FIFA女子W杯の開幕があと1ヶ月となって放映をするFOXを中心に宣伝や露出が増加してきています。他のスポーツの国際大会と比べて宣伝開始が早い。力が入ってる感じがします。今回でさすがにMegan Rapinoe37歳やAlex Morgan33歳など知名度・顔認知度の高い黄金世代は見納めの可能性があり宣伝に余念なしといったところか。
目標はW杯3連覇以外眼中になし。上のリンクで紹介したCMも世界各国を全部敵にまわしても余裕というムードで作られています。そしてそういうのがまさにファンが女子代表に求めるところなのでしょう。男子サッカーではこんな上から目線の宣伝なんて絶対に作れない。
おもしろいのは日本が米国対策で時間を遡ってRapinoeをテニスに誘導とかいうくだり。日本のアニメ連想でこういうのは日本の役かという。他の国の部分も大半ステレオタイプではあるんでしょうがおもしろいかなと。
なんでも欧州各国や日本ではまだ女子W杯の放映権の販売すら確定していないという報道を読むにつけ米国内の女子サッカーの特異性が様々思われます。それらの国がFIFAとモメるのもまた良いのではないでしょうか。FIFAのあこぎな商売に毎度付き合う必要もないわけで。
米国での放映権販売は女子W杯やユース大会も含めて男子のW杯放映権とセットで2026年大会までの分をFOX陣営が獲得しており他国のように女子大会単独の放映権価格を交渉するようなしくみになっていない。何年も前から女子W杯もFOXの全面支援で放映をする予定は固まっており事情はまったく違います。男女セット販売なので女子大会にいくら払ったとは数字が出せない形でもあります。アメリカの国内的な事情としても女子の代表選手の方が米代表男子の選手よりも知名度が高いのもまた米国ならではの事情です。
男子の方もそうですがFIFA W杯は学校の夏休み期間にがっつり放映できるのがスケジュール的にはおいしいです。アメスポ年間スケジュールに抵触しない。ここは大事です。アメスポの場合夏休み向けにはMLB、MiLB、さらにはCollege World Series(開催中)、Little League World Seriesなど野球成分が多めなのですが、正直言えばそれだけではバラエティに乏しい。MLSやNWSL、NASCARなどもありますがファン層の広がりは限定的。X Gamesなんていうのもありますがせいぜい数日のイベント。今年だとラクロスの世界選手権がSan Diegoであったりもしますがラクロスはまだまだマイナースポーツ。
その点でサッカーのW杯は目先が変わって良いです。なにかと道具立ても派手でメジャー感があります。アメスポの夏枯れの時期にその華やかさは良い。移民が多いお国柄で米代表以外の放送にもそれなりに視聴者がつくのも国情に合っている。女子サッカーはプロリーグは目立たず、人気の女子米代表はほぼ五輪とW杯だけが大きな露出機会ですから飽きられるほどは放映がないし、夏休みでお暇となる人口の半分は女性なのですからこれでうまく回ってます。
ついでに言うと6月はPride Month、性指向の多様化の活動の季節であります。米国内各地で関連イベントが開催されています。スポーツ関連でいうと女子サッカー米代表とイメージ的にセットでなんらかの高揚効果がありそうでもあります。サッカーの試合のスタンドではLBGTQのシンボルとされる虹色の旗が振られるのが常です。
これは微妙なんですけどね。他のスポーツのジャンルでも皆無ではないもののなぜかサッカーの会場であきらかに多い。MLBの試合でPride関連の行事を行うと抗議の人が集まっちゃったりすることでこの件は日本では知られているかもしれません。この件とスポーツの関わりについてはまた別途考えてみたいところでもあります。
日本の女子スポーツだと東洋の魔女からの長年の遺産を受け継いでいまも人気をたもっている女子バレーボールなんかもあって、それに次いで女子サッカーも人気を保てる可能性があるのかなと思ってましたがその後あまりうまくいってないみたいですね。(なぜ唐突にバレーに言及したかというとたまたまYouTubeでVNLの試合ビデオがオススメに出てきて女子日本代表の試合を見ちゃったからです。)
