Caitlin Clarkじゃなくてもカレッジに残った方が得だという選手がいるってことのようです。カレッジ女子バスケの名門校であるUConnのPaige Bueckersが今季後のWNBAドラフト入りを回避して来季もUConnでプレーすることを発表しています。Bueckersは今季後のWNBAドラフト予想では全体3位で指名がされるのではと予想されていた好選手。しかしながらカレッジに残留して5年目のシーズンを戦うんだそうです。パンデミックの年に全選手に特例措置がされ通常のプレー期間である4年間にカウントされなかったため今3年生4年生辺りの選手たちは本人が望むならば5シーズン目がプレーできる状態になっています。
少し前に「WNBAよりBig Tenの方が払いが良いのではないのか」という記事を書きました。今週女子バスケのキャリア通算得点記録で史上最多に到達したIowa Hawkeyes所属のCaitlin Clarkが来季もカレッジに残った方がWNBAに行くより儲かるのではないのかということを書いたものです。根本的にはWNBAが零細風でサラリーが安く、特にルーキー選手のサラリーは低く抑えられておりなんと$74,305。そんな額ならカレッジから新卒で就職しても稼げる学生はいくらでもいそうです。なんとも夢のない金額。
WNBAのオフシーズンに選手たちは海外リーグでもプレーして年収を上げるべく働くという労働環境になっていて、WNBAからのサラリーだけがプレー収入ではないですが。
Caitlin Clarkの場合は現在知名度も抜群。今季は男子バスケの方でNBAドラフトの目玉になるようなカレッジスターがいないのもあってClarkが最も知名度の高いカレッジバスケ選手と言って良い。ホームゲームは常に満席。アウェイに行くとそちらも満員&敵地の動員記録を出す。地元のフットボールスタジアムで特別試合をやれば55,646人を動員。Iowaも敵地の側もホクホクのマネーマシン状態です。
現行のルールではカレッジ選手がお金を稼ぐことができる仕組みNILが成立しており、そんなに動員ができるならWNBAの安サラリーの数倍を支払ってもIowaはClarkに来年もプレーして貰った方が得だし、アウェイでの試合を確保できるBig Tenのカンファレンスの他チームだってお金を払って残留してもらうほうが良いほどです。WNBAのルーキーサラリーが余りにも安くてバランス感覚を欠いている状況とも言えます。
Clarkは特別かなと思っていたら今日のUConnのBueckersですらカレッジ残留。取材に答えてチームが好きだから云々綺麗事を言ってますがClarkクラスでなくてもBueckersでもカレッジに残った方がお金ではっきり得なんだろうなというのはかなりショックな話になりそうです。
カレッジ5年目をプレーできるのは今の世代はパンデミックの事情でほぼ4年生全員がその資格があるはず。下手をするとWNBAドラフト回避の選手がこれからも大量発生してドラフトがスカスカになってしまう可能性があります。弱くてドラフト上位指名権を得たチームが好選手が軒並みカレッジ残留で通常年なら2巡目ぐらいの選手を最上位指名しなくてはならなくなるかもとなったらどうするんですかね。なにか救済措置でも取るのか。
WNBAが儲かっているという話は聞かない。検索してみると最新のシーズンで収入は$180-$200 Millionの間だろうと出てきます。収入です。利益ではない。これでも2019年と比較すると2倍近くに増えている模様ですが、利益はほとんど出ていないらしいという話が過去に何度も出ている。男子NBAとホームを同じアリーナとし男子のオフの時期をシーズンとすることで二毛作状態となりコスト削減や固定費・雇用維持にはなっているので利益はさほど出なくても良いという話はあります。いろいろ言ってますがとどのつまりはあまり儲かっていない。だからサラリーもそんなに出せない。特にルーキーには渋い。
昔はWNBA以外にも女子リーグがあってそちらの方が選手のサラリーは出していたんですがWNBAのイメージ戦略勝ちでもう国内に競合する女子プロバスケリーグは存在せず、WNBAのサラリーの額が安くとも云々しようがありませんでした。
ところがカレッジスポーツのNILが施行されたことでNCAAというWNBAよりもチーム数も多く歴史もある事実上のプロリーグが発生した。そしてWNBAと違って全員にカネを払う必要はなく商品価値のある選手だけにカネが集まるという仕組み。これでWNBAが駆逐されようとしているってことになります。
