American Flag Football Leagueの初年度の決勝戦で、アマチュアディビジョンを勝ち上がったFighting Cancerが、NFLの元プロ選手を擁してプロディビジョンを制したGodspeedに完勝してAFFLの初代チャンピオンになっています。これはおもしろかった。意外なほどに。
まず初代王者となったFighting Cancer。チームのメンバーの多くが家族友人を癌でなくしていたのでこういう名前をチーム名としているとのこと。素晴らしいチームワークで元NFLのスーパーアスリートを翻弄して最終スコアは26−6で圧勝。賞金の$1 millionをチームメイト12名で山分け。このチームはAFFLのために結成したチームではない、というところがミソです。AFFLがNFL Networkで放映されることになる以前から、全米各地で小規模なフラッグフットボールの賞金大会があると聞くと、Fighting Cancerは遠方(New Orleansがホームタウン)から乗り込んで賞金稼ぎをしていたというんですね。つまりアマチュアとは言うもののチームとしての年季は入っていたと。
対するプロ側は先日書いた通りMicheal Vickなんかも出場している。この日の決勝に登場したGodspeedのQBはSeneca Wallace。プロではSeattle Seahawksに主に所属しましたが、私個人的にはカレッジ時代に弱かったIowa State所属で、ある年の開幕週に当時絶頂期だった強豪Florida Stateを相手に超絶のハイスコアリングゲームで追い込んだ雨中の大激戦の印象がやたらと強い選手です。他にも元Ravens S James Ihedigboなど元NFL選手で固めたGodspeed。4チームあったプロディビジョンを堂々勝ち抜いたコンディションもよさそうな面々。
この元NFLの猛者を相手にアマチュアのFighting Cancerがトラッシュトークを飛ばしながら完勝する様はなかなかに惚れ惚れするものがありました。プロ側はアスリートとしての才能は疑いもないものの急造チームで、アマチュア側がフラッグフットボールにおいてはプロよりもルールや戦術で馴れている面があったわけですね。Fighting Cancerは馴れで有利なだけでなく、ゴールライン際でもプレーを諦めないなどガッツあふれるプレー。それが次のスナップでのPick 7を呼ぶという劇的場面なんかもあって大変楽しめました。(Pick 6ではないです。AFFLのルールでは50ヤード以上のTDは7点というルールだそうで)。それもそのTDをバク転しながらエンドゾーンへという、NFLでは許されない行為もアリ。楽しいです。
僅か3週間のシーズン。決勝戦の行われたHouston BBVA Compass Stadium(サッカーMLS Houston Dynamoのホーム)に集まった観客は数少なかったですが、このTVでの放送を見たら来季(があるなら)結構入るのかもと思わせるところがあります。アマチュアに敗れたプロ側の来季の奮起も見たいところですし。
まず初代王者となったFighting Cancer。チームのメンバーの多くが家族友人を癌でなくしていたのでこういう名前をチーム名としているとのこと。素晴らしいチームワークで元NFLのスーパーアスリートを翻弄して最終スコアは26−6で圧勝。賞金の$1 millionをチームメイト12名で山分け。このチームはAFFLのために結成したチームではない、というところがミソです。AFFLがNFL Networkで放映されることになる以前から、全米各地で小規模なフラッグフットボールの賞金大会があると聞くと、Fighting Cancerは遠方(New Orleansがホームタウン)から乗り込んで賞金稼ぎをしていたというんですね。つまりアマチュアとは言うもののチームとしての年季は入っていたと。
対するプロ側は先日書いた通りMicheal Vickなんかも出場している。この日の決勝に登場したGodspeedのQBはSeneca Wallace。プロではSeattle Seahawksに主に所属しましたが、私個人的にはカレッジ時代に弱かったIowa State所属で、ある年の開幕週に当時絶頂期だった強豪Florida Stateを相手に超絶のハイスコアリングゲームで追い込んだ雨中の大激戦の印象がやたらと強い選手です。他にも元Ravens S James Ihedigboなど元NFL選手で固めたGodspeed。4チームあったプロディビジョンを堂々勝ち抜いたコンディションもよさそうな面々。
この元NFLの猛者を相手にアマチュアのFighting Cancerがトラッシュトークを飛ばしながら完勝する様はなかなかに惚れ惚れするものがありました。プロ側はアスリートとしての才能は疑いもないものの急造チームで、アマチュア側がフラッグフットボールにおいてはプロよりもルールや戦術で馴れている面があったわけですね。Fighting Cancerは馴れで有利なだけでなく、ゴールライン際でもプレーを諦めないなどガッツあふれるプレー。それが次のスナップでのPick 7を呼ぶという劇的場面なんかもあって大変楽しめました。(Pick 6ではないです。AFFLのルールでは50ヤード以上のTDは7点というルールだそうで)。それもそのTDをバク転しながらエンドゾーンへという、NFLでは許されない行為もアリ。楽しいです。
僅か3週間のシーズン。決勝戦の行われたHouston BBVA Compass Stadium(サッカーMLS Houston Dynamoのホーム)に集まった観客は数少なかったですが、このTVでの放送を見たら来季(があるなら)結構入るのかもと思わせるところがあります。アマチュアに敗れたプロ側の来季の奮起も見たいところですし。
American Flag Football Leagueの公式サイトから決勝のハイライト動画を見ましたが、Flag Footballのルールがいまいちわからない自分でも楽しめました。
楽しめた理由として、ヘルメットを被らず防具付けないので、選手の顔や体つきがわかりやすいため、ビジュアル面でNFLより視聴者にアピールしやすい点があるかなと思いました。この点はNBAがMLBよりも選手の個性をアピールしやすい部分に似ているような(この部分は先日のハーパーのヘルメット無しのホームランダービーを見て強く感じました)。
あとはプレイしていた選手が全員黒人で、全員モバイルQB・WR・DB型体型で動きが速いせいか、プレイにバスケに似たスピード感も感じました。
そういえばAFFL公式サイトでの選手紹介、プロ側の選手紹介は一人一人かなり詳しく書かれているのに、アマチュアのFighting Cancerの方は、高卒、ディビジョン2出身、アリーナ出身等、可哀想なくらい大雑把ですねえ(笑)。出身の学校名やチーム名位書いてあげてもいいのに(笑)。
ハイライト動画見ただけですが、Fighting Cancerの方はアマチュアなのに選手の身体能力の高さ・スピードには驚きました(公式サイトに選手の年齢が書いていないので何歳なのかもわからないですが)。試合に備えてそれなりにトレーニングしてきたんでしょうね。
こういう部分を見ると、アメリカには、高校・大学までアメフト経験があって身体能力が高く、体を持て余している人が溢れているんでしょうかね?
長々と個人的な感想失礼いたしました。