8月23日の対Cincinnati Redsのダブルヘッダー第1試合に登板したShohei Ohtaniが2回に緊急降板。その後右肘の靭帯損傷が発見されたとして今季の残り期間に投手として出場することはないという発表になっています。球団側からの発表。
過去にも緊急降板は何度かしていてそういう試合でも打者としては出場を続けたこともありました。この日は第1試合は投手として降板した次に打席に代打を送られていて試合から離脱。しかし第2試合にはDHとして出場しています。
第1試合の第1打席ではライトスタンドにライナーで今季44号本塁打も放っていて元気そうだったのにわずか1回1/3での降板。これが2023年シーズンの最終登板となり、可能性としてはLos Angeles Angels所属としての最終登板となってしまった可能性もあります。さらには今後の診断と決断によっては二度目のトミージョン手術の可能性も否定できないため最悪の場合はキャリア最後の登板となってしまった可能性すら残ります。大変なことになってしまいました。
この日の試合は晴天炎天下でのデーゲームの一番暑い時刻1PM過ぎに試合開始の悪コンディション。既に今季何度かけいれんその他の理由で自主的に降板したことが何度かあったので試合を見ている側にはマウンド上での会議後の降板が重大事かどうかはわからなかったのがこういう事態へと発展。
2023年のShohei Ohtaniの投手としての最終成績は
23試合登板132.0イニング 10勝5敗 防御率3.14 167奪奪三振 対戦相手の打率.184
Cy Young賞候補には200イニングが欲しいところでもあるし健康で投げ続けてもそこまで届かなかったはずでありそこまでベタ褒めのCy Young賞候補はでないもののどういう尺度でもMLBの超一流の先発投手であることは疑いの余地のない2023年シーズンであったと思います。
今回の事態が既にポストシーズン争いから脱落したチームの試合の中で起こったこと、さらにこれがOhtaniのFA1ヶ月前に起こってしまったという巡り合わせ。なんとも言い難い、ここでかよ、というタイミングでの事故発生になってます。
第2試合に打者として出場したのは本人の意思でということ。シーズン後にFAになってAngelsもOhtani争奪戦に参戦しなきゃならない状況下ではAngels側がOhtaniの本人の意思を尊重する以外の対応ができずOhtaniがあえてと言えばその主張を退けて出場させないということは難しかったのだろうなと想像できます。
MLBの来るオフの最大のFAであり現時点でのMLB最大の才能のここでのケガでの離脱はFA市場全体、各チームのFA戦略に関わるビッグニュースです。その上これまでのOhtaniのキャリアの軌跡を考えると本当に完全に離脱するのかどうかすらわからない。打者としては出場を続けたいと言い出しかねない。そしてたぶん本人がそう言い出せばAngelsにはそれを止めることができなさそうなのです。
現在Ohtaniは44本塁打。2021年のオールスター前まで本塁打を量産しながら後半戦に失速したシーズンの本塁打数は46本。あのときは50本どころか60本だって狙えるというペースで打っていたのがシーズン後半にはっきり失速。50本にも届かず、ホームラン王争いでもサシ負けして初キング獲得に失敗してます。オールスターのホームランダービーに出場したことの影響が様々言われたシーズンでもありました。
今年のペースならあのときのような失速はなく初の50本や初の本塁打王もいけそうだと見えていたのがここでケガ。打者として出場を取りやめるかどうかは未定ですが50本塁打や自己最多更新もここで潰えるかも知れない。本塁打王の方は現時点でAL2位のChcago WhiteのSox Luis Robert Jr.が33本。あと5週間でRoberts Jr.が12本以上打てるか。ここでOhtaniが欠場を決めても本塁打王は取れるかもしれませんし、AL MVPは残り1ヶ月完全に欠場しても当選確実ではありますが歴史的なシーズンのフィニッシュとしては残念さの残る最後なのは確かでしょう。
Ohtaniが二刀流の両方で超一流になったのはフィジカルの鍛錬研鑽以外に本人の強い意思があったからこそ。成長の各段階で指導者関係者たちがことごとく反対した(または反対とまでは言わないものの「納得するまでとりあえずやらせてから」)であろう二刀流を貫けたのは本人の類稀なる意思の強さがあってのこと。
その方向性があるから今回の第2試合にも出場したってことであろうと思えます。
あまりに各所に与えるショックが大きいためAngelsが酷使しただの防げたケガではないのかなんだのと言い出す筋はいろいろ出るでしょうが、その程度のチームの助言で止まるような選手ならそもそも二刀流の超一流選手であるShohei Ohtaniという選手は出現していなかったのだと思います。Angelsがそれを止められないから云々というのは違うように思えます。そんな些細なことで止められるような彼の意思の力ではないような。
残り1ヶ月強に打者としての出場を続けるのかがまだわからないですが、World Baseball Classicから始まったShohei Ohtaniの2023年シーズンはアメスポ史上に残る伝説的シーズンとなるのは確実。この100年に一度の特別なシーズンをつぶさに見られて幸せではあります。あとはこれが悲劇的なエンディングとならないのを祈るのみです。
