今回の記事は憶測を多く含みます。
現在開催中の男子ラクロスの世界選手権大会。一昨日の準々決勝で敗戦した日本代表はその後5位決定戦ブラケット(4カ国)に編入の筈だったかと思いましたがなぜか1日空き日ができて日本対イングランドで直接5位決定戦に臨むようです。同じく準々決勝で敗戦したイスラエルとジャマイカはイングランドや日本と対戦の機会のないまま7位決定戦に進むようです。
現在開催中の男子ラクロスの世界選手権大会。一昨日の準々決勝で敗戦した日本代表はその後5位決定戦ブラケット(4カ国)に編入の筈だったかと思いましたがなぜか1日空き日ができて日本対イングランドで直接5位決定戦に臨むようです。同じく準々決勝で敗戦したイスラエルとジャマイカはイングランドや日本と対戦の機会のないまま7位決定戦に進むようです。
ラクロスの世界選手権は優勝国を決める機会でもありますがそれ以上にラクロスの普及が大義でもあります。普段はほとんど機会のない国際試合をこの大会で数多く組んで世界の各国で地道に活動をしている選手たちに力試ししてもらうご褒美的な大会でもあります。よって敗戦がこんだ各国も成績の近い国同士で順位決定のプレーオフの試合を組む。出場する試合数は上位国も下位国も6試合程度はプレーできるように設計されています。
それで今大会で日本と似た立場の下位ブラケットのチーム(19〜22位決定ブラケットまたは27〜30位決定ブラケット)は4カ国でミニトーナメント形式で順位決定戦を消化しているのでこの5位〜8位のところだけが事後に変わってミニトーナメントが行われなかったように見えます。なにか変です。何か事情があったのでしょうが5位6位になる可能性があったイスラエルにはちょっと不公平な扱いになっているように見えます。
天候が原因ではない。何らかのイレギュラーな事態のように思えます。元々の制度設計の通りならイスラエル対イングランド、日本対ジャマイカの二試合だったはずでそれぞれの勝者が5位決定戦に進むはず。
対戦拒否があったのではないかと推測してみます。日本とジャマイカの間に因縁があるとは思えない。だとするとイングランドとイスラエルの試合が行われないことになったことでのスケジュール変更か。想像すると英連邦内にはパキスタンやバングラデシュというイスラム教国も含まれているのでそちらの出身者がイングランド代表に含まれていてイスラム教の敵国であるイスラエルとの対戦を嫌ったかもしれません。イスラエルとジャマイカはOKなのですからイングランド代表にこだわりがありそうです。ちなみにジャマイカも英連邦の構成国です。
それで今大会で日本と似た立場の下位ブラケットのチーム(19〜22位決定ブラケットまたは27〜30位決定ブラケット)は4カ国でミニトーナメント形式で順位決定戦を消化しているのでこの5位〜8位のところだけが事後に変わってミニトーナメントが行われなかったように見えます。なにか変です。何か事情があったのでしょうが5位6位になる可能性があったイスラエルにはちょっと不公平な扱いになっているように見えます。
天候が原因ではない。何らかのイレギュラーな事態のように思えます。元々の制度設計の通りならイスラエル対イングランド、日本対ジャマイカの二試合だったはずでそれぞれの勝者が5位決定戦に進むはず。
対戦拒否があったのではないかと推測してみます。日本とジャマイカの間に因縁があるとは思えない。だとするとイングランドとイスラエルの試合が行われないことになったことでのスケジュール変更か。想像すると英連邦内にはパキスタンやバングラデシュというイスラム教国も含まれているのでそちらの出身者がイングランド代表に含まれていてイスラム教の敵国であるイスラエルとの対戦を嫌ったかもしれません。イスラエルとジャマイカはOKなのですからイングランド代表にこだわりがありそうです。ちなみにジャマイカも英連邦の構成国です。
もしそうだとするとボイコットの主体はイングランドの方のような気がしますからイングランドを無条件に5位6位決定戦へ、イスラエルをそれより下位の7位8位決定戦に送るのは少々問題を感じます。国際試合でイスラエルとイスラム教国との対戦が避けられることはしばしばあることとは思いますからその場合の処理は何らか通例の処理方法があるのかも知れません。
