今どきのNBAはその日になってみないとお目当ての選手が出場するのかしないのかわからない。なので今日まで待ちました。先日当ブログで書いたChet HolmgrenとVictor Wembanyamaの直接対決となるカードが今日。両者ともプレーするようでホッとします。こうであってはいけないのに。

HolmgrenとWembanyamaは現時点で今季の新人王のトップコンテンダーです。その2人が真正面から絡むのですからここで直接対決で差を見せつければスタッツがほぼ同じなら今日の勝者が新人王のトップランナーとなるのは確実。TNTでの全国放送です。

HolmgrenとWembanyamaはNBAでは初対戦ですがU-19の代表で対戦経験あり。例の新トーナメントのグループリーグ戦という名目の試合。残念ながらそれぞれが相手のディフェンダーにも付かないのでその面ではあまり面白い試合になりませんでした。前半終了前辺りからOklahoma City Thunderがスパートして一気に差がついてしまいました。HolmgrenがいなくてもThunderの方はオフェンスが回る。San Antonio Spursの方はそうではない。

どれほど各チームのHCがトーナメントを意識してプレーさせているかわからないんですが、グループリーグの最初のタイブレーカーが得失点差なので30点差が付いたのが第4Qにベンチ選手に総入れ替えして点差が溶けるとタイブレーカーを失う可能性があります。それを気にするとあまり終盤に露骨にメンバーを落とせないという事態が生ずることになります。それで良いんですかね。

第3Qで大量得点差がついて試合としての興味は激減したんですがWembanyamaは試合終盤にスパートしてスタッツを伸ばす試合が何度かあったのでそれがあるかもなと思って我慢して試合の最後まで付き合いました。Wembanyamaが後ろからHolmgrenをブロックする場面がほぼ唯一の2人の絡みのハイライト場面。放映するTNTも飽きたのか接戦の別の試合(Indiana Pacers@Philadelphia 76ers)の放送に切り替えたりしてました。うーん。NBAのレギュラーシーズンの試合の価値はホントに落ちてしまいましたね。裏番組でやっていたカレッジバスケットボールのChampions ClassicのDuke x Michigan Stateの方にチャンネルを変えちゃった人も多かったかもです。