の金額だとか、G-League Igniteの選手のサラリーとか固定額でやっていたらあっという間にNILにまくられた状態と表現も可能でしょう。
アメスポメジャーで天候で試合順延が頻繁に起こるのはほぼMLB。それに続いてモータースポーツでしょう。ボールが滑ったら打者の安全が、タイヤが滑ったらドライバーの安全が大きく損なわれるのでそれぞれ致し方ない。
フットボールシーズンが終わった代わりというこの週末にはNBAのオールスターもありましたが、NASCARのDaytona 500ほどNFLシーズン終了の翌週という日取りが長年固定定着していないせいもありDaytona 500ほど季節感はないです。
昔ながらの東西カンファレンスに分かれてのチーム分けで開催された今年のNBAオールスターは東軍が200点超えで圧勝しています。チーム分けはこれぐらい流動的な方が飽きがこなくて良いような。
NBAオールスターウィークエンドは毎度ながらナイスな小イベントが多く他のジャンルより楽しめる面があると思います。
同週末に行われたNBAコミッショナーAdam Silverの記者会見でおもしろい話題が出ていました。ファームリーグであるG-Leagueに参加していたTeam Igniteの存在についてNBAが再検討をすると明言しています。理由はNIL。
Team Igniteというのは2020年に始まったNBAのチームにまだ所属していない選手を集めたチーム。それがG-Leagueで各チームと契約を結んでいる若手選手たちと対戦しています。Igniteは高校を出たもののカレッジバスケに進まなかった選手を集めていて、プロとして一定の金額支払ってプレーしてます。
発足当時の思惑としては、それまでいわゆる1-and-doneと呼ばれる1シーズンだけカレッジに所属した後にドラフト入りする早熟型の才能たちがカネを稼げる形で1年NBAがお世話をするという意味合いもありました。
ざっとの話、NBAのドラフトには高校生が直接入れるルールの時期とそうでなく高校卒業後1シーズン後からドラフトエントリーできる時代とがあります。LeBron Jamesは高校から直接入っている。LeBronは高校当時から特殊才能とみなされていたので直接のプロ入りでも良かったのですが、そうでもないのにいきなりプロ側が才能を推測で判別して不安な多額の投資を毎年行うことを問題視する部分もあったし、カレッジバスケットボールというジャンルは人気も実力レベルも定評があってドラフト前のルーキーたちが既にカレッジバスケで知名度や実力や経験値を蓄えてくるのは決して悪いものではなかったこともあり、1-and-doneで1年だけカレッジに育てて貰っていた面もありました。
ただしプロ志向で1年だけカレッジに行くための学業成績で苦戦してしまう選手もいたり、カレッジで1年過ごすぐらいなら海外のプロチームに1年だけ行ってカネを稼ぎながらNBAドラフトを待つ選手が出たりといろいろ。そういう選手を拾うためにNBA側が設けた受け皿がG League Igniteだったという理解で良いと思います。
しかしながらIgniteが発足して間もなくカレッジ側ではNILが導入。今季が2シーズン目でカレッジ選手たちはカレッジに通いながらカネも公明正大に稼げるようになっています。選手によってはIgniteが保証しているサラリー以上に稼ぐ。カレッジバスケはG Leagueよりずっと人気がありますし、March Madnessという夢舞台もある。G Leagueでドラフトまで1年間腕を磨くのも良いですが知名度は上がらない。
などなどつまりはIgniteが2020年に発足したときと状況が変わった。だからNBAとしてもTean Igniteの制度自体を再検討するということをコミッショナーが言ったという話です。
カレッジ側のNILはバスケに限定された制度ではないのでIgniteの制度を狙い撃ちしたということはありませんが現実的にはタイミングはIgniteができて間もなくNILでカレッジ側が優良高校生選手をカレッジ側に呼び戻したという流れとも表現できます。
前項で女子バスケの方でNILでカレッジにいたほうが稼げる選手がかなり発生しそうだということを書きました。現象としてはそれと似たことが男子の方でも起こってるということでもあります。
NILというのは金額に決まった上限がないだけにこれからもお金の流入が増えて儲かる選手の数が増えたり、上位の選手の収入総額がもっと増える可能性もあります。WNBAのルーキー契約の金額だとか、G-League Igniteの選手のサラリーとか固定額でやっていたらあっという間にNILにまくられた状態と表現も可能でしょう。
又、現地では近々のエクスパンション熱はあるのでしょうか?
現地の記事とかは一応目に通しているのですがイマイチしっかりしたニュアンスがわかりません
よろしくお願い致します
祈願 Sonics復活
drbcs
がしました