サッカー米代表の親善試合、対コスタリカ戦がありました。先日のCONCACAF Nations Leagueの決勝での対メキシコ戦の激闘から3日後。決勝から先発を9人入れ替えた試合でしたが、これがほぼ文句なしのできの試合で、セカンドユニットでこれはすごいなという、大変期待感の高まる試合でした。
コスタリカはCONCACAFのW杯最終予選の常連で、FIFAランキングでCONCACAF内4位。今年のW杯最終予選の8カ国にも既に残っています。前回の2018年W杯への最終予選ではホーム(0-2)でもアウェイ(0-4)でも完敗した相手であり、2022年の出場枠(3.5枠)を争う直接の相手と言えます。
その相手にセカンドユニットがほぼ完勝の試合内容だったかと。4-3-3で、先発は
メキシコ戦と変わっていないのはバックラインのReamとMcKenzieだけ。中盤から前は全員代わっていて、それでこのビルドアップやつなぎのできや、チャンスメイクのバリエーション、素晴らしかったと言って良いと思います。コスタリカの圧力が弱くて楽な試合ではあったのであまり褒めすぎてもいけないのでしょうが。最終スコアは4−0。
先発メンバーで奪った3ゴールは、代表初ゴールとなったDaryl Dike (英2部Barnsley 21歳)、Reggie Cannon(葡Boavista 22歳)、さらにBrenden Aaronson(墺Red Bull Salzburg 20歳)も皆ゴールシーン以外での動きも良かった。CannonはSBの選手ですが流れから果敢に攻撃参加してワンチャンスをゴール右下隅に地を這うナイスゴール。
攻守の要Tyler Adams(独RB Leipzig 22歳)、Yunus Musah(Valencia 18歳)、Timothy Weah(仏Lille 21歳)の奮戦ぶりも楽しめて、こんなに若くて使われていない選手で良いのがいるのかと驚かされるような好試合になってます。ちょっと前までの男子の米代表ってホント層が薄くてW杯で連戦で疲弊しても替えようがないようなチームばかりでしたから、そこから考えるとすごい進歩のように私には見えます。
不安材料はGKを交えた最後列からのビルドアップを意識してのタイトスペースでのボール回しがコスタリカ辺りを相手にしても不安定。最終ラインはメキシコ戦でも序盤にミスをして失点した場面も原因はその部分の意識に技術がついていってなかったことかと。他にも前回もケチをつけてみた大型CBのJohn Brooksは今日はベンチ外とするなど、最終予選やその先を考えると根本的にメンバー選考から考え直さないといけない部分もあるようにも思いますが、そこを除けば喜んで良い試合かと思いました。
その上このセカンドユニットの若さも魅力ですね。Reggie Cannonはこのオフシーズンにポルトガルリーグから脱出してステップアップできそうという観測です。
コスタリカはCONCACAFのW杯最終予選の常連で、FIFAランキングでCONCACAF内4位。今年のW杯最終予選の8カ国にも既に残っています。前回の2018年W杯への最終予選ではホーム(0-2)でもアウェイ(0-4)でも完敗した相手であり、2022年の出場枠(3.5枠)を争う直接の相手と言えます。
その相手にセカンドユニットがほぼ完勝の試合内容だったかと。4-3-3で、先発は
Ethan Horvath
Reggie Cannon - Tim Ream - Mark McKenzie - Antonee Robinson
Yunus Musah -Tyler Adams - Sebastian Lletget
Yunus Musah -Tyler Adams - Sebastian Lletget
Timothy Weah - Daryl Dike - Brenden Aaronson
メキシコ戦と変わっていないのはバックラインのReamとMcKenzieだけ。中盤から前は全員代わっていて、それでこのビルドアップやつなぎのできや、チャンスメイクのバリエーション、素晴らしかったと言って良いと思います。コスタリカの圧力が弱くて楽な試合ではあったのであまり褒めすぎてもいけないのでしょうが。最終スコアは4−0。
先発メンバーで奪った3ゴールは、代表初ゴールとなったDaryl Dike (英2部Barnsley 21歳)、Reggie Cannon(葡Boavista 22歳)、さらにBrenden Aaronson(墺Red Bull Salzburg 20歳)も皆ゴールシーン以外での動きも良かった。CannonはSBの選手ですが流れから果敢に攻撃参加してワンチャンスをゴール右下隅に地を這うナイスゴール。
攻守の要Tyler Adams(独RB Leipzig 22歳)、Yunus Musah(Valencia 18歳)、Timothy Weah(仏Lille 21歳)の奮戦ぶりも楽しめて、こんなに若くて使われていない選手で良いのがいるのかと驚かされるような好試合になってます。ちょっと前までの男子の米代表ってホント層が薄くてW杯で連戦で疲弊しても替えようがないようなチームばかりでしたから、そこから考えるとすごい進歩のように私には見えます。
不安材料はGKを交えた最後列からのビルドアップを意識してのタイトスペースでのボール回しがコスタリカ辺りを相手にしても不安定。最終ラインはメキシコ戦でも序盤にミスをして失点した場面も原因はその部分の意識に技術がついていってなかったことかと。他にも前回もケチをつけてみた大型CBのJohn Brooksは今日はベンチ外とするなど、最終予選やその先を考えると根本的にメンバー選考から考え直さないといけない部分もあるようにも思いますが、そこを除けば喜んで良い試合かと思いました。
その上このセカンドユニットの若さも魅力ですね。Reggie Cannonはこのオフシーズンにポルトガルリーグから脱出してステップアップできそうという観測です。