過去にも緊急降板は何度かしていてそういう試合でも打者としては出場を続けたこともありました。この日は第1試合は投手として降板した次に打席に代打を送られていて試合から離脱。しかし第2試合にはDHとして出場しています。
第1試合の第1打席ではライトスタンドにライナーで今季44号本塁打も放っていて元気そうだったのにわずか1回1/3での降板。これが2023年シーズンの最終登板となり、可能性としてはLos Angeles Angels所属としての最終登板となってしまった可能性もあります。さらには今後の診断と決断によっては二度目のトミージョン手術の可能性も否定できないため最悪の場合はキャリア最後の登板となってしまった可能性すら残ります。大変なことになってしまいました。
この日の試合は晴天炎天下でのデーゲームの一番暑い時刻1PM過ぎに試合開始の悪コンディション。既に今季何度かけいれんその他の理由で自主的に降板したことが何度かあったので試合を見ている側にはマウンド上での会議後の降板が重大事かどうかはわからなかったのがこういう事態へと発展。
2023年のShohei Ohtaniの投手としての最終成績は
23試合登板132.0イニング 10勝5敗 防御率3.14 167奪奪三振 対戦相手の打率.184
Cy Young賞候補には200イニングが欲しいところでもあるし健康で投げ続けてもそこまで届かなかったはずでありそこまでベタ褒めのCy Young賞候補はでないもののどういう尺度でもMLBの超一流の先発投手であることは疑いの余地のない2023年シーズンであったと思います。
今回の事態が既にポストシーズン争いから脱落したチームの試合の中で起こったこと、さらにこれがOhtaniのFA1ヶ月前に起こってしまったという巡り合わせ。なんとも言い難い、ここでかよ、というタイミングでの事故発生になってます。
第2試合に打者として出場したのは本人の意思でということ。シーズン後にFAになってAngelsもOhtani争奪戦に参戦しなきゃならない状況下ではAngels側がOhtaniの本人の意思を尊重する以外の対応ができずOhtaniがあえてと言えばその主張を退けて出場させないということは難しかったのだろうなと想像できます。
MLBの来るオフの最大のFAであり現時点でのMLB最大の才能のここでのケガでの離脱はFA市場全体、各チームのFA戦略に関わるビッグニュースです。その上これまでのOhtaniのキャリアの軌跡を考えると本当に完全に離脱するのかどうかすらわからない。打者としては出場を続けたいと言い出しかねない。そしてたぶん本人がそう言い出せばAngelsにはそれを止めることができなさそうなのです。
現在Ohtaniは44本塁打。2021年のオールスター前まで本塁打を量産しながら後半戦に失速したシーズンの本塁打数は46本。あのときは50本どころか60本だって狙えるというペースで打っていたのがシーズン後半にはっきり失速。50本にも届かず、ホームラン王争いでもサシ負けして初キング獲得に失敗してます。オールスターのホームランダービーに出場したことの影響が様々言われたシーズンでもありました。
今年のペースならあのときのような失速はなく初の50本や初の本塁打王もいけそうだと見えていたのがここでケガ。打者として出場を取りやめるかどうかは未定ですが50本塁打や自己最多更新もここで潰えるかも知れない。本塁打王の方は現時点でAL2位のChcago WhiteのSox Luis Robert Jr.が33本。あと5週間でRoberts Jr.が12本以上打てるか。ここでOhtaniが欠場を決めても本塁打王は取れるかもしれませんし、AL MVPは残り1ヶ月完全に欠場しても当選確実ではありますが歴史的なシーズンのフィニッシュとしては残念さの残る最後なのは確かでしょう。
Ohtaniが二刀流の両方で超一流になったのはフィジカルの鍛錬研鑽以外に本人の強い意思があったからこそ。成長の各段階で指導者関係者たちがことごとく反対した(または反対とまでは言わないものの「納得するまでとりあえずやらせてから」)であろう二刀流を貫けたのは本人の類稀なる意思の強さがあってのこと。
その方向性があるから今回の第2試合にも出場したってことであろうと思えます。
あまりに各所に与えるショックが大きいためAngelsが酷使しただの防げたケガではないのかなんだのと言い出す筋はいろいろ出るでしょうが、その程度のチームの助言で止まるような選手ならそもそも二刀流の超一流選手であるShohei Ohtaniという選手は出現していなかったのだと思います。Angelsがそれを止められないから云々というのは違うように思えます。そんな些細なことで止められるような彼の意思の力ではないような。
残り1ヶ月強に打者としての出場を続けるのかがまだわからないですが、World Baseball Classicから始まったShohei Ohtaniの2023年シーズンはアメスポ史上に残る伝説的シーズンとなるのは確実。この100年に一度の特別なシーズンをつぶさに見られて幸せではあります。あとはこれが悲劇的なエンディングとならないのを祈るのみです。