Fernando Tatís Jr.がBLMのTシャツを着て記者会見で喋っているのを見ていて、やっぱりお喋りの能力は大事だなと改めて思ったりします。
National Hispanic Heritage Monthという月間がアメリカにはあります。9月15日からの1ヶ月間で、いまちょうど始まったばかり。各ジャンルヒスパニック向けのイベントなどを催します。例えばこんなムード
そのタイミングでMLBの新スーパースターの期待のかかるFernando Tatís Jr.が自身の出自にからめていろいろ話していたんですが、その際に着用していたのはBlack Lives Matterの黒Tシャツでした。文脈からおわかりになると思いますがTatis自身はヒスパニックに分類される方です。それでもBLMなのねという。Tatisは生まれはドミニカ共和国のようですが、父親もMLB選手だった関係で米国育ちで英語もそつがないです。スペイン語もいける。San Diegoのあるカリフォルニア州でバイリンガルなのは人気面でも強いでしょうね。チームメイトのスター選手Machadoだと英語は下手です。


野球の競技性ゆえどれほど勝ち進めるかは予想もつきませんがNational LeagueでLos Angeles Dodgersに次ぐ2位の成績のSan Diego Padresが個人的には今季のMLBで一番魅力を感じます。

Padresが2年前にEric HosmerをFAで獲得したときは、Padresごときが(失礼)Hosmerを一枚獲ってどうなるのか?という気持ちが強かったです。Hosmerは好きな選手だったのでなんか変なところへ行ってしまったなと思いました。Padresはそれ以前も例えばYankeesからFAとなったHiroki Kurodaに大枚はたいて獲得しようとしたりとか大物FA戦線にちょろちょろ顔を出すことはあるものの実際に成約となることが少なかったチーム。
それが2019年シーズン前のオフにManny Machadoを争奪戦の末巨大契約で獲得したところで、前年のHomer、以前からいるWil Myersと並んで打線の方はこれで同地区の本命Dodgersに対抗できる戦力になるのか、という事態となりました。

しかし。実際にコンテンダーとなった2020年のPadresの打線の最大のスターはHosmerでもなくMachadoでもなく、弱冠21歳のFernando Tatís Jr.ということになったのがすごいです。Homerもまだ30歳、Machadoは28歳、Wil Myers29歳と皆年齢的には脂の乗ったところで今季の成績も上々ですが、その大物たち以上のインパクトで21歳が豪快なホームランを打ちまくる様はMLBの未来が彼にかかってるのかもなあと思わせるところがあります。

DodgersがMLBのトップを切ってポストシーズン当選を決めたのに続いてPadresも数日中に当選が決まるはず。売出し中のTatisと、脂の乗った打線の主軸のベストミックスとなるのは今年というようにも見え、期待しています。巨大戦力Dodgersに挑む若獅子TatisのPadresが実現するのはNLCSか。


MLBのレギュラーシーズンもあと僅か。あっという間ですね。Yankeesネタを少し前に書き始めたのですが書き終わらないうちに情況が変わってしまい没にしました。