Dwyane WadeがMiami Heatと$20 million一年契約を結びました。やれやれ良かったというところですか。Big 3時代を含め三度のNBA制覇をHeatにもたらしたHeatのチーム史上最大の功労者をねぎらう契約といえましょう。アメリカ人も恩義ってものがわかるのねという感じか。自らの全盛期のFA契約を控え目にしてLeBronをHeatに呼びNBAの一時代を築くことを可能にしたというコート外でも功労者だったWade。現行契約の来季$16 million強でもケガがちとなったWadeには高い、という評価も多かったのにWadeはあえて選手オプションを行使してFAになったところ。7月1日のFA解禁初日から札束が乱れ飛ぶこのオフのFA市場。昨日の段階では私も他の中堅所が高額契約をゲットしまくっているのにWadeが売れ残ったりしたら気の毒だなあ…と心配していたんですが、HeatがFA二日目に$20 millionとオプション行使前から金額アップ提示して残留へ。Big 3時代に犠牲にしたサラリーの回収には及びませんがそれでも現在のWadeの市場価値から考えればHeatはかなりの誠意を見せたと言えるでしょう。これが恩義というものかなと。
まあそれでも一年契約というところが恩義というよりは手切れ金ぽいという感じもしないでもないですが。来オフのLeBron獲り、Kevin Durant獲りなど超大物の移動に備えて来季のキャップに食い込ませるのではなく今季のうちにWadeへの恩義は果たしたということで。
それにしても来季のサラリーキャップの上限の爆上げを見込んで一年前倒しで各チームが札束攻勢で昨年以前なら絶対にあり得ないような金額で中堅所を囲い込んでいます。金額は大変な勢いで上がっているけれど目立った移籍はまだないというのが現時点での今オフFA市場の特徴です。一例としてHeatだと意外にもGoran Dragićを5年$90 million契約でつなぎ止めてますよね。悪い選手ではないけれど、外国人でコート外の魅力とか個人セールスが出せるタイプでもないので、そんなに出すのか、そんなに出していいのかという気もしましたが、もう相場が変わっているのでこれが新相場では正しいと認識を改めるべきなのでしょう。Dragić程度に$90Mもコミットするなら、功労者のWadeに単年$20MぐらいならOKと考えられるのか。