ところで2006年からの4+1の新しいBCSに私はかなり期待しています。
というのもこの新しい方式が「ファジーなプレーオフ」として機能する可能性があるからです。
まだ運営の詳細は発表されていませんが骨格は4大ボウルを行った一週間後にボウルゲームの結果もふまえて優勝戦を別途行うというものです。
例えば今年のケースだとこういうことが可能です。
Orange: Pitts x VT, Sugar: Auburn x Oklahoma, Fiesta: Texas x Utah, Rose: USC x Michigan, 優勝戦: USC x Auburn/Oklahomaの勝者
もちろんUSCが負ければ話は変わります。Sugarの勝者と(FiestaでUtahが勝っていれば)Utahという仰天の優勝戦もあり得るわけです。つまり一本道ではない複合的な準決勝になるわけです。もちろん理想であって当該ボウルの利害関係がこの組み合わせを許すかどうかはわかりませんが。
例えば2002年の例なら、MiamiとOhio Stateの二校だけがメジャー校で全勝でした。この場合はプレーオフが必要のない状況、この二校に尽きるのでボウルのTie-in通りそれぞれのボウルを行って勝ち進めばよしというところでしょう。
2001年の例ならMiamiが全勝、Nebraska(BCS二位)とOregonが一敗、Coloradoが二敗ながらNebraskaに勝ってBCSランキングでOregonを上回り三位になりました。この場合、Colorado x Miami, Oregon x Nebraskaを4大ボウルのどこかに組み込めばほぼ4チームでのプレーオフ準決勝として機能しました。
2000年ならば全勝OklahomaはFiestaでat-large校と対戦、因縁の1敗同士のMiamiとFlorida StateがOrangeで再戦することでプレーオフというよりも挑戦者決定戦ができます。これなら出場権を盗まれただのという問題は消滅しますね。
1998年はTennesseeだけがメジャーで全勝。相手はFSUが選ばれましたがこれも4+1ならFSUとOhio Stateの挑戦者決定戦を行うことが出来ます。また同時にこの年はConference USAのTulaneが全勝でした。ここをTennesseeとボウルでぶつければミッドメジャー校にフィード上の公平な機会も与えられますし、Tennesseeの側から見れば唯一全勝した特典としてボウルで強豪校との対戦をしないでいいわけですね。
つまりある年にはプレーオフとして機能し、準決勝の必要のない年にはなく、ときには挑戦者決定戦ということが「可能」に見えるからです。本当にそんなうまくいくのかどうかは定かではないですが、期待はしていますという話 続きを読む
というのもこの新しい方式が「ファジーなプレーオフ」として機能する可能性があるからです。
まだ運営の詳細は発表されていませんが骨格は4大ボウルを行った一週間後にボウルゲームの結果もふまえて優勝戦を別途行うというものです。
例えば今年のケースだとこういうことが可能です。
Orange: Pitts x VT, Sugar: Auburn x Oklahoma, Fiesta: Texas x Utah, Rose: USC x Michigan, 優勝戦: USC x Auburn/Oklahomaの勝者
もちろんUSCが負ければ話は変わります。Sugarの勝者と(FiestaでUtahが勝っていれば)Utahという仰天の優勝戦もあり得るわけです。つまり一本道ではない複合的な準決勝になるわけです。もちろん理想であって当該ボウルの利害関係がこの組み合わせを許すかどうかはわかりませんが。
例えば2002年の例なら、MiamiとOhio Stateの二校だけがメジャー校で全勝でした。この場合はプレーオフが必要のない状況、この二校に尽きるのでボウルのTie-in通りそれぞれのボウルを行って勝ち進めばよしというところでしょう。
2001年の例ならMiamiが全勝、Nebraska(BCS二位)とOregonが一敗、Coloradoが二敗ながらNebraskaに勝ってBCSランキングでOregonを上回り三位になりました。この場合、Colorado x Miami, Oregon x Nebraskaを4大ボウルのどこかに組み込めばほぼ4チームでのプレーオフ準決勝として機能しました。
2000年ならば全勝OklahomaはFiestaでat-large校と対戦、因縁の1敗同士のMiamiとFlorida StateがOrangeで再戦することでプレーオフというよりも挑戦者決定戦ができます。これなら出場権を盗まれただのという問題は消滅しますね。
1998年はTennesseeだけがメジャーで全勝。相手はFSUが選ばれましたがこれも4+1ならFSUとOhio Stateの挑戦者決定戦を行うことが出来ます。また同時にこの年はConference USAのTulaneが全勝でした。ここをTennesseeとボウルでぶつければミッドメジャー校にフィード上の公平な機会も与えられますし、Tennesseeの側から見れば唯一全勝した特典としてボウルで強豪校との対戦をしないでいいわけですね。
つまりある年にはプレーオフとして機能し、準決勝の必要のない年にはなく、ときには挑戦者決定戦ということが「可能」に見えるからです。本当にそんなうまくいくのかどうかは定かではないですが、期待はしていますという話 続きを読む