3月。いよいよカレッジバスケットボールが本番NCAAトーナメントに向けて佳境へ向かうタイミング。これからの三週間はそちらが一気に過熱、その裏でプロのNBAは静かにレギュラーシーズンの終盤を迎えます。カレッジの方はまたドラフトネタHachimuraネタを含めてまた別途書きます。
現在NBAで最大のピンチを迎えているのが西でLos Angeles Lakers、東でBoston Celticsです。ピンチの度合いはLakersの方がずっとマズいです。
Celticsの方は昨季Kyrie Irving・Gordon Haywardを欠きながらカンファレンス決勝まで進み、二人が復帰する完全体の今季は東の本命とされたのですがそうはならず。HaywardはともかくKyrieがチームから浮いてしまっており今季後の解体待ったなし。昨季もプレーオフに入って急激に成長した若手中心のCelticsが今季もプレーオフに入ったらギアが上がってまとまるのか。そこへKyrieのプレーオフで飛び出すスーパーゲームがからんで昨季に続いてプレーオフに強いCelticsになるのかどうか。先行きが見えない。
というCelticsの解体危機を孕んだ微妙な時期の今のタイミングで、Celticsが王者Golden State Warriorsに完勝してしまい、改めてCelticsのポテンシャルの高さとここ一番の強さに誰もがうなるということに。でも本当に強いのかそうでもないのか。よくわからない。
Kyrieが嫌われているんだろうなぁというのはKyrieが出場しない試合でCelticsが7連勝中なのを見ても感じられます。「Kyrieなんて要らないんですよAinge GM!」という声が他のメンバーから聞こえてきそう。Celticsは確実にプレーオフには出場しますからまた語るチャンスもあるでしょう。
Lakersの方はそうはいきません。昨夜も敗戦。これでLeBron Jamesがケガから復帰以来3勝9敗。LeBronが復帰して反転攻勢という期待は完全に萎んでます。プレーオフ最後の枠8位まで6.5ゲーム差の11位。あと17試合しかない時点での6.5ゲーム差は相当に苦しいです。
LeBronがZion Williamsonの生試合を観戦に来た頃はまさかプレーオフを逃すことはなかろうと思ってました。LeBronへの信頼感からです。ところが現実は厳しい。Lakersのサポーティングキャストが冴えないのがよくないのか、LeBronがやる気を失っているのか、LeBronの能力自体が低下しているのか。それともこの敗戦続きはHC Luke Waltonの追い落としを狙ってのサボタージュか。全部かもしれません。理由はなんにせよLeBronが以前のようなスーパーマンではなくなったことを印象づけるここのところの戦いぶり。ご本人も「ここからブーストかける」と宣言したのにさらに負け続けているのですから。
タイミングのさびしいことにこんな負け続けの最中にLeBronのキャリア得点がMichael Jordanの記録を抜いたそうです。これでは気分の乗ったコメントも出てきようもない。
ちょうどそのタイミングを狙ってスポーツトークショーなどはLeBronとJordanのキャリア比較論が飛び交ってます。Jordanはシーズン中にこんなふうに諦めたことはないはずだ、LeBronは諦めが早くて試合中もディフェンスに戻らないじゃないか、この負けモードはLeBronのキャリアの大きな傷になるし、JordanとのGOAT比較でも大きなマイナス点だ、とLeBronを糾弾する論調が多いです。
LeBronが何をいま思うかはわからないですが、移籍初年度の今年は優勝を狙うような態勢ではないというのはシーズン前から予想されたことで、一時点でLakersがその予想を超えたこともあって期待は膨らんでしまいましたが、戦前の予想からすれば仕方ないとも言える。
ただ優勝は狙えないにしても11位というような沈み方はちとひどい。もしこっから頑張って8位で滑り込んでも西1位のGolden Stateにボコボコにされての終戦がその先にあるものだとして、それでも戦士として戦い抜くのか、シーズンを放るのか、はイメージ面で相当に違ってきます。来季Kevin Durant、Kyrie Irving、Anthony Davisの少なくとも一人はLakersにヘルプとしてやってくるのでしょうが、強い助っ人がいないとシーズンを放棄してしまうGOATというのがあっても良いのか、というわけですね。
キャリア比較というのは現役、それも能力がピークを過ぎた現役側に不利なものです。はるか昔に引退した側には思い出補正が加わって、悪いところは忘れ去られているからです(JordanだったらWashington時代とか)。Kobe Bryantも現役終盤さんざん言われました。なので今の時点でLeBronが糾弾を受けるのは仕方なく、それはしょうがないのですが、それにしてもシーズンを放棄した印象は確かにちょっとマズいかもというのは私も感じます。
