AEWが放送を二分割して、週2回TNTで放映していたうち、AEW Dynamiteを2022年1月から姉妹局のTBSに移籍させることが決まっています。放映側の意図は理解できますが、たぶんAEWにとっては悪手。この先の展開が少々気になるところです。
まず当ブログでも驚きをもって紹介したCM PunkのAEW参戦以降の顛末を少し。SNSでCM PunkのAEW登場は大いにバズって注目を集めたわけですが、AEWのTV視聴率への貢献は陣営が期待したほどには伸びなかったというのが事実のように見えます。Punk登場以降も次々と元WWEの著名選手が参戦してきているのですが視聴者数は110-130万人のボックス圏内で推移。
特に今週9/22水曜日に放映されたAEW Dynamite Grand Slamは通常枠過去最大の特番の扱いでAEWが持てる好カードを大量に投入して勝負に出たんですが結果は速報値で127万人にとどまりボックス圏を突破することはかなわず。AEWファン、特にWWEアンチ傾向の強いファンの間では落胆の数字となってます。
対抗する老舗のWWEの方は9/20月曜日のRAWの放送に通常他系列のSmackdown所属のRoman Reignsを投入しての放送が179万人が視聴。18-49歳の購買力の大きい層でもWWEがAEWを上回ってさすが老舗やるな、というところです。9月ですからRAWはNFL Monday Night Footballの裏番組で主流のスポーツファンはMNFの方に取られているはずの時期。それでも毎年コンスタントに視聴者を集めるWWE RAWの基盤は相当に強固と言えます。
AEWファン=WWEアンチからすると今回のAEW Dynamite Grand Slamは、Dynamiteの初のRAW超えも可能ではないかと事前の期待は盛り上がっていたと思うのですが結果は19-49層でもWWEが勝利しての完全勝利と言って良さそうです。NFLの裏番組でこれだけ安定して数字を出せる番組は他にないでしょう。
こういうCM Punkでの話題ピーク後の推移を眺めていると、SNSでバズったのを換金するのはまた別の問題なんだなということがわかります。SNSでバスったことで普段プロレスに関心のない層が食いついたのは事実ですが、その層をどれほど繋ぎ止められたのかというと効果は限定的であったと結論して良さそうです。Grand Slamのカードと内容でも結局見ているのは前週までと同じ視聴者数だとすると、AEWにとって次の一手は何になるんですかね。
さて表題の件に戻ります。AEWには現在DynamiteとRampageという定時放送があり、そのうちDynamiteの方を現行のTNTからTBSでの放送に移管する。過去TNTとTBSはほぼセット販売されてきた姉妹局。歴史的にも現在も配信家庭数でもほぼ同じ。TNTはNBA放送があるのもあって18-49歳層の視聴者でTBSを上回ります。いまでこそTNTとTBSは色分けされていますが、昔からのイメージは2局でワンセットのイメージが強かったです。
昔はいろいろスポーツ放送もあったのですが、現在TBSでスポーツ放送というとMLBの放送がほぼすべて。MLBのポストシーズンでおなじみですが、あとはELeague程度。正直TBSはスポーツコンテンツは弱い。そこへAEW Dynamiteが移籍するのはTBS側にとってはチャンネル強化として一定の効果が見込めますが、AEW側からすると移籍のメリットはたぶんない。移籍にともなって放映権料は増えて収入増なのでしょうが、WWEに追いつけ追い越せという目論見からすれば目標から外れた動きになるように思えます。TNT時代より視聴者が伸びるとは思えない。
他のアメスポジャンルでもそうですが、一系列の独占よりは多局化した方が露出が増えるし、競り合わせて放映権料がアップするという傾向はあるわけです。WWEにしてもRAWはUSA Network(NBC系列)とSmackdownはFOXで放送されている。
じゃあAEWもTNTで週2回放映するより、TNTとTBSで分割して放送するのが良いのかというと、これはちょっと違う。TNTとTBSは同系列の姉妹局で、複数系列で露出できるわけじゃないんですね。
またTNTでは今季からNHLの定時放送が始まることを紹介しました。放映権契約の額からしてTNTにとっては最重要なのはNBA、次いで新規獲得したNHLとなりそう。NHLのレギュラーシーズンの視聴率は昨季まで放送されていたNBCSN当時で30-40万人程度だったので、現状100万人をコンスタントに出せているAEWに分があるはずですが、現実はNHLがスポーツファンが定期的に訪れるTNTのプライムタイムに入って、AEW DynamiteはTBSへ転出。これでTBS側でAEWが良い数字を出し続けられれば良いのですが、一般的にTVコンテンツは移動すると視聴者が迷って視聴率というのは下がることが多い。
などなどの事情を考えると今回のAEW Dynamite Grand SlamでRAW超えを果たせなかったのはかなり痛い。この先の展望が見えにくくなってきてます。
WWEのように2時間番組3時間番組のほとんどが入場シーンとお喋りという特殊な番組と、試合を主たるコンテンツとするAEWでは毛色が違うんですが、最近当ブログでも何度か言及している通りスポーツがスポーツをやるだけで視聴者を繋ぎ止められる時代ではなくなっている事実を考えると、実は後発のAEWの方が古いプロレス番組を追求しているという評価も可能な気がします。
