NHLドラフトが開催。全体1位指名トップ候補だったShane Wrightが全体4位まで滑り落ちたのがこの日のハイライト。4位指名権を持っていたSeattle Krakenは予想外の好選手が落ちてきてラッキー。新しいチームですからスター候補生はいくらでも欲しい。こんな形で手に入って歓喜というところでしょう。
先日のNBAドラフトでも全体1位指名最有力候補だったJabari Smithが3位指名まで滑り落ちて唇を噛んでいたのを見たばかり。Wrightが辺境のSeattleでどんな選手となって再び名前を聞くことになるのかは楽しみにして待ちたいところです。
ま、ホッケーはNBAと違って即戦力になるのは極少数のエリート選手だけですから数年先のことになるのでしょうが。


今季はホッケーのユースの国際大会や五輪ホッケーをよく見ていなかったので正直なところドラフト候補生についての知識はほとんどないまま見ていたのであまり大した感想は書けないのですが、Wrightがトップ指名から簡単に4位まだ落ちてしまうということはたぶんスーパールーキー候補ではなかったはず。代わって全体1位指名になったのは大型ウィングのJuraj Slafkovsky。五輪ホッケーでMVPとなり、スロバキア代表を初のホッケー五輪メダル=銅メダルに導いたという選手です。そんな選手が出てるなら五輪ホッケー、見ておけばよかったですね。スロバキアからは初のNHLドラフト1位指名。
次いで全体2位にもスロバキアの代表の同僚で攻撃的ディフェンスマンのSimon NemecがNew Jersey Devils指名されてます。スロバキアの1-2位指名。五輪での印象点も加わってるんでしょうか。

Devilsがトップドラフト生のShane Wrightを指名しなかったのはチームの事情と合わないため。DevilsはCが充実しておりCのWrightを獲る動機が薄かった。そこは理解できるところで、それで全体3位指名権を持つArizona Coyotesの番。さすがにここでWright指名かと思ったら、ここはここで米U-18代表の小型CのLogan Cooleyを指名。身長がNHL.comだと5 inch 10となってますが、他のサイト資料だと5 inchi 9(176cm)とも書かれていてかなり小さそう。男子の18歳というとまだ伸びないこともないでしょうがそれでも小型のままでということになりそう。もちろん才能はあるんでしょうがこのサイズの選手にもWrightは抜かれてしまうのね、という感想を持ちました。

アメスポメジャーでこのサイズでトッププロスペクトになれる種目って今ホッケーしかないんじゃないでしょうか。NFL/NBA/MLBでこのサイズのトッププロスペクトは、場合によってはMLBでラテン系の選手でいるかもしれませんが稀のはず。
テニスのFrances Tiafoe辺りでも小さく見えますが今確認したら6in2あります。昨日Nadalに敗戦したTaylor Fritzで6in5。サッカーや体重制の格闘技は小さい選手がいますが。

もう15年ぐらい前ですが少年ホッケーで頑張っていた子が身長が伸びないのでホッケーを諦めて別種目で大学の奨学金を獲った例を身近で見たことがありました。だから15−20年前には接触スポーツのホッケーでは小柄であることは将来が閉ざされるぐらいのハンデだったのがすっかり変わってしまったことになります。


ドラフトの方はDetroit Red Wingsの指名まで見ておきました。相変わらずGMのSteve Yzermanさんが前置きなしで速攻で指名選手の名前を告げたのでTVのカメラの切り替えが追いつかないほど。今年も非北米選手を1巡目指名してますね。独自のスカウト戦術が実って名門Red Wingsが優勝戦線に戻ってくるのはいつか。Yzerman GMが就任初年度にサプライズ指名したD Moritz Seiderは2021−22シーズンに新人王(Calder Memorial Trophy)に選出されてます。NHLの新人王受賞者たちは相当たる面々が。ディフェンスマンでの受賞者ではSeiderの2年前には先日Stanley CupプレーオフMVPに輝いたCale Makarも。