ところで毎年恒例のNCAAラクロスの男女の決勝がこの3連休にありました。いずれも好試合となり女子はBoston Collegeが16-10でSyracuseを破って初優勝。男子は最後の瞬間までわからない17-16の大激戦でVirginaがMarylandを下して2019年シーズンに続いて連覇(2020年は優勝校なし)をしてます。特に男子の方はNCAA決勝史上最多ゴールでの熱戦で大変楽しめました。放映は準決勝を含めいずれもESPN系列局で。

今回の放送はフットボールでお馴染みのSkyCamが導入され、他のカメラの台数も多く迫力ある映像の放送となっていました。見せ方っていうのはやっぱり大事だなと改めて認識。カメラの台数が少ないと広いフィールドの引いた画面ばかりにならざるをえないので迫力が出ません。
2019年シーズンから導入されたショットクロックが奏功している。ショットクロックは先にプロラクロスリーグで採用されていたルールですが、カレッジでも遅れて採用。それが今回の男子優勝戦での史上最多スコアにつながったのは確実です。

ちなみに男子はショットクロックが80秒、女子は90秒。ここでわざわざ10秒の差をつける意味ってあるのかなという気がします。不必要な男女差ではないでしょうか。80秒でも90秒でも攻める方が選手交代その他で慌てなくてはいけないような短いものではないと思えるんですが。

以前から紹介していますがラクロスでは五輪競技への採用を目指して競技ルールを大きく変更しようという試みがなされています。それとは別に大学ラクロスでもルール変更に柔軟で、女子の方はグラウンドの線引も変わってました。