まず当ブログでも驚きをもって紹介したCM PunkのAEW参戦以降の顛末を少し。SNSでCM PunkのAEW登場は大いにバズって注目を集めたわけですが、AEWのTV視聴率への貢献は陣営が期待したほどには伸びなかったというのが事実のように見えます。Punk登場以降も次々と元WWEの著名選手が参戦してきているのですが視聴者数は110-130万人のボックス圏内で推移。
特に今週9/22水曜日に放映されたAEW Dynamite Grand Slamは通常枠過去最大の特番の扱いでAEWが持てる好カードを大量に投入して勝負に出たんですが結果は速報値で127万人にとどまりボックス圏を突破することはかなわず。AEWファン、特にWWEアンチ傾向の強いファンの間では落胆の数字となってます。
対抗する老舗のWWEの方は9/20月曜日のRAWの放送に通常他系列のSmackdown所属のRoman Reignsを投入しての放送が179万人が視聴。18-49歳の購買力の大きい層でもWWEがAEWを上回ってさすが老舗やるな、というところです。9月ですからRAWはNFL Monday Night Footballの裏番組で主流のスポーツファンはMNFの方に取られているはずの時期。それでも毎年コンスタントに視聴者を集めるWWE RAWの基盤は相当に強固と言えます。
AEWファン=WWEアンチからすると今回のAEW Dynamite Grand Slamは、Dynamiteの初のRAW超えも可能ではないかと事前の期待は盛り上がっていたと思うのですが結果は19-49層でもWWEが勝利しての完全勝利と言って良さそうです。NFLの裏番組でこれだけ安定して数字を出せる番組は他にないでしょう。
こういうCM Punkでの話題ピーク後の推移を眺めていると、SNSでバズったのを換金するのはまた別の問題なんだなということがわかります。SNSでバスったことで普段プロレスに関心のない層が食いついたのは事実ですが、その層をどれほど繋ぎ止められたのかというと効果は限定的であったと結論して良さそうです。Grand Slamのカードと内容でも結局見ているのは前週までと同じ視聴者数だとすると、AEWにとって次の一手は何になるんですかね。
さて表題の件に戻ります。AEWには現在DynamiteとRampageという定時放送があり、そのうちDynamiteの方を現行のTNTからTBSでの放送に移管する。過去TNTとTBSはほぼセット販売されてきた姉妹局。歴史的にも現在も配信家庭数でもほぼ同じ。TNTはNBA放送があるのもあって18-49歳層の視聴者でTBSを上回ります。いまでこそTNTとTBSは色分けされていますが、昔からのイメージは2局でワンセットのイメージが強かったです。
昔はいろいろスポーツ放送もあったのですが、現在TBSでスポーツ放送というとMLBの放送がほぼすべて。MLBのポストシーズンでおなじみですが、あとはELeague程度。正直TBSはスポーツコンテンツは弱い。そこへAEW Dynamiteが移籍するのはTBS側にとってはチャンネル強化として一定の効果が見込めますが、AEW側からすると移籍のメリットはたぶんない。移籍にともなって放映権料は増えて収入増なのでしょうが、WWEに追いつけ追い越せという目論見からすれば目標から外れた動きになるように思えます。TNT時代より視聴者が伸びるとは思えない。
他のアメスポジャンルでもそうですが、一系列の独占よりは多局化した方が露出が増えるし、競り合わせて放映権料がアップするという傾向はあるわけです。WWEにしてもRAWはUSA Network(NBC系列)とSmackdownはFOXで放送されている。
じゃあAEWもTNTで週2回放映するより、TNTとTBSで分割して放送するのが良いのかというと、これはちょっと違う。TNTとTBSは同系列の姉妹局で、複数系列で露出できるわけじゃないんですね。
またTNTでは今季からNHLの定時放送が始まることを紹介しました。放映権契約の額からしてTNTにとっては最重要なのはNBA、次いで新規獲得したNHLとなりそう。NHLのレギュラーシーズンの視聴率は昨季まで放送されていたNBCSN当時で30-40万人程度だったので、現状100万人をコンスタントに出せているAEWに分があるはずですが、現実はNHLがスポーツファンが定期的に訪れるTNTのプライムタイムに入って、AEW DynamiteはTBSへ転出。これでTBS側でAEWが良い数字を出し続けられれば良いのですが、一般的にTVコンテンツは移動すると視聴者が迷って視聴率というのは下がることが多い。
などなどの事情を考えると今回のAEW Dynamite Grand SlamでRAW超えを果たせなかったのはかなり痛い。この先の展望が見えにくくなってきてます。
WWEのように2時間番組3時間番組のほとんどが入場シーンとお喋りという特殊な番組と、試合を主たるコンテンツとするAEWでは毛色が違うんですが、最近当ブログでも何度か言及している通りスポーツがスポーツをやるだけで視聴者を繋ぎ止められる時代ではなくなっている事実を考えると、実は後発のAEWの方が古いプロレス番組を追求しているという評価も可能な気がします。
よくこちらから、サッカー関係の投稿をさせていただきました。
ここまでの長文の投稿をほぼ毎日続けるなんて、自分には考えの及ばないこと!
これからも末永く頑張ってください!
drbcs
が
しました