前項でラクロスのアメスポシーンでの将来性について書いてしまってからですが、ラクロスの新プロリーグができるみたいですね。まったく知りませんでした。Premier Lacrosse League、PLLと名乗っています。
今年6月から9月下旬まで14週全米12都市で試合を開催するとか。まだ詳細は出てないようです。時期としてはカレッジラクロスシーズンが終了してから開幕する。既存のプロラクロスリーグでは室内リーグであるNLLともシーズンがかぶらず、一方野外ラクロスのMLLとは丸かぶり。MLLを押しのけてしまおうということですか。後援はNBC。
一般的に言って定住型のプロスポーツリーグが経営者としては理想でしょうが、定住型では需要が十分でない場合、ツアー型がその解答になりうるのは過去例がさまざまあります。現在のアメスポでツアー型でメジャースポーツはNASCARとゴルフPGA、UFC。プロレスをスポーツに含めるならWWEも。
夏だけアメリカにやってくるテニスの世界ツアーもその類と言えますし、それ以外にもIndyCar Racing、AVPプロビーチバレー、Big 3(3-on-3 バスケ)などがあり、サッカーの男女代表チームも興行は全米を巡回します。(そういえば女子サッカー代表チームが男女格差を理由にまた訴訟を起こしましたね。それはまたそのうち)
PLLの目論見だと6チームが12都市を3か月で巡業するシーズン。各チームが10試合とプレーオフが2ラウンドというのですから、各都市で3試合づつやるつもりなのでしょう。3試合っていうことは土曜に2試合日曜に1試合とかですか。どんな興行になりどんな動員を獲得できるものなのか。
発表済みのスケジュールは4週のみ。NFL New England PatriotsのホームGillette Stadiumと大箱でスタート。その後はMLS New York Red Bullsのホーム、Chicago Fireのホームとキャパ2万人クラスのMLSスタジアムが続き、次いでBaltimoreでカレッジラクロスの名門Johns Hopkinsのキャンパス内スタジアムでも試合が予定。発表分が東に寄ってるのは前の記事でも触れた通りでラクロス人口が圧倒的にアメリカ東部に偏っているのでこれは自然でしょう。Baltimoreでの試合は女子のWomen’s Professional Lacrosse Leagueも同会場で合同で試合をするとのこと。女子のプロラクロスもあったのですね。存じませんでした。
新リーグを後援するのがNBC系列というところがなかなか興味深いです。NBCはアメリカでの五輪の独占放映権を持っており、各種五輪競技をアメリカ国内で擁護する立場。マイナー競技をNBCSNで細々と放送しています。この前は東京マラソンを放送してました。五輪デビュー前から7人制ラグビーもNBCが後援してプッシュしていたりもしました。つまりなぜこのタイミングでMLLに挑戦状を叩きつけてまでしてNBCがラクロスの新リーグを後援するのかと言ったら、先日も少し触れたロス五輪でのラクロスの公式採用運動とのリンクを疑うべきところでしょう。
中身がどういうなっていくのかまだわかりませんが、既存のMLLが新チームを作ったりなどなど奮戦すれどもなかなか興行的に進展していないのに業を煮やしたラクロス関係者がいて新たな突破口を求めてこういうものが出てきたのかもしれません。注視していきたいと思います。
今年6月から9月下旬まで14週全米12都市で試合を開催するとか。まだ詳細は出てないようです。時期としてはカレッジラクロスシーズンが終了してから開幕する。既存のプロラクロスリーグでは室内リーグであるNLLともシーズンがかぶらず、一方野外ラクロスのMLLとは丸かぶり。MLLを押しのけてしまおうということですか。後援はNBC。
一般的に言って定住型のプロスポーツリーグが経営者としては理想でしょうが、定住型では需要が十分でない場合、ツアー型がその解答になりうるのは過去例がさまざまあります。現在のアメスポでツアー型でメジャースポーツはNASCARとゴルフPGA、UFC。プロレスをスポーツに含めるならWWEも。
夏だけアメリカにやってくるテニスの世界ツアーもその類と言えますし、それ以外にもIndyCar Racing、AVPプロビーチバレー、Big 3(3-on-3 バスケ)などがあり、サッカーの男女代表チームも興行は全米を巡回します。(そういえば女子サッカー代表チームが男女格差を理由にまた訴訟を起こしましたね。それはまたそのうち)
PLLの目論見だと6チームが12都市を3か月で巡業するシーズン。各チームが10試合とプレーオフが2ラウンドというのですから、各都市で3試合づつやるつもりなのでしょう。3試合っていうことは土曜に2試合日曜に1試合とかですか。どんな興行になりどんな動員を獲得できるものなのか。
発表済みのスケジュールは4週のみ。NFL New England PatriotsのホームGillette Stadiumと大箱でスタート。その後はMLS New York Red Bullsのホーム、Chicago Fireのホームとキャパ2万人クラスのMLSスタジアムが続き、次いでBaltimoreでカレッジラクロスの名門Johns Hopkinsのキャンパス内スタジアムでも試合が予定。発表分が東に寄ってるのは前の記事でも触れた通りでラクロス人口が圧倒的にアメリカ東部に偏っているのでこれは自然でしょう。Baltimoreでの試合は女子のWomen’s Professional Lacrosse Leagueも同会場で合同で試合をするとのこと。女子のプロラクロスもあったのですね。存じませんでした。
新リーグを後援するのがNBC系列というところがなかなか興味深いです。NBCはアメリカでの五輪の独占放映権を持っており、各種五輪競技をアメリカ国内で擁護する立場。マイナー競技をNBCSNで細々と放送しています。この前は東京マラソンを放送してました。五輪デビュー前から7人制ラグビーもNBCが後援してプッシュしていたりもしました。つまりなぜこのタイミングでMLLに挑戦状を叩きつけてまでしてNBCがラクロスの新リーグを後援するのかと言ったら、先日も少し触れたロス五輪でのラクロスの公式採用運動とのリンクを疑うべきところでしょう。
中身がどういうなっていくのかまだわかりませんが、既存のMLLが新チームを作ったりなどなど奮戦すれどもなかなか興行的に進展していないのに業を煮やしたラクロス関係者がいて新たな突破口を求めてこういうものが出てきたのかもしれません。注視していきたいと思います。
この時は西海岸も含め回っていたんですが、メディアに興味を持ってもらえずYoutube配信という形だったためか、正式なチーム分けをせず2チーム分の選手で移動しては試合して、という形式だったためか、そこら辺はよくわかりませんが、盛り上がりに欠けたどころではなかったイメージです
PLLはそこら辺を上手くやっていますが、団体球技のプロでフランチャイズを持たないリーグが定着するとはなかなか思えず、どこを目指しているのか正直わからないなと
2028@LAの追加競技の発表となる2027年まで引っ張れるのでしょうか?
drbcs
が
しました