目標はW杯3連覇以外眼中になし。上のリンクで紹介したCMも世界各国を全部敵にまわしても余裕というムードで作られています。そしてそういうのがまさにファンが女子代表に求めるところなのでしょう。男子サッカーではこんな上から目線の宣伝なんて絶対に作れない。
おもしろいのは日本が米国対策で時間を遡ってRapinoeをテニスに誘導とかいうくだり。日本のアニメ連想でこういうのは日本の役かという。他の国の部分も大半ステレオタイプではあるんでしょうがおもしろいかなと。
なんでも欧州各国や日本ではまだ女子W杯の放映権の販売すら確定していないという報道を読むにつけ米国内の女子サッカーの特異性が様々思われます。それらの国がFIFAとモメるのもまた良いのではないでしょうか。FIFAのあこぎな商売に毎度付き合う必要もないわけで。
米国での放映権販売は女子W杯やユース大会も含めて男子のW杯放映権とセットで2026年大会までの分をFOX陣営が獲得しており他国のように女子大会単独の放映権価格を交渉するようなしくみになっていない。何年も前から女子W杯もFOXの全面支援で放映をする予定は固まっており事情はまったく違います。男女セット販売なので女子大会にいくら払ったとは数字が出せない形でもあります。アメリカの国内的な事情としても女子の代表選手の方が米代表男子の選手よりも知名度が高いのもまた米国ならではの事情です。
男子の方もそうですがFIFA W杯は学校の夏休み期間にがっつり放映できるのがスケジュール的にはおいしいです。アメスポ年間スケジュールに抵触しない。ここは大事です。アメスポの場合夏休み向けにはMLB、MiLB、さらにはCollege World Series(開催中)、Little League World Seriesなど野球成分が多めなのですが、正直言えばそれだけではバラエティに乏しい。MLSやNWSL、NASCARなどもありますがファン層の広がりは限定的。X Gamesなんていうのもありますがせいぜい数日のイベント。今年だとラクロスの世界選手権がSan Diegoであったりもしますがラクロスはまだまだマイナースポーツ。
その点でサッカーのW杯は目先が変わって良いです。なにかと道具立ても派手でメジャー感があります。アメスポの夏枯れの時期にその華やかさは良い。移民が多いお国柄で米代表以外の放送にもそれなりに視聴者がつくのも国情に合っている。女子サッカーはプロリーグは目立たず、人気の女子米代表はほぼ五輪とW杯だけが大きな露出機会ですから飽きられるほどは放映がないし、夏休みでお暇となる人口の半分は女性なのですからこれでうまく回ってます。
ついでに言うと6月はPride Month、性指向の多様化の活動の季節であります。米国内各地で関連イベントが開催されています。スポーツ関連でいうと女子サッカー米代表とイメージ的にセットでなんらかの高揚効果がありそうでもあります。サッカーの試合のスタンドではLBGTQのシンボルとされる虹色の旗が振られるのが常です。
これは微妙なんですけどね。他のスポーツのジャンルでも皆無ではないもののなぜかサッカーの会場であきらかに多い。MLBの試合でPride関連の行事を行うと抗議の人が集まっちゃったりすることでこの件は日本では知られているかもしれません。この件とスポーツの関わりについてはまた別途考えてみたいところでもあります。
日本の女子スポーツだと東洋の魔女からの長年の遺産を受け継いでいまも人気をたもっている女子バレーボールなんかもあって、それに次いで女子サッカーも人気を保てる可能性があるのかなと思ってましたがその後あまりうまくいってないみたいですね。(なぜ唐突にバレーに言及したかというとたまたまYouTubeでVNLの試合ビデオがオススメに出てきて女子日本代表の試合を見ちゃったからです。)
日本での女子サッカーは、女子卓球、バスケ、バレーと比べても正直存在感は薄く感じます。
drbcs
がしました