引き篭もり命令または要請が各地で発動されているわけですが、どうもバスケは相性が悪いようです。学校が休みな子どもたちがどうしても野外のバスケゴールのあるところに集まってバスケをしだすらしい。各地の首長は毎日の会見で散歩などで野外に出るのは気分転換は良いことなので6 feetの距離を保っていれば推奨、しかしバスケはその距離が保てるスポーツではないのでやめましょうということを先週からずっと言っていたわけです。
しかしどうも埒が明かないらしく、公営の公園などにあるバスケットボールゴールの撤去を既に始めたという話が聞こえてきます。子どもたちは暇ですからね。この疫禍がなければいまはMarch Madnessのシーズン、外もぼちぼち暖かくなってきた地方も多く、子どもたちがバスケを楽しむ姿は微笑ましいシーンのハズだったのが、いまや禁止対象です。


と、そういうタイミングでおもしろいものを見かけました。
近所のスーパーへ行く途上で学校の校庭で子どもたちがスポーツをやっていたようです。そこへ警察の車両が停まりなにやら子どもたちに話しかけているのをみました。そそくさと買い物を済ませての帰り道で同じところを通ったらバスケをやっていた子たちは解散させられたようで全員いなくなってましたが、その向こうでラクロスのキャッチボールをしていた女の子たちはまだやってました。あーなるほどー、と。
バスケはフリースロー合戦(HORSEという遊びがアメリカにはあります)を2−3人ぐらいでのんびりやるならともかくそうでなければSocial Distancingはバスケでは達成できないけれど、ラクロスなら確実に6 feet以上離れていないとキャッチボールにならないわけでこれはSocial Distancing準拠だ!だから警察も解散させなかったんだ!と妙に感心してしまいました。
というわけでラクロス、おすすめです。