いやーすごかったですね。日本代表がスペインに逆転勝ちでグループ突破。前半戦、圧倒的にスペインがボールを支配して、あ、ちょっと良いところに日本のボールが入ったと思うと3秒後にスペインにとられちゃったりというのが続いてこれはまた(逆に)すごいものを見ちゃってる感じでしたが、あれは前半耐えまくるという死んだふり戦術だったんでしょうか。

当ブログはアメスポにこだわっているので少しずれた視点で。
日本が2−1でリードした後に裏でやっていたドイツ対コスタリカ戦でコスタリカが一瞬だけ2-1とリードとなったところでとても盛り上がりました。あの瞬間はコスタリカと日本が通過で強豪スペインとドイツが敗退の状態。今大会コスタリカは初戦でスペインに7-0と大敗を喫していきなり強烈なダメ出しされて、普段温厚なTicos(コスタリカ国民の愛称)からも恥だなんだとボロクソ言われていたのに、なんとグループ勝ち抜けの事態が巡ってきた。よくここまで回復できたものだと。試合はドイツの一方的にも見える流れだった中からの2ゴールでしたしなおさら。
私はコスタリカに旅に行った経験があり、それがまた予想以上のいい旅になったこともありコスタリカは好きな国です。一味違う素敵な国です。

VARがあって逆転確定、試合再開。コスタリカ勝ち抜けの状態はほんの3分ぐらいだったか。すぐにドイツの同点ゴールが決まって状況はすぐに変わってしまったのですけれど、初戦の今大会最悪の惨敗からよく盛り返したとこの試合のあとならコスタリカ国民の皆さんも迎えてくれるんじゃないかなという頑張りとなりました。
昨日の記事でメキシコ代表の最後の奮戦にも好印象を持ったことを書きました。結果的にはメキシコもコスタリカも奮闘及ばず敗退になってますが戦う姿勢はスポーツの感動の基本であります。必ず敗れるチームが発生するものですから結果はしかたないにしてもその姿勢は尊いとしたいです。


ちなみに日本代表がコスタリカに敗れた試合はアメリカ東部時間だと5AMの試合開始でした。珍しく日本人らしい行動をしてみようかとなんとか5AM前に起きたのですが、失礼ながらあまりおもしろい試合と思えずうつらうつらしながらの観戦、何度意識が戻っても0-0だなあ、で気づいたら試合が終わってました。日本が敗戦したというのはあとで知りました。こういう未明の観戦はW杯など国際大会らしい風情であり嫌いじゃないです。

日本の次戦の相手のクロアチアは、私が見ていた範囲だとチーム全体が速いパスでもボールがピタリと足元に収まるプレーぶりが目立ってテクニシャン揃いの只者ではないのかなあという印象です。