現在NBAで最大のピンチを迎えているのが西でLos Angeles Lakers、東でBoston Celticsです。ピンチの度合いはLakersの方がずっとマズいです。
Celticsの方は昨季Kyrie Irving・Gordon Haywardを欠きながらカンファレンス決勝まで進み、二人が復帰する完全体の今季は東の本命とされたのですがそうはならず。HaywardはともかくKyrieがチームから浮いてしまっており今季後の解体待ったなし。昨季もプレーオフに入って急激に成長した若手中心のCelticsが今季もプレーオフに入ったらギアが上がってまとまるのか。そこへKyrieのプレーオフで飛び出すスーパーゲームがからんで昨季に続いてプレーオフに強いCelticsになるのかどうか。先行きが見えない。
というCelticsの解体危機を孕んだ微妙な時期の今のタイミングで、Celticsが王者Golden State Warriorsに完勝してしまい、改めてCelticsのポテンシャルの高さとここ一番の強さに誰もがうなるということに。でも本当に強いのかそうでもないのか。よくわからない。
Kyrieが嫌われているんだろうなぁというのはKyrieが出場しない試合でCelticsが7連勝中なのを見ても感じられます。「Kyrieなんて要らないんですよAinge GM!」という声が他のメンバーから聞こえてきそう。Celticsは確実にプレーオフには出場しますからまた語るチャンスもあるでしょう。
Lakersの方はそうはいきません。昨夜も敗戦。これでLeBron Jamesがケガから復帰以来3勝9敗。LeBronが復帰して反転攻勢という期待は完全に萎んでます。プレーオフ最後の枠8位まで6.5ゲーム差の11位。あと17試合しかない時点での6.5ゲーム差は相当に苦しいです。
LeBronがZion Williamsonの生試合を観戦に来た頃はまさかプレーオフを逃すことはなかろうと思ってました。LeBronへの信頼感からです。ところが現実は厳しい。Lakersのサポーティングキャストが冴えないのがよくないのか、LeBronがやる気を失っているのか、LeBronの能力自体が低下しているのか。それともこの敗戦続きはHC Luke Waltonの追い落としを狙ってのサボタージュか。全部かもしれません。理由はなんにせよLeBronが以前のようなスーパーマンではなくなったことを印象づけるここのところの戦いぶり。ご本人も「ここからブーストかける」と宣言したのにさらに負け続けているのですから。
タイミングのさびしいことにこんな負け続けの最中にLeBronのキャリア得点がMichael Jordanの記録を抜いたそうです。これでは気分の乗ったコメントも出てきようもない。
ちょうどそのタイミングを狙ってスポーツトークショーなどはLeBronとJordanのキャリア比較論が飛び交ってます。Jordanはシーズン中にこんなふうに諦めたことはないはずだ、LeBronは諦めが早くて試合中もディフェンスに戻らないじゃないか、この負けモードはLeBronのキャリアの大きな傷になるし、JordanとのGOAT比較でも大きなマイナス点だ、とLeBronを糾弾する論調が多いです。
LeBronが何をいま思うかはわからないですが、移籍初年度の今年は優勝を狙うような態勢ではないというのはシーズン前から予想されたことで、一時点でLakersがその予想を超えたこともあって期待は膨らんでしまいましたが、戦前の予想からすれば仕方ないとも言える。
ただ優勝は狙えないにしても11位というような沈み方はちとひどい。もしこっから頑張って8位で滑り込んでも西1位のGolden Stateにボコボコにされての終戦がその先にあるものだとして、それでも戦士として戦い抜くのか、シーズンを放るのか、はイメージ面で相当に違ってきます。来季Kevin Durant、Kyrie Irving、Anthony Davisの少なくとも一人はLakersにヘルプとしてやってくるのでしょうが、強い助っ人がいないとシーズンを放棄してしまうGOATというのがあっても良いのか、というわけですね。
キャリア比較というのは現役、それも能力がピークを過ぎた現役側に不利なものです。はるか昔に引退した側には思い出補正が加わって、悪いところは忘れ去られているからです(JordanだったらWashington時代とか)。Kobe Bryantも現役終盤さんざん言われました。なので今の時点でLeBronが糾弾を受けるのは仕方なく、それはしょうがないのですが、それにしてもシーズンを放棄した印象は確かにちょっとマズいかもというのは私も感じます。
結果として元々いたヤングコアのプレイタイムが減っています。
プレイタイムを与えれば伸びるというわけでもないですし、ベテランと肩を並べる事で得られるものもあるとはいえ、急場しのぎとも言える補強をした上でのこの現状。どうなんでしょうかね。
drbcs
がしました