本気か、という気もするトレードが決まっています。Deshaun WatsonがCleveland Brownsへ。交換で今年から3年分の1巡目などをHouston Texansへ送る。Watsonの契約も新たに$230 million全額保証の5年契約。

これ、つまりはCleveland Brownsは手持ちのQB Baker Mayfieldとの長期契約を望まないということですよね。それよりもフィールド外での問題を抱えたままのWatsonの方が良いと。大丈夫なんでしょうか。

Mayfieldに惚れていないというのはわからないでもないです。MayfieldはPatrick Mahomesではない。でもMayfieldの現行のルーキー契約が終われば大型契約を準備せざるをえない。
シーズン全敗を含む最弱だったBrownsの復興を担った選手だだけにファンの支持はある。またTVコマーシャルでの演技もなかなかうまくBrownsが地方チームなのに比較して全国区の知名度は高い。大型契約に向けてMayfieldの代理人は手ぐすねひいていたであろうことは確実です。

Brownsの所属するAFC北地区はCincinnati BengalsがJoe Burrowを得たことで長期の展望を獲得。Baltimore RavensにはMVP経験者のLamar Jacksonを擁する。同地区の常勝Pittsburgh SteelersはBig Benの後継が決まらずまだ方向性が定まっていないですが、人気チームでもあり常勝でありどうにか良いQBを手当してくるのであろうという根拠のない期待感があります。そういうAFC北地区でこれからもMayfieldで良いのかという疑問はあって良い。

数日前からMayfieldがファンへの惜別らしいメッセージを出していたので、Brownsとの別離、BrownsがDeshaun Watson獲得に動いているらしいという話とセットで、そういうことなの?という感じではありました。動きは明らかにその方向なのにどうしても信じにくかった。
それというのもWatsonのフィールド外の問題が片付いていないからであります。5年全額保証って来季プレーできなくても払うっていう意味なんでしょうか?

どうなんですかねー。Steelersも陣容を固めてしまうと地区内でBrownsだけが取り残される、また暗黒時代に逆戻りというのが怖くて他のWatson獲りの候補チームに競り勝つために無理をしたっていうことなんでしょうね。

例えばPittsburghはブルーカラーの街とされてあまり品行方正が求められないからDeshaun Watsonでも受け入れられやすいという説がありました。トレード拒否権を持つWatsonはトレード先を選べるため、単純に常勝SteelersとBrownsの競争だったらBrownsは勝てないから、新大型契約でカネを積んでWatsonの関心を買ったと。

皮算用としてはWatson獲得に1巡目を3年分放出したけれど、Mayfieldの放出で少しは指名権を取り戻せるなんていうのがあったかも。それともTexansに引き取ってもらいたかったか。でもそうはならず。
こうなってしまえばMayfieldのトレード価値は低くならざるをえないですね。どこかのチームがMayfieldに惚れていてルーキー契約末期だけどなんらかの対価で引き取ってくれるなんてあるのかな。Mayfield自身もトレード要求をしていましたが行き先なくなって微妙な立場になってしまう可能性はかなりあるようにも思います。期待されたOBJとのホットラインも合わなかったりというのもありましたよね。