長い長いNBAの一回戦がやっと終わり。一応予想は当たっていたようで西第7シードLos Angeles Lakers x 西第2シードPhoenix SunsだけはアップセットでLakersが勝ち進み...というコラムを準備してるのにまたもLakersが決められず最終第7戦へ。試合内容は下記。
7位が2位を破って勝ち進むのは現在の16チームによるプレーオフシステムになって以来(=1984年以来)僅か五例目。こういう予想が当たるのは気分のよいものなので待ち構えてるんですが。
このカード以外だとシード上位が負けたのは西3のDenverが西6のLos Angeles Clippersに負けただけ。7カード中6カードがシード通り。
バスケはレギュラーシーズンの結果が相当に実力をそのままあらわしているというかアップセットが起こりにくい。プラスチーム同士の相性・マッチアップがたいへん重要でレギュラーシーズンの直接対戦内容がそのまま再現しやすい。そういう意味でレギュラーシーズンの試合を見ておく意味があるんですよね。優勝チームはプレーオフだけで決まるものの。
これが同時に進行しているNHLプレーオフ(NBAと同じフォーマット)だと西カンファレンスでは1位~4位までが全部一回戦敗退。全部かよ。
これが困るんですよね。レギュラーシーズンを全否定しちゃうようなプレーオフの結果。たまに起こるならそれもエキサイティングでいいんだろうけど上位シードの敗退がNHLでは頻繁に起こるから。NBAでは下記のような特殊事例以外はトップチームとリーグ中位のチームでははっきりした優劣があるってことがレギュラーシーズンの権威を保っていると思う訳です。
NBAだと8位が1位に勝ったことは18年間で2度だけ。どちらも印象深いシリーズでした。
当時常敗からやっとプレーオフに這い上がったDenver Nuggetsが当時ピークでNBA制覇を狙おうかという勢いのSeattle Supersonicsを史上初のアップセットで勝ち抜いたシリーズ。特にあのときはSonicsが二連勝したあとの三連勝。今から考えてもNuggetsはMutombo以外は無名選手ばかり。最終戦はSonicsも必死の激戦で延長戦にもつれ込んだけどそれを制して感動的な逆転シリーズ勝利。史上唯一のリアルアップセット。
もう一度はMiami Heatの絶頂期に二年連続一回戦で当時NBAの最大のライバル関係だったNew York Knicksと激突しての大熱戦連発のシリーズ。2勝2敗で迎えた最終戦、最後の最後1秒以下残りでAllan Houstonのショットが決まって逆転、Knicks 3-2で制したシリーズ。
その前年もHeatは2位でプレーオフに進出したものの7位のKnicksに一回戦で2-3で破れていて、この翌年も二回戦でKnicksに3-4で破れた当時のNBAの最大の因縁看板カード。
とまあアップセットで勝つにしても紙一重なんですよね。
さてSuns@Lakers第6戦ですが、序盤から猛烈な点の取り合い。ハイスコアリングゲームはPhoenixペースであるもののLakersもLuke Waltonなど脇役が踏ん張ってLakersも離されません。第1Qの終盤にLakersが一気に畳み掛けて逆転、それをSunsも押し返してなどなど流れが目まぐるしく変わる好ゲーム。
結果的に言うとLakersはメンバーが足りていない感じ。PG(というかSteve Nashディフェンス担当)に入れている二年目ドラフト外入団Smush Parkerの細かい判断ミスとか最後の煮詰まった局面で目立った。さんざ時間を使ってからNashに、NBAベストのFTシューターのNashにファールするとか、この大事な局面でこういう心もとない選手を起用せざるを得ないチームということなんですね。
Kobeのワンマンチームからは脱したものの上位を狙うにはまだまだメンバー不足という感強し。
Sunsの勝因はファールトラブルになりそう、なっちゃった主力選手たちがスマートにうまく立ち回ってメンバー落ちにならなかったこと。ファールを抱えつつリバウンドでも健闘。この辺がベテランだなと。Barbosa, Tim Thomas, Shawn Marisonと5ファールでOTを迎えたのが見事に勝ちを引き寄せました。
Lakersの方が前半当たっていたWaltonをファールトラブルでほとんど使えないままになってしまったのと好対照。(Kwame Brownも後半の早い段階で4つめのファールを喰ったものの選手層の薄いLakers、Phil JacksonコーチはBrownをそのまま使用。これは当たったけど。)
逆にKobeが得点はかさねたけど十分にファールを取れなかった。Sunsは実質6人で回しているチームなのでひとりでもファールアウトで欠けさせられれば一気に様相が変わるところだったのに。これはKobeだけじゃなくてOdomやParkerなどの選手の切り込み不足が遠因。Phil Jacksonは知将だから間違いなくそれは指示しているはずなのだが。
