第5回World Baseball Classic。結末のインパクトのすごさのせいで各局の翌朝のスポーツトークショーがWorld Baseball Classicが最大のトピックになっているのがすごいです。以前にもご紹介している通り近年はMLBはスポーツショーのトピックから完全にはずれている。2時間の番組で野球の話題ゼロなんていうのはまったく珍しくもない。NFLが圧倒的に話題として多く、NBAとNFLで2トップ。
それが各局ともShohei Ohtani 対 Mike Troutの6球勝負に痺れて一スポーツファンにかえった有名キャスターやコメンテーターが大量発生しています。
FS1の人気トークショーのShannon Sharpeが野球の話をしているところなんて初めて見たかも。ESPNの看板コメンテーターのStephen A. Smithも語る語る。Stephen A.が野球。そして2人ともめちゃめちゃ興奮している。Stephen A.が普段野球を見てるとはとても思えないんですが、そういう人物をここまで興奮させる。普段のアメリカのスポーツマスコミの事情からするとこのWorld Baseball Classicの結末はとてつもないことをやったことになります。
他でもRich Eisen辺りも語りまくっていたみたいですね。Rich Eisenは昨季のMLBのMVP争いでOhtaniを推す声を馬鹿げていると退けて歴史的本数のホームランを打ったAaron Judgeを推していた方ですが、昨日はシビレたようで「ウチの家族5人が揃ってスポーツの試合を見たのなんていつぶりぐらいかわからない」という状況下での興奮の観戦だったそうです。Judgeが意味がないとか言って出場辞退したWorld Baseball Classicだったわけですが、野球の真剣勝負がこれほどまでに引力を発揮するとはと感嘆。
試合の生放送のときにも最後のOhtani x Troutの打席が進行中にMLB制作分の実況の人がひとこと「Baseball wins tonight」。フルカウントになったときですね。100マイル超の剛速球を投げ込むOhtaniと、MLB最強打者が繰り出すフルスピードのバット。チームメイトの初対決。勝負はどうつくかわからない時点で、どう決着がついたとしてもこの試合、この瞬間をライブで見ていたら今夜野球は勝ったと言う解説の感想は正しいのだと思います。
そして完璧なコースのスライダーでTrout斬り。ウイニングピッチの決まった直後のOhtaniの感情の爆発ぶりも各所で大いに評価されています。スポーツ観戦ってなにが重要かと言って感情の揺れと共感なわけでそれを最高レベルでやってのけてくれたこと、Baseball wins tonight。近年、下手をすれば何十年単位で野球がアメスポ内でできなかったことをやった瞬間がこの試合だったかと。前夜のメキシコ代表の監督も同じことを言っていたようです。2夜連続で野球が勝利を勝ち取った2試合。そのいずれにも日本代表が貢献したわけですね。
おもしろかったのは野球のトークの専門大御所であるChris Russoが大昔のWorld Seriesの名場面を比較に持ち出してそれにはかなわないだろと言っていたことですね。それを受けてStephen A.が「そんなこれからMLBがファンとして獲得していかなければならない世代が生まれてもいない昔話なんて語ってるやつがいるから野球は廃れ続けてきたんだろ」と痛烈反論していたのも印象的です。
現場でも昨日の決勝にはMiamiの地元スポーツヒーローであるDwyane Wadeも来場、他にも地元スポーツ選手が多く来場。その前夜のメキシコ対日本の激闘に感化されてきたってことですよね。
それが各局ともShohei Ohtani 対 Mike Troutの6球勝負に痺れて一スポーツファンにかえった有名キャスターやコメンテーターが大量発生しています。
FS1の人気トークショーのShannon Sharpeが野球の話をしているところなんて初めて見たかも。ESPNの看板コメンテーターのStephen A. Smithも語る語る。Stephen A.が野球。そして2人ともめちゃめちゃ興奮している。Stephen A.が普段野球を見てるとはとても思えないんですが、そういう人物をここまで興奮させる。普段のアメリカのスポーツマスコミの事情からするとこのWorld Baseball Classicの結末はとてつもないことをやったことになります。
他でもRich Eisen辺りも語りまくっていたみたいですね。Rich Eisenは昨季のMLBのMVP争いでOhtaniを推す声を馬鹿げていると退けて歴史的本数のホームランを打ったAaron Judgeを推していた方ですが、昨日はシビレたようで「ウチの家族5人が揃ってスポーツの試合を見たのなんていつぶりぐらいかわからない」という状況下での興奮の観戦だったそうです。Judgeが意味がないとか言って出場辞退したWorld Baseball Classicだったわけですが、野球の真剣勝負がこれほどまでに引力を発揮するとはと感嘆。
試合の生放送のときにも最後のOhtani x Troutの打席が進行中にMLB制作分の実況の人がひとこと「Baseball wins tonight」。フルカウントになったときですね。100マイル超の剛速球を投げ込むOhtaniと、MLB最強打者が繰り出すフルスピードのバット。チームメイトの初対決。勝負はどうつくかわからない時点で、どう決着がついたとしてもこの試合、この瞬間をライブで見ていたら今夜野球は勝ったと言う解説の感想は正しいのだと思います。
そして完璧なコースのスライダーでTrout斬り。ウイニングピッチの決まった直後のOhtaniの感情の爆発ぶりも各所で大いに評価されています。スポーツ観戦ってなにが重要かと言って感情の揺れと共感なわけでそれを最高レベルでやってのけてくれたこと、Baseball wins tonight。近年、下手をすれば何十年単位で野球がアメスポ内でできなかったことをやった瞬間がこの試合だったかと。前夜のメキシコ代表の監督も同じことを言っていたようです。2夜連続で野球が勝利を勝ち取った2試合。そのいずれにも日本代表が貢献したわけですね。
おもしろかったのは野球のトークの専門大御所であるChris Russoが大昔のWorld Seriesの名場面を比較に持ち出してそれにはかなわないだろと言っていたことですね。それを受けてStephen A.が「そんなこれからMLBがファンとして獲得していかなければならない世代が生まれてもいない昔話なんて語ってるやつがいるから野球は廃れ続けてきたんだろ」と痛烈反論していたのも印象的です。
現場でも昨日の決勝にはMiamiの地元スポーツヒーローであるDwyane Wadeも来場、他にも地元スポーツ選手が多く来場。その前夜のメキシコ対日本の激闘に感化されてきたってことですよね。
大会重ねる毎に発展しているようで何よりです
drbcs
が
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