2023年のラグビーW杯フランス大会への最後の一枠を決める4カ国・地域による世界最終予選。アラブ首長国連邦のドバイで開催。実質上開催前から欧州のポルトガルと米州アメリカ代表のいずれかの争いとされていました。その直接対決で米代表が敗退。北米全滅の幕切れとなってます。
このミニ総当たり戦では引分が存在します。よってもし事実上の決勝戦である米代表対ポルトガル戦が引分で終わった場合にタイブレーカーは他の2戦(対香港、対ケニア)でのボーナスポイントの差異、それでもタイなら得失点差での勝負になるため、ポルトガルも米代表も前哨戦の2試合ではカリカリになって大量得点を目指した戦いをしていて、その結果ポルトガル 85-0 ケニアというような無慈悲なスコアが残ってます。ま、ラグビー日本代表がかつて145点取られて負けた試合なんてのも世の中には存在したことを知ってますから85点ぐらいならまだ60点分もマシではありますが。
最終決戦を前にして勝点で並ぶポルトガルが得失点差+113、米代表が+96。よって引分ならポルトガルが2023年W杯への最終切符を得る状態でスタート。
米代表のペナルティキック成功先制から始まり、ポルトガルがラインアウトから2パスで反対側まで展開してのデザインプレーでトライ。その後一進一退の攻防となりました。30分過ぎのポルトガルゴール前に米代表が攻め込んだときのノットリリースザボールでチャンスを失った辺りがなんとも拙くもったいない。10−9ポルトガルリードで前半終了。
後半に入って43分の意味不明な米代表のラインアウトからのボール取り落しでピンチを招いたのもうあぁと声が出てしまう。全体としてはやっぱり両軍ともあんまり強くないよなという試合内容でしたが、最後に山が来ました。
上述の通り引分ならポルトガルが勝ち抜けの状態で、ポルトガルが3点差を追う最終盤。ポルトガルボール。80分を超えたところで20メーターライン付近から本大会進出を賭けてポルトガルがドロップゴールに行く。これがポストに当たって跳ね返り失敗、米選手がボールを押さえたのでこれで米代表が逃げ切りかとも思えました。しかしペナルティが宣告。ライブでの観戦中はわかってなかったですがたぶんドロップゴールに行った時点で既にポルトガルがアドバンテージを持っている状態だったんでしょう。ドロップゴールでもその後に蹴るペナルティでも2本のうちどっちかがが入れば同点=ポルトガルがW杯進出ってことだったんでしょう。
ペナルティは難なく決まって16−16でノーサイド。引分でポルトガルが世界最終予選通過となってます。結果的にはポルトガルがケニアをけちょんけちょんにしておいた分が効いての本大会進出。
米代表側からすると悔しい敗退とも言えますが、どのみち内容はいただけない試合だったようにも思えます。これで2023年フランス大会進出失敗。次の2027年のオーストラリア大会、さらにその次の2031年の米国開催へ強化に励むことになります。
今サイクルでは今日の引分のポルトガル戦、また最後に合計1点差をさし負けしたチリ戦と接戦での敗戦が続きました。その前に米州予選で逆転負けを喰った対ウルグアイ戦も含めてW杯のホスト国になろうという米代表がこの辺りの国に連敗するのでは2031年の地元開催が怖いです。やはり海外出身者をかなり取り込むなど促成強化策を取らざるを得なさそうです。今大会はともかく2027年は本大会出場は絶対命題でしょうから。
サッカーのW杯が始まる直前に同じ中東での国際試合。お金がたっぷりある方々はサッカーでカタールに観戦に行く前にドバイで華麗な休日を過ごしつつチラとこの試合を見たりさせる意図でここで開催なのかなと思ったんですが、洟も引っ掛けない感じですか。なにやらのどかな芝生席のある小スタジアムでした。