データとしてはPhoenix Sunsは接戦に激弱のチームなのですが、最後は大差をつけての逃げ切り。1勝3敗から2つ返して最終戦まで来ました。最終戦は土曜日。
7位が2位を破って勝ち進むのは現在の16チームによるプレーオフシステムになって以来(=1984年以来)僅か五例目。こういう予想が当たるのは気分のよいものなので待ち構えてるんですが。
このカード以外だとシード上位が負けたのは西3のDenverが西6のLos Angeles Clippersに負けただけ。7カード中6カードがシード通り。
バスケはレギュラーシーズンの結果が相当に実力をそのままあらわしているというかアップセットが起こりにくい。プラスチーム同士の相性・マッチアップがたいへん重要でレギュラーシーズンの直接対戦内容がそのまま再現しやすい。そういう意味でレギュラーシーズンの試合を見ておく意味があるんですよね。優勝チームはプレーオフだけで決まるものの。
これが同時に進行しているNHLプレーオフ(NBAと同じフォーマット)だと西カンファレンスでは1位~4位までが全部一回戦敗退。全部かよ。
これが困るんですよね。レギュラーシーズンを全否定しちゃうようなプレーオフの結果。たまに起こるならそれもエキサイティングでいいんだろうけど上位シードの敗退がNHLでは頻繁に起こるから。NBAでは下記のような特殊事例以外はトップチームとリーグ中位のチームでははっきりした優劣があるってことがレギュラーシーズンの権威を保っていると思う訳です。
NBAだと8位が1位に勝ったことは18年間で2度だけ。どちらも印象深いシリーズでした。
当時常敗からやっとプレーオフに這い上がったDenver Nuggetsが当時ピークでNBA制覇を狙おうかという勢いのSeattle Supersonicsを史上初のアップセットで勝ち抜いたシリーズ。特にあのときはSonicsが二連勝したあとの三連勝。今から考えてもNuggetsはMutombo以外は無名選手ばかり。最終戦はSonicsも必死の激戦で延長戦にもつれ込んだけどそれを制して感動的な逆転シリーズ勝利。史上唯一のリアルアップセット。
もう一度はMiami Heatの絶頂期に二年連続一回戦で当時NBAの最大のライバル関係だったNew York Knicksと激突しての大熱戦連発のシリーズ。2勝2敗で迎えた最終戦、最後の最後1秒以下残りでAllan Houstonのショットが決まって逆転、Knicks 3-2で制したシリーズ。
その前年もHeatは2位でプレーオフに進出したものの7位のKnicksに一回戦で2-3で破れていて、この翌年も二回戦でKnicksに3-4で破れた当時のNBAの最大の因縁看板カード。
とまあアップセットで勝つにしても紙一重なんですよね。
さてSuns@Lakers第6戦ですが、序盤から猛烈な点の取り合い。ハイスコアリングゲームはPhoenixペースであるもののLakersもLuke Waltonなど脇役が踏ん張ってLakersも離されません。第1Qの終盤にLakersが一気に畳み掛けて逆転、それをSunsも押し返してなどなど流れが目まぐるしく変わる好ゲーム。
結果的に言うとLakersはメンバーが足りていない感じ。PG(というかSteve Nashディフェンス担当)に入れている二年目ドラフト外入団Smush Parkerの細かい判断ミスとか最後の煮詰まった局面で目立った。さんざ時間を使ってからNashに、NBAベストのFTシューターのNashにファールするとか、この大事な局面でこういう心もとない選手を起用せざるを得ないチームということなんですね。
Kobeのワンマンチームからは脱したものの上位を狙うにはまだまだメンバー不足という感強し。
Sunsの勝因はファールトラブルになりそう、なっちゃった主力選手たちがスマートにうまく立ち回ってメンバー落ちにならなかったこと。ファールを抱えつつリバウンドでも健闘。この辺がベテランだなと。Barbosa, Tim Thomas, Shawn Marisonと5ファールでOTを迎えたのが見事に勝ちを引き寄せました。
Lakersの方が前半当たっていたWaltonをファールトラブルでほとんど使えないままになってしまったのと好対照。(Kwame Brownも後半の早い段階で4つめのファールを喰ったものの選手層の薄いLakers、Phil JacksonコーチはBrownをそのまま使用。これは当たったけど。)
逆にKobeが得点はかさねたけど十分にファールを取れなかった。Sunsは実質6人で回しているチームなのでひとりでもファールアウトで欠けさせられれば一気に様相が変わるところだったのに。これはKobeだけじゃなくてOdomやParkerなどの選手の切り込み不足が遠因。Phil Jacksonは知将だから間違いなくそれは指示しているはずなのだが。
データとしてはPhoenix Sunsは接戦に激弱のチームなのですが、最後は大差をつけての逃げ切り。1勝3敗から2つ返して最終戦まで来ました。最終戦は土曜日。