Drone Racing League(DRL)がそのシミュレータを使ってバーチャル側に進出してレースを開催。それをさらにスポーツ賭博の対象としても扱ってコロナウィルス感染疫禍で動きの止まったアメスポ界で存在感拡大を狙っているようです。
スポーツが全停止して困っているのはアメスポメディアだけではなく、スポーツ賭博業界も同じだったようです。私個人的には賭けをしないのであまり気にしてませんでしたが、アメスポだけではなく他国のスポーツも軒並み止まっているですからスポーツ賭博業界も賭けを設定するものもない。お金の流入が完全にストップしてしまっているのでしょう。せっかく多くの人が在宅になっていて暇を持て余している人も多いというのにその人達をスポーツ賭博の需要に変えることができないでいる。
そういう中でDRLとスポーツ賭博大手FanDuelが提携してDRLのバーチャルレースをFanDuelが独占的に賭けの対象として盛り上げるようです。レース自体の放映はTwitter、Twitch、YouTubeなどで。事前の宣伝が不足していたので当面の視聴者数は大したことはないでしょうが、現在のアメスポの状況からすればどういう形ででもスポーツ賭博の対象にできる種目は限られており、バーチャルとリアルの間のDRLとの提携というあがきはまずまず理解できるところか。
DRL側から見れば今季のシーズン開催が危ぶまれる状態の中、「バーチャルみたいなリアル」だったDRLのレースを、シミュレータでバーチャルに戻してのレースが売り物になるなら売ってやぶさかでないというところか。DRLのシミュレータは以前から公開されていて、パイロット志望の選手の練習やトライアウト用に使われていたものです。それを今回公開のバーチャルレースに使うようなのでシステム開発のコストはほとんどないというのが私の理解です。
先日来触れているNASCARのesportsイベント化の意外な成功が目立っているわけですが、NASCARよりも更に馴染みの薄いDRLが、バーチャル化してそれがウケるのかどうかはちょっと想像がつきません。私の個人的な感想では、DRLの魅力はバーチャルみたいなリアルという新鮮さと、未来的ムード、そして他に類を見ないスピード感です。
でもそのスピード感というのはリアルの中では類を見ませんが、ゲーム内だとそんなスピードは他にもいくらでもあると思えます。バーチャルだと思ってしまえばただのFPVの立体コースレースになってしまうだけなのでは。それにどうも現時点でのシミュレータは元々オーディエンスに見せるために作られたものではないせいかコースの絵がとても貧弱。何世代も昔のコンピュータゲームみたいなムードになってます。これでは未来的ムードも失せます。つまりどうもDRLの元の魅力がかなり失われたようなものになっているような。
これを見るとDRLの昨シーズンのコースや、もっと初期の廃工場でヒュンヒュン飛ばしていたのでももっと魅力があったなあ、背景って大事なんだと思わざるを得ません。
NASCARのesports化が第一印象で視聴者を捉えている大きな要因は本物との差異が少ないことのように感じるのですが、その点DRLは本物とあまり似ていない。大きなダウングレードに見えます。ま、元々のDRLを見たことがある人がそもそも少ないわけですから本物との差というのは違うかもしれませんが、実におもちゃっぽいのが良くないかなと。NASCARは基本真昼のレースで、影の描き込みを省略しても本物っぽく見えるなど有利な点が今回顕在化してますね。
スポーツが全停止して困っているのはアメスポメディアだけではなく、スポーツ賭博業界も同じだったようです。私個人的には賭けをしないのであまり気にしてませんでしたが、アメスポだけではなく他国のスポーツも軒並み止まっているですからスポーツ賭博業界も賭けを設定するものもない。お金の流入が完全にストップしてしまっているのでしょう。せっかく多くの人が在宅になっていて暇を持て余している人も多いというのにその人達をスポーツ賭博の需要に変えることができないでいる。
そういう中でDRLとスポーツ賭博大手FanDuelが提携してDRLのバーチャルレースをFanDuelが独占的に賭けの対象として盛り上げるようです。レース自体の放映はTwitter、Twitch、YouTubeなどで。事前の宣伝が不足していたので当面の視聴者数は大したことはないでしょうが、現在のアメスポの状況からすればどういう形ででもスポーツ賭博の対象にできる種目は限られており、バーチャルとリアルの間のDRLとの提携というあがきはまずまず理解できるところか。
DRL側から見れば今季のシーズン開催が危ぶまれる状態の中、「バーチャルみたいなリアル」だったDRLのレースを、シミュレータでバーチャルに戻してのレースが売り物になるなら売ってやぶさかでないというところか。DRLのシミュレータは以前から公開されていて、パイロット志望の選手の練習やトライアウト用に使われていたものです。それを今回公開のバーチャルレースに使うようなのでシステム開発のコストはほとんどないというのが私の理解です。
先日来触れているNASCARのesportsイベント化の意外な成功が目立っているわけですが、NASCARよりも更に馴染みの薄いDRLが、バーチャル化してそれがウケるのかどうかはちょっと想像がつきません。私の個人的な感想では、DRLの魅力はバーチャルみたいなリアルという新鮮さと、未来的ムード、そして他に類を見ないスピード感です。
でもそのスピード感というのはリアルの中では類を見ませんが、ゲーム内だとそんなスピードは他にもいくらでもあると思えます。バーチャルだと思ってしまえばただのFPVの立体コースレースになってしまうだけなのでは。それにどうも現時点でのシミュレータは元々オーディエンスに見せるために作られたものではないせいかコースの絵がとても貧弱。何世代も昔のコンピュータゲームみたいなムードになってます。これでは未来的ムードも失せます。つまりどうもDRLの元の魅力がかなり失われたようなものになっているような。
これを見るとDRLの昨シーズンのコースや、もっと初期の廃工場でヒュンヒュン飛ばしていたのでももっと魅力があったなあ、背景って大事なんだと思わざるを得ません。
NASCARのesports化が第一印象で視聴者を捉えている大きな要因は本物との差異が少ないことのように感じるのですが、その点DRLは本物とあまり似ていない。大きなダウングレードに見えます。ま、元々のDRLを見たことがある人がそもそも少ないわけですから本物との差というのは違うかもしれませんが、実におもちゃっぽいのが良くないかなと。NASCARは基本真昼のレースで、影の描き込みを省略しても本物っぽく見えるなど有利な点が今回顕在化してますね。