一応今回の4カ国の振り分けとしては今大会前の国際ランキングで当該4カ国を割り振るとイングランドと日本が上位、イスラエルとジャマイカが下位ということにはなるようです。より多くの試合を組むことを良しとしてきたラクロス世界選手権でこういうイレギュラーな扱いが出てしまうのは残念な気はします。イスラエルとの対戦を望まない選手だけを外して試合をするという手もないことはないのかもしれませんが、それをイングランドチームの選手が受け入れなかったとか、またはそれではイングランドチームの実際にプレーする選手数が足りないとかでしょうか。
以上憶測です。大会の公式サイトにも理由はなにも書かれていませんので憶測するしかない。明日の日本対イングランド戦を観戦したらTV放送でなにかヒントが出るのかもしれませんけど、センシティブな話題なので口をつぐむかもしれません。
政治的怨敵との国際大会での対戦いうと昨年秋のサッカーのW杯でアメリカとイラン、イングランドとイランが対戦したのが記憶に新しいです。試合はつつがなく消化されました。あれは政治的怨敵であり、宗教的にはそこまでわだかまりはなかったってことか。それともFIFAにタガネをがっちりはめられていて対戦拒否とかしたら次大会からパージを食いそうでそういう動きに出にくかったかも。
その例との比較を考えるともし本当に宗教的理由からの対戦拒否を言い出した国があったとしたらラクロスの大会運営が舐められたという面もあったかもしれません。普及が第一義のラクロスの国際競技団体が第一回大会から長く貢献してきたイングランドを一時的にでも制裁・締め出しするというのはなさそうではあります。
一応今回の4カ国の振り分けとしては今大会前の国際ランキングで当該4カ国を割り振るとイングランドと日本が上位、イスラエルとジャマイカが下位ということにはなるようです。より多くの試合を組むことを良しとしてきたラクロス世界選手権でこういうイレギュラーな扱いが出てしまうのは残念な気はします。イスラエルとの対戦を望まない選手だけを外して試合をするという手もないことはないのかもしれませんが、それをイングランドチームの選手が受け入れなかったとか、またはそれではイングランドチームの実際にプレーする選手数が足りないとかでしょうか。
以上憶測です。大会の公式サイトにも理由はなにも書かれていませんので憶測するしかない。明日の日本対イングランド戦を観戦したらTV放送でなにかヒントが出るのかもしれませんけど、センシティブな話題なので口をつぐむかもしれません。
政治的怨敵との国際大会での対戦いうと昨年秋のサッカーのW杯でアメリカとイラン、イングランドとイランが対戦したのが記憶に新しいです。試合はつつがなく消化されました。あれは政治的怨敵であり、宗教的にはそこまでわだかまりはなかったってことか。それともFIFAにタガネをがっちりはめられていて対戦拒否とかしたら次大会からパージを食いそうでそういう動きに出にくかったかも。
その例との比較を考えるともし本当に宗教的理由からの対戦拒否を言い出した国があったとしたらラクロスの大会運営が舐められたという面もあったかもしれません。普及が第一義のラクロスの国際競技団体が第一回大会から長く貢献してきたイングランドを一時的にでも制裁・締め出しするというのはなさそうではあります。
今年5-6月に行われたU-20W杯のことを思い出しました。
イスラム教国である開催予定のインドネシアがイスラエル代表の参加を拒否、FIFAが制裁として開催権を取り上げ急遽アルゼンチンで行われることに。
(開催まで2カ月を切ったタイミングのことで、アルゼンチンはよく準備できたなあと。)
FIFAだからこその強権でしょうか。
テニスや柔道などの個人スポーツの対戦で、中東の仲の悪い国同士や昨今ではウクライナ戦争関係国同士での試合拒否や試合後の握手拒否等は時々ニュースで見ますが、
団体競技でのいざこざは珍しいですね。個人なら自分だけのその場の感情で「大人の対応」ができないことがあるのでしょうが、団体だと自分一人ではないので。
drbcs
が
しました