例の大モメ紛糾した米サッカー男子代表の監督にGregg Berhalterが再契約復帰して初の代表戦が先週土曜日にありました。ウズベキスタンを迎えて@St. Louisで。結果は3-0。但し90分を経過時点では1-0。ロスタイムにPKなどで最終スコアに。ウズベキスタン側に枠を強く叩くシュートも2本あったりで米代表の完勝という感じではなかったです。
動員は15,569人となっていてかなり空席が目立ちました。アメスポシーンがフットボールシーズンの開幕ムードたっぷりのこの週末に代表サッカーというのはアメスポの都合を無視しているし(FIFAの国際マッチデーの都合です)そもそも男子代表の動員力は知れてるので仕方がないのですが22,000席程度の小スタジアムでこれだけ空き席があるとサッカー代表の人気はニッチかつマイナーなんだなと改めて確認させられます。
なぜ@St. LouisだったかというとMLS新参チームのSt. Louis City SCのホームのサッカー専用スタジアムが今年開場、全国お披露目会的な意味がありました。St. Louis City SCは現在MLS西カンファレンスのトップと好調。新しいスタジアムも建てた。地元チームは成績も良い。St. Louis City SCのシーズン中の動員は良い。そんな都市でも代表が試合をしたら自動的に客が来るというそんな簡単なものではないというのが現実です。
サッカー協会の思惑を想像してみるとSt. Louisには現在NFLフランチャイズがない数少ない大都市なので、それもNFLの開催日の日曜ではなく土曜日の開催ならNFL開幕週の影響が少ないと読んだのでしょう。でもそうはうまくいかなかった。スポーツニュース番組でも当日は大量に試合のあったカレッジフットボールの試合やテニスの全米オープンでのアメリカ人のCoco Gauffの女子単初優勝もあって代表サッカーは話題にもならず。
他のジャンルに重なっている時期の悪さというのもそうだし、St. Louisは全米有数の野球の街。今年のMLB St. Louis Cardinalsは地区最下位に沈みっぱなしでプレーオフの望みはとうに消えていますがこと動員だと今月になっても3万5000人以上連日入れているようです。先日中継をちらっと見たときも応援も熱い。なんで最下位なのにそんなに来てくれるのかわからないけど来てくれて熱い。ありがたいことです。
この野球の街にサッカーMLSが臨むことにして進出したわけですよね。そしてその援護でもあるのか男子代表戦も企画したけれど客入りは悪かったと。中央アジアのウズベキスタンが相手では相手国の応援団の大量動員にもならずというところ。素の米男子代表の動員力だけでは22,000人も埋められない。
ちなみにメキシコ代表がウズベキスタンと戦った@Atlantaの親善試合は33,817人の動員と発表になってます。相手国の応援団がほとんど期待できなくてもメキシコ代表はちゃんと動員してくるわけです。米男子代表との人気の差は明らか。
さて今夜のBerhalter2.0時代の第2戦が今夜のオマーン戦@Minneapolis。動員は13,665人と発表になってます。会場のAllianz Fieldは公称19,400人となっていますから7割の入りということになります。毎試合こんなでは選手たちの士気にもさわるのでは。
試合の方は楽勝4-0。前戦のウズベキスタンと異なりオマーンは相手にならなかった感じです。グラウンドでボールを強く横から入れるセンタリングに合わせられる場面も多かった。米代表選手たちのコンディションは良好。この2試合で前線を組んだChristian Pulisic - Folarin Balogun - Tim Weahはこのレベルが相手なら十分にチャンスを多数作れそうです。スーパーサブ役になったRicardo Pepiは今年になってサブで入った試合で4ゴール目。米代表にスーパーサブと言える選手というのは過去一度もいたことがないように思いますからこれは進歩と評価したいです。
男子代表は当初(2022年末や昨秋カタールW杯終了時)のサッカー協会の思惑通りのGregg Berhalterの続投路線に回帰、言ってみれば正常化後初の試合でした。Berhalterは当時モメた当事者であるGiovanni Reyna(Borussia Dortmund)を招集せず。あとはキャプテンのTyler Adams(EPL Bournemouth)がケガで呼べずと一部欠けた選手はいるものの中心選手たちの多くが出場しての二連戦。動員は冴えなかったけれど試合の方は合格点の出せる試合だったように見受けました。