このミニ総当たり戦では引分が存在します。よってもし事実上の決勝戦である米代表対ポルトガル戦が引分で終わった場合にタイブレーカーは他の2戦(対香港、対ケニア)でのボーナスポイントの差異、それでもタイなら得失点差での勝負になるため、ポルトガルも米代表も前哨戦の2試合ではカリカリになって大量得点を目指した戦いをしていて、その結果ポルトガル 85-0 ケニアというような無慈悲なスコアが残ってます。ま、ラグビー日本代表がかつて145点取られて負けた試合なんてのも世の中には存在したことを知ってますから85点ぐらいならまだ60点分もマシではありますが。
最終決戦を前にして勝点で並ぶポルトガルが得失点差+113、米代表が+96。よって引分ならポルトガルが2023年W杯への最終切符を得る状態でスタート。
米代表のペナルティキック成功先制から始まり、ポルトガルがラインアウトから2パスで反対側まで展開してのデザインプレーでトライ。その後一進一退の攻防となりました。30分過ぎのポルトガルゴール前に米代表が攻め込んだときのノットリリースザボールでチャンスを失った辺りがなんとも拙くもったいない。10−9ポルトガルリードで前半終了。
後半に入って43分の意味不明な米代表のラインアウトからのボール取り落しでピンチを招いたのもうあぁと声が出てしまう。全体としてはやっぱり両軍ともあんまり強くないよなという試合内容でしたが、最後に山が来ました。
上述の通り引分ならポルトガルが勝ち抜けの状態で、ポルトガルが3点差を追う最終盤。ポルトガルボール。80分を超えたところで20メーターライン付近から本大会進出を賭けてポルトガルがドロップゴールに行く。これがポストに当たって跳ね返り失敗、米選手がボールを押さえたのでこれで米代表が逃げ切りかとも思えました。しかしペナルティが宣告。ライブでの観戦中はわかってなかったですがたぶんドロップゴールに行った時点で既にポルトガルがアドバンテージを持っている状態だったんでしょう。ドロップゴールでもその後に蹴るペナルティでも2本のうちどっちかがが入れば同点=ポルトガルがW杯進出ってことだったんでしょう。
ペナルティは難なく決まって16−16でノーサイド。引分でポルトガルが世界最終予選通過となってます。結果的にはポルトガルがケニアをけちょんけちょんにしておいた分が効いての本大会進出。
米代表側からすると悔しい敗退とも言えますが、どのみち内容はいただけない試合だったようにも思えます。これで2023年フランス大会進出失敗。次の2027年のオーストラリア大会、さらにその次の2031年の米国開催へ強化に励むことになります。
今サイクルでは今日の引分のポルトガル戦、また最後に合計1点差をさし負けしたチリ戦と接戦での敗戦が続きました。その前に米州予選で逆転負けを喰った対ウルグアイ戦も含めてW杯のホスト国になろうという米代表がこの辺りの国に連敗するのでは2031年の地元開催が怖いです。やはり海外出身者をかなり取り込むなど促成強化策を取らざるを得なさそうです。今大会はともかく2027年は本大会出場は絶対命題でしょうから。
サッカーのW杯が始まる直前に同じ中東での国際試合。お金がたっぷりある方々はサッカーでカタールに観戦に行く前にドバイで華麗な休日を過ごしつつチラとこの試合を見たりさせる意図でここで開催なのかなと思ったんですが、洟も引っ掛けない感じですか。なにやらのどかな芝生席のある小スタジアムでした。
4年前にアメリカがスコットランドに勝った時は、2013年に日本がウェールズを倒した以降のサクセスストーリーがアメリカでも始まるのかと思いましたが、まさかの展開ですね。
RWC常連の北米2カ国の敗退は、次回大会以降の出場国枠拡大に繫がるのではと少し期待しています。
現時点でも地域性を考慮せず実力で選べば24カ国出場は可能だとは思いますが、欧州、アメリカ大陸、アジア、アフリカに1枠ずつ増やしての24カ国が理想。
その点でも香港とケニアにはもっと頑張ってもらいたかったです。
drbcs
が
しました