この事情が発生したのはパンデミックで5年目のプレー資格がほぼ全選手にあるのとNILの施行のタイミングが重なったからで、パンデミック後に入学してきた世代になればしかたなくもWNBAに来てくれるのかもしれませんが、WNBAってそんなに安いのか‥と今季後に悪目立ちする可能性がありそうです。
少し前に「WNBAよりBig Tenの方が払いが良いのではないのか」という記事を書きました。今週女子バスケのキャリア通算得点記録で史上最多に到達したIowa Hawkeyes所属のCaitlin Clarkが来季もカレッジに残った方がWNBAに行くより儲かるのではないのかということを書いたものです。根本的にはWNBAが零細風でサラリーが安く、特にルーキー選手のサラリーは低く抑えられておりなんと$74,305。そんな額ならカレッジから新卒で就職しても稼げる学生はいくらでもいそうです。なんとも夢のない金額。
WNBAのオフシーズンに選手たちは海外リーグでもプレーして年収を上げるべく働くという労働環境になっていて、WNBAからのサラリーだけがプレー収入ではないですが。
Caitlin Clarkの場合は現在知名度も抜群。今季は男子バスケの方でNBAドラフトの目玉になるようなカレッジスターがいないのもあってClarkが最も知名度の高いカレッジバスケ選手と言って良い。ホームゲームは常に満席。アウェイに行くとそちらも満員&敵地の動員記録を出す。地元のフットボールスタジアムで特別試合をやれば55,646人を動員。Iowaも敵地の側もホクホクのマネーマシン状態です。
現行のルールではカレッジ選手がお金を稼ぐことができる仕組みNILが成立しており、そんなに動員ができるならWNBAの安サラリーの数倍を支払ってもIowaはClarkに来年もプレーして貰った方が得だし、アウェイでの試合を確保できるBig Tenのカンファレンスの他チームだってお金を払って残留してもらうほうが良いほどです。WNBAのルーキーサラリーが余りにも安くてバランス感覚を欠いている状況とも言えます。
Clarkは特別かなと思っていたら今日のUConnのBueckersですらカレッジ残留。取材に答えてチームが好きだから云々綺麗事を言ってますがClarkクラスでなくてもBueckersでもカレッジに残った方がお金ではっきり得なんだろうなというのはかなりショックな話になりそうです。
カレッジ5年目をプレーできるのは今の世代はパンデミックの事情でほぼ4年生全員がその資格があるはず。下手をするとWNBAドラフト回避の選手がこれからも大量発生してドラフトがスカスカになってしまう可能性があります。弱くてドラフト上位指名権を得たチームが好選手が軒並みカレッジ残留で通常年なら2巡目ぐらいの選手を最上位指名しなくてはならなくなるかもとなったらどうするんですかね。なにか救済措置でも取るのか。
WNBAが儲かっているという話は聞かない。検索してみると最新のシーズンで収入は$180-$200 Millionの間だろうと出てきます。収入です。利益ではない。これでも2019年と比較すると2倍近くに増えている模様ですが、利益はほとんど出ていないらしいという話が過去に何度も出ている。男子NBAとホームを同じアリーナとし男子のオフの時期をシーズンとすることで二毛作状態となりコスト削減や固定費・雇用維持にはなっているので利益はさほど出なくても良いという話はあります。いろいろ言ってますがとどのつまりはあまり儲かっていない。だからサラリーもそんなに出せない。特にルーキーには渋い。
昔はWNBA以外にも女子リーグがあってそちらの方が選手のサラリーは出していたんですがWNBAのイメージ戦略勝ちでもう国内に競合する女子プロバスケリーグは存在せず、WNBAのサラリーの額が安くとも云々しようがありませんでした。
ところがカレッジスポーツのNILが施行されたことでNCAAというWNBAよりもチーム数も多く歴史もある事実上のプロリーグが発生した。そしてWNBAと違って全員にカネを払う必要はなく商品価値のある選手だけにカネが集まるという仕組み。これでWNBAが駆逐されようとしているってことになります。
この事情が発生したのはパンデミックで5年目のプレー資格がほぼ全選手にあるのとNILの施行のタイミングが重なったからで、パンデミック後に入学してきた世代になればしかたなくもWNBAに来てくれるのかもしれませんが、WNBAってそんなに安いのか‥と今季後に悪目立ちする可能性がありそうです。
安い給料しか払えないプロリーグは淘汰される流れになるのでしょうか?
個人的には女子レスリングが男子と同じように
チャンピオンシップを行うみたいなので注目しています。
drbcs
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