動員は15,569人となっていてかなり空席が目立ちました。アメスポシーンがフットボールシーズンの開幕ムードたっぷりのこの週末に代表サッカーというのはアメスポの都合を無視しているし(FIFAの国際マッチデーの都合です)そもそも男子代表の動員力は知れてるので仕方がないのですが22,000席程度の小スタジアムでこれだけ空き席があるとサッカー代表の人気はニッチかつマイナーなんだなと改めて確認させられます。
なぜ@St. LouisだったかというとMLS新参チームのSt. Louis City SCのホームのサッカー専用スタジアムが今年開場、全国お披露目会的な意味がありました。St. Louis City SCは現在MLS西カンファレンスのトップと好調。新しいスタジアムも建てた。地元チームは成績も良い。St. Louis City SCのシーズン中の動員は良い。そんな都市でも代表が試合をしたら自動的に客が来るというそんな簡単なものではないというのが現実です。
サッカー協会の思惑を想像してみるとSt. Louisには現在NFLフランチャイズがない数少ない大都市なので、それもNFLの開催日の日曜ではなく土曜日の開催ならNFL開幕週の影響が少ないと読んだのでしょう。でもそうはうまくいかなかった。スポーツニュース番組でも当日は大量に試合のあったカレッジフットボールの試合やテニスの全米オープンでのアメリカ人のCoco Gauffの女子単初優勝もあって代表サッカーは話題にもならず。
他のジャンルに重なっている時期の悪さというのもそうだし、St. Louisは全米有数の野球の街。今年のMLB St. Louis Cardinalsは地区最下位に沈みっぱなしでプレーオフの望みはとうに消えていますがこと動員だと今月になっても3万5000人以上連日入れているようです。先日中継をちらっと見たときも応援も熱い。なんで最下位なのにそんなに来てくれるのかわからないけど来てくれて熱い。ありがたいことです。
この野球の街にサッカーMLSが臨むことにして進出したわけですよね。そしてその援護でもあるのか男子代表戦も企画したけれど客入りは悪かったと。中央アジアのウズベキスタンが相手では相手国の応援団の大量動員にもならずというところ。素の米男子代表の動員力だけでは22,000人も埋められない。
ちなみにメキシコ代表がウズベキスタンと戦った@Atlantaの親善試合は33,817人の動員と発表になってます。相手国の応援団がほとんど期待できなくてもメキシコ代表はちゃんと動員してくるわけです。米男子代表との人気の差は明らか。
さて今夜のBerhalter2.0時代の第2戦が今夜のオマーン戦@Minneapolis。動員は13,665人と発表になってます。会場のAllianz Fieldは公称19,400人となっていますから7割の入りということになります。毎試合こんなでは選手たちの士気にもさわるのでは。
試合の方は楽勝4-0。前戦のウズベキスタンと異なりオマーンは相手にならなかった感じです。グラウンドでボールを強く横から入れるセンタリングに合わせられる場面も多かった。米代表選手たちのコンディションは良好。この2試合で前線を組んだChristian Pulisic - Folarin Balogun - Tim Weahはこのレベルが相手なら十分にチャンスを多数作れそうです。スーパーサブ役になったRicardo Pepiは今年になってサブで入った試合で4ゴール目。米代表にスーパーサブと言える選手というのは過去一度もいたことがないように思いますからこれは進歩と評価したいです。
男子代表は当初(2022年末や昨秋カタールW杯終了時)のサッカー協会の思惑通りのGregg Berhalterの続投路線に回帰、言ってみれば正常化後初の試合でした。Berhalterは当時モメた当事者であるGiovanni Reyna(Borussia Dortmund)を招集せず。あとはキャプテンのTyler Adams(EPL Bournemouth)がケガで呼べずと一部欠けた選手はいるものの中心選手たちの多くが出場しての二連戦。動員は冴えなかったけれど試合の方は合格点の出せる試合だったように見受けました。