急に全米オープンテニスの試合の画面が止まってしまったので何事かと思ったら化石燃料の使用に反対するグループの乱入でした。それも足をコート上に瞬間接着剤で貼り付けてしまい退場させられない状態だとか。やってくれますね。

試合は第1セットを最後に相手サーブをブレイクしたCoco Gauff、第2セットの序盤のこと。接戦の第1セットをとったことでCocoのグランドスラム2度目の決勝進出に近づいた場面。このあとのもうひとつの準決勝にもアメリカ人のMadison Keysが出場予定で可能性としてはアメリカ人対決での女子単決勝の可能性のある状況でのこれ。

足を剥がすのも手間そうですが剥がしたあとのコートはどうなるんでしょう。ちゃんと修復できるものなのか。アマチュアの試合などなら別のコートに移動して試合続行も可能ですが超高額シートの全米オープンのことですから簡単に移動するわけにはいかないという興行上の問題が生じます。はた迷惑ですが効果的なサボタージュですね。公衆の面前なので手荒い対応はしにくいですし。

瞬間接着剤では通常スポーツイベント会場の入り口で実施されている手荷物検査や金属探知機では見つけづらそう。空港だとボディスキャナーなりX線検査通過があるんですけど瞬間接着剤って極小さいけど見つかるもんなんでしょうか。一度試してみたくなりました。没収されても痛くないし。

そういえばここ最近スポーツイベントの入り口での検査が雑になってきた印象を持っています。もちろん会場ごとに違うだろうし検査員個人のやる気もあるのでおしなべて語れませんが一時期は執拗に手荷物検査していたのと比べるとずっとあっさり通している。オマエ見てないだろというイベントもあります。