カレッジフットボールシーズンが今日から本格開幕。正午のキックオフから熱戦が各地で続いてます。今季の序盤の焦点になっているDeion SandersがHCとなったColoradoのデビュー戦も正午試合開始。Chip Kellyが指揮していた時代のOregon Ducksが一時点でカレッジ界を席巻したスプレッド+ゾーンリードのハリーアップオフェンスを採用するColorado。習熟度はまだまだですが一度廃れた戦法を再び弱者の戦術として採用した感じでしょうか。カレッジらしい好試合になりました。

Coach Prime=Deion Sanders HCが注目されていたわけです。私の個人の感想は目先が変わってるからカレッジフットボールマスコミが持ち上げてるだけじゃないかなあと疑ってました。毎年シーズンが進むといつもの列強校しか語ることがなくなってしまう近年のカレッジフットボールシーズン。いつも同じになってしまうのでそれ以外の話題が欲しくてたまらないマスコミが無理にCoach Primeを実力以上に持ち上げているように感じていて、Dieonには恨みはありませんがちょっと斜に見てしまうところがありました。
今日のNo. 17 @TCU戦も次週のホームデビューでのNebraska戦もFOXで全国放送。そういうスケジュールにしたのはどうせColoradoはシーズンが進めば負けがこんでしまうからそうならない内に話題性で持ち上げておけという意味だろうと。
だって今週は東部時間帯正午スタートの試合=@TCUは中部時間帯なので現地11AMキックオフ。来週は@Coloradoの試合も正午試合開始ですから山岳時間帯で現地10AMキックオフと無理やりなのです。

そんな具合であまり期待しないで試合を見たんですが、ハリーアップスプレッドオフェンスを採用。10年以上前にOregon Ducksがそうだったようにリクルートに難がありサイズで勝てない構成のチームをスピードとリードオプションで翻弄して強くなっていった、あれをDieonもやりたいということのようです。目のつけどころは悪くない。なにせ昨年1勝のチームなのです。実力派のTCUを相手に拮抗した試合となりました。
Oregonのコピーを目指しているのはFGユニットの変則フォーメーションも当時のOregon Ducksと同じなので意識しているのは確実。

TCUは昨季の全米優勝戦進出の快挙がありましたが主力メンバーは卒業。新メンバーで臨むシーズンです。ちなみに昨年の全米準優勝校のQBだったMax DugganはNFLドラフトで7巡目全体239番目の指名でLos Angeles Chargersへ。ChargersにはエースQBのJustin HerbertがいるのでQBの需要はなく、Dugganは特殊用途での利用を想定されての指名であったろうかと思います。
先週のNFLのプレシーズンのChargers@San Francisco 49ers戦で試合の終盤に勝負はついてるのにちょっと無理なランをするQBがいるなあと思ったらそれがMax Dugganで、あーそうか生き残りを賭けてカレッジ時代そのまま闘志溢れるプレーを売物にしていくつもりなんだな、ロースター当落線上なんだろうなと思って見てました。健闘およばずDugganは開幕は練習スコッド契約で迎えるようです。Chargersの地元マスコミの表現ではサプライズでロースター漏れしたと書かれてますから好意的には見られていた模様。

さて試合に戻ってColoradoのディフェンスが健闘してTCUのパスオフェンスに追従。TCUのRB Trey Sandersの圧力が地味に戦況を変えたのが目立つところか。Sandersは元5つ☆リクルート。しかし昨季までAlabamaで3年間プレーしたものの芽が出ずカレッジ最終年にTCUへの転校で勝負をかけることに。その初戦から結果を出したことになります。
接戦の第3QにColoradoのCBのスーパープレーでの自陣ゴール前のINTが炸裂で逆転TDを防ぐ。NFL史上最高のCBとも言われたDeion Sandersの指揮下のDBたちがことごとく目一杯にリーチを伸ばして飛び込んでいく様を見ると最高の選手の周りにいることで伝染するものってあるのかなと思わされます。

後半は両軍の点の取り合いになりましたがDieonの息子QB Shedeur Sandersが510ヤードのパス、0INTで見事にランク校Horn Frogsに競り勝ち。100ヤード超のレシーバーが4人。昨季の全米準優勝校TCUも悪くなかったと思いますが及ばず。45-42とBig XII名物のハイスコアリングゲームでシーズンの幕開けになりました。